現在の研究テーマ 1 現在の研究テーマ 2

所 属
(ふりがな)
しいば ひろゆき・ほんだ さとる
工学部・建築学科
椎葉 大和・本田 悟
氏 名
(学部・学科)
研究分野
建築構造用コンクリートの性能の向上及び各種廃棄物を用いた骨材の製造・開発とコンク
リートへの利用拡大
研究概要
1 高強度・高流動コンクリートの開発 2 高強度軽量コンクリート及び軽量コンクリート製二次製品の開発 3 廃棄物としてのガラス発泡製骨材及び完全リサイクル型再生骨材の開発 4 コンクリート構造物の品質試験・診断
キーワード
高強度・高流動コンクリート、高強度軽量コンクリート、植栽コンクリート、コンクリート
二次製品ガラス発泡製軽量骨材、完全リサイクル型再生骨材、コンクリートの性能試験・診断
現在の研究テーマ 1 廃ガラスを用いた発泡性軽量骨材のコンクリートへの開発研究
【研究内容】
元の製品に戻すことが困難な着色ガラスびんの余剰の増大が深刻となっている。そこで、こ
の廃ガラスを焼成して発泡させた軽量骨材の製造とコンクリート用軽量骨材としての性能評
価、さらに、その応用としてのコンクリート二次製品への用途及び製品化への検討を行ってい
る。(福岡県リサイクル総合研究センターの仲介の基で、民間各社との共同研究)
【応用分野】
廃ガラス製軽量コンクリートによる植栽ブロックや雨水浸透枡等の二次製品の開発を行っ
ている。(特許出願中)
現在の研究テーマ 2 高品質の再生骨材の製造・開発及びコンクリート構造物への再生骨材の応用
【研究内容】
環境問題も含め天然骨材の枯渇問題と相まって、コンクリート構造物の解体・改築で生じ
るコンクリート塊の処理が課題となっており、現在、JIS 化が検討されている。そこで、コンク
リート破砕時に大量に発生する微粉も取り込むと同時に、粒形を改善した完全リサイクル型
の高品質再生骨材の製造・開発及びコンクリート用骨材としての性能評価を行う。(福岡県
産炭地域振興センターの基で、福岡県及び民間各社との共同研究)
【応用分野】
破砕コンクリート塊のコンクリート構造用再生骨材としての利用並びに JIS 化対応骨材と
しての開発を検討している。
技術相談・コンサルティングに応じられる分野
全般的なコンクリートの製造関連及びコンクリート硬化後の性能試験・診断等の分野
共同研究可能なテーマ
主にコンクリートの性能向上並びに廃棄物のコンクリートへの有効利用等に関する分野
利用可能な研究装置・資料等
コンクリート試験に関連する主要装置:強制ミキサ(2台)、速度可変型可傾式ミキサ、養
生槽(4台)、荷重載荷装置(4台)、ポロシメーター(細孔分布測定装置)等
地域における社会活動
現在、主に福岡県内の自治体、設計事務所、建設会社、コンサルタント、生コン会社等の要請
に基づくコンクリート全般に対するアドバイス及びコンクリート構造物の性能試験・診断等