大学院 教員紹介2015

九州ルーテル学院大学 大学院 人文学研究科 障害心理学専攻( 修士課程)
2015年度 担当教員一覧
一門 惠子 (いちかど けいこ)教授
●専門分野/障害心理学、特別支援教育学
●研究分野を表すキーワード/発達障害、自閉症スペクトラム障害、障がい児の保護者の心理
●現在の研究テーマ/特別支援学校教員等のバーンアウト
●主な研究業績/
学術論文 「自閉性障害児を複数もつ母親の心理変容過程(応用障害心理学研究10号)」
「特別支援学校教員のバーンアウトへの関与要因についての探索的研究(特殊教育学研究51巻3号)」
有村 達之 (ありむら たつゆき)教授
●専門分野/臨床心理学
●研究分野を表すキーワード/心身医学、失感情症、失体感症、慢性痛、認知行動療法、マインドフルネス
●現在の研究テーマ/失体感症尺度の開発、失体感症と心身の不調との関連性の調査、慢性痛と失感情症、疼痛対処との関連性の調査、
慢性痛に対する認知行動療法の効果研究
●主な研究業績/共著「神経障害性疼痛(克誠堂出版、2011)」、「認知行動療法を学ぶ(金剛出版、2011)」、「心身医学標準テキスト(医学書院、2011)」ほか多数、
学術論文「Pain questionnaire development focusing on cross-cultural equivalence to the original questionnaire: the Japanese version of the short-form McGill Pain Questionnaire
(Pain Medicine 13巻)」、「失体感症尺度(体感への気づきチェックリスト)の開発—大学生を対象にした基礎研究—(心身医学、52巻)」、
「認知読書療法の試み−気分変調症を合併した片頭痛の1症例−(行動療法研究 28巻)」
三城 大介 (みしろ だいすけ)教授
●専門分野/精神保健福祉論
●研究分野を表すキーワード/IPS、ACT、てんかん、就労支援
●現在の研究テーマ/てんかんの包括的分類Ⅲ群の方の地域生活支援
●主な研究業績/共著「てんかんとともに働き暮らすために てんかんのある人の生活支援マニュアル(社団法人日本てんかん協会、2008)」
学術論文「てんかんを持つ人のQOL(Epilepsy Vol.3 No.2)」「てんかんのある人への地域サービスの連携に関する考察(別府大学紀要)」
和田 由美子 (わだ ゆみこ)教授
●専門分野/実験心理学、生理心理学
●研究分野を表すキーワード/加齢,情動,個人差
●現在の研究テーマ/加齢に伴う感覚・感情・認知の変化、嫌悪的な刺激に対する反応性の個人差
●主な研究業績/共著「教育心理学をきわめる10のチカラ(福村出版、2010)」「遺伝子と行動(ナカニシヤ出版、2003)」
学術論文「認知症高齢者における人物の見当識障害―高齢者施設職員への調査から(応用障害心理学研究10号)」
「心理尺度と唾液中クロモグラニンAによる入浴効果の測定:若年者と高齢者の比較.(健康科学大学紀要7号)」
糟谷 知香江 (かすや ちかえ)准教授
●専門分野/社会心理学
●研究分野を表すキーワード/ナラティブ、偏見の低減
●現在の研究テーマ/「語り」による危機と傷みの捉え直し、「語り」を通じたマイノリティの社会的受容促進、移民の異文化適応
●主な研究業績/共著 「心の科学:基礎から学ぶ心理学(明星大学出版, 2011)」
学術論文 「日系移住地の小中学校におけるエスニック集団関係 (社会心理学研究, 23(1)」
「Un enfoque narrativo sobre las personas inmigrantes en Costa Rica: utilizaci ón de una técnica cualitativa de origen japonés. (Actualidades en Psicología, 26) 」
河田 将一 (かわた しょういち)准教授
●専門分野/特別支援教育学、臨床発達心理学
●研究分野を表すキーワード/特別支援教育、療育、発達障害、ダウン症、知的障害、発達支援
●現在の研究テーマ/通常学校及び幼稚園・保育所における特別支援教育の支援体制整備、地域発達支援ネットワークの構築(CBR体制の構築)
●主な研究業績/共著「発達障害のある学生支援ケースブック(ジアース教育新社、2007)」、「特別支援教育100問100答―現場からの疑問に答える
(教育開発研究所、2007)」、「思春期から自立期の特別支援教育―人間理解のためのヒント集(明治図書、2010)」 ほか多数
学術論文「通常学級における学生ボランティアによる反抗挑戦性障害を伴ったAD/HD児への支援(LD研究、第14巻2号)」、
「小規模私立大学における発達障害学生への支援の現状と課題(精神療法、第37巻第2号)」
「熊本県A地区での特別支援教育における中高連携の定着に向けた試み-初期段階の連携の在り方について(応用障害心理学研究第10号)」
佐々木 順二 (ささき じゅんじ)准教授
●専門分野/聴覚言語障害教育学、障害原理論
●研究分野を表すキーワード/聴覚障害、聞こえ、コミュニケーションと言語、インクルーシブ教育、教育の目的論、歴史研究
●現在の研究テーマ/聴覚障害教育の理念、方法と卒業生の生活像の歴史、インクルーシブ教育の目的論と社会・文化、聞こえとことばの障害とその支援
●主な研究業績/共著「特別支援教育を創造するための教育学(明石書店、2009)」、「一人ひとりのニーズに応える保育と教育―みんなで進める特別支援―(聖徳大学出版会、2011)」
学術論文「大正12年盲学校及聾唖学校令の教育の質の改善に対する効果:交付前・後の実態比較に関する研究構想(共著、障害科学研究、37巻)」
「私立熊本盲唖技芸学校の県立移管における事業の性格について:大正期熊本県会の審議より(単著、Visto、42号)」
「明治末期から昭和戦前期の耳鼻咽頭科医師による聾唖教育への関与:九州帝国大学医学部耳鼻咽頭科学教室を中心(単著、障害科学研究、34巻)」
「和歌山県立盲唖学校の創設期(大正4~11年)の教育的課題と和歌山聾唖興業会設立の経緯(心身障害学研究、29巻)」
高野 美雪 (たかの みゆき)准教授
●専門分野/予防医学、学校教育臨床学
●研究分野を表すキーワード/予防、ヘルスプロモーション、QOL、不登校、発達評価、脳機能
●現在の研究テーマ/認知発達、環境、QOLに関する予防医学的な調査研究、不登校児支援、発達障害児に対する発達評価及び臨床的解釈
●主な研究業績/共著「学校メンタルヘルス実践事典(日本図書センタ-、1996)」、「不登校外来(診断と治療社、2009)」
学術論文「A Behavior and lifestyle factors related to quality of life in junior high school students (Environmental Health and Preventive Medicine、29号10巻)」、
学校における二次障がいを予防するための試み-中学校通常学級での特別支援教育の観点からの支援実践-、応用障害心理学研究12号 43-51
久﨑 孝浩 (ひさざき たかひろ)准教授
●専門分野/発達行動学、感情科学
●研究分野を表すキーワード/感情発達、自己意識、社会化、養育者との関係性
●現在の研究テーマ/感情のメカニズムや感情・関係性の発達。そこで得た知見を日常生活や臨床現場に生かしたい。
●主な研究業績/共著「よくわかる情動発達(ミネルヴァ書房、2014)」「社会化の心理学ハンドブック(川島書店、2010)
学術論文「恥の個人差の発達的要因を探る(心理学評論53巻)」、「幼児の恥と罪悪感に関連する行動に及ぼす発達的要因の検討(心理学研究76巻)」、 「生後2、3年目の子どもの情動や行動に対する子ども自身や母親による制御の効果(九州ルーテル学院大学発達心理臨床センター紀要第7号)」
石坂 昌子 (いしざか まさこ)講師
●専門分野/臨床心理学
●研究分野を表すキーワード/死の意味づけ、ターミナルケア、精神分析、心理査定法、難病、QOL、家族支援
●現在の研究テーマ/死の意味づけに関する臨床心理学的理解と援助、精神分析的心理療法、難病患者・家族のQOLに関するフィードバック面接
●主な研究業績/共著「日常臨床語辞典(誠信書房、2006)」、「難病医療専門員による難病患者のための難病相談ガイドブック改定2版(九州大学出版会、2011)」
学術論文「青年期における死生観と人生観の関連(臨床死生学第11巻第1号)」、「死の意味づけ尺度作成の試み(心理臨床学研究第26巻第6号)」、
「神経難病看護における死の意味づけとバーンアウトの関連(九州大学心理学研究第10巻)」、「死の意味づけと自我同一性の関連(健康支援第11巻第2号)」