Jun 2015 老いても足で歩くまち老いても口から食べるまち西東京田無病院 Vol.10 武蔵境の駅前にあるスイングホールにて、4 月 14 日多摩 NST 研究会が開かれた。昨年の研究会では栄養科の工藤正美さんが「ホームメイド ORS」に関して発表したが、今回は中 3 病棟の看護師、阿部香子さんが発表を行った。昨年、中３病棟で行われた半固形栄養剤ハイネイーゲルを使用した臨床研究の成果を「半固形化栄養剤による療養病床患者の便通の変化」として口演を行った。ペクチンなど食物繊維が豊富に含まれる栄養剤を中３病棟の患者に投与することで、便秘が改善し、下剤の使用量も減った。療養病床での排便コントロールに一石を投じた素晴らしい成果である。院長、看護部長などが見守る中、阿部香子さんは田無病院を代表し、堂々とした発表であった。研究会のあとは、近くの居酒屋で打ち上げをおこなった。好評だった発表を振り返り、ついついお酒が過ぎてしまった。楽しかったです。次回の秋の研究会には、みんな参加してみませんか。田無病院院長丸山道生新人紹介初めまして。 4 月より検査科に入職しました秋山豊子です。「新人」と呼ばれたのも、かれこれ 20 数年前のことですが・・・気持ちはピカピカの新人です！皆さんに色々と教えて頂きながら、少しでも早く田無病院のスタッフの一員としてお役に立てるよう頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。 5 月 16 日（土）15 時より田無病院外来棟 1 階にて第 1 回みんなに役立つ田無病院市民講座を開催しました！記念すべき第 1 回目のテーマは、「使ってみよう介護保険」ということで、医療福祉連携部高岡部長に講演して頂きました。当日は、職員も含めて約 20 名近くの参加となり、若干空席も見られましたが、初回としては上々だったと思います。丸山院長先生の田無病院紹介では、中島航空金属会社付属病院だった頃の紹介があり、ご高齢者の方々にとっては懐かしい思いを感じられたようです。高岡部長による講演は、介護保険についての基本を市民にも分かりやすいよう説明されており、クイズ形式にすることで、市民の声を聴くこともできて大変盛り上がりました。1 時間でしたが、とても内容のつまった市民講座になったのではないでしょうか。今回、天気の悪い中お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。次回は 7 月 11 日（土）15 時より、「知って得する地域包括支援センター」というテーマで、緑町地域包括支援センターの石井センター長に講演してもらう予定です。地域包括支援センターは、国が推進する地域包括ケアシステムの中核的な役割を求められており、介護保険業務以外にも様々な事業を行っています。とても興味深い講演になると思いますので、是非ご参加いただければと思います。西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」を知っていますか？田無病院のすぐ隣にある、いこいの森公園の妖精がモチーフだとか。その「いこいーな」をデザインしたラッピング列車が、5 月 17 日より西武線内で運行を開始したようです。中吊り広告には、「みのがしてたね、西東京市」と見出しがあり、西東京市の魅力を伝えるものになっているとのこと。私自身、自治体が鉄道会社と協力してラッピング列車を運行したということを聞いたことがなく、その効果はいかがなものかなと思いつつ、西東京市の新たな取り組みに今後への期待を感じました。来年 3 月までの期間限定運行のようなので、この電車に乗るようなことがあったら、今一度西東京市の魅力を確認してみてはいかがですか？広報紙「グリーンレター」編集長エバグリーン田無相談員榎本淳