九 州支 部とお 勧め 観光 地紹 介 九州支部一同 校友会九州支部は今年で24年目を迎えようとしています。当初は佐藤先生のおはからい で九州支部の総会では歴代の学長先生がご参加下さっていました。お迎えする校友のメンバ ーは大阪出身の方がほとんどで、九州出身の校友が少ない状況でのスタートだったことを思 い出しています。 しかも、九州支部の範囲は北緯34度の関門海峡を最北とし、南は北緯24度の南西諸島 の波照間島までが含まれるうえ、8県を有しています。エリア的には山口県下関市から北海 道に至るまでに相当します。このような広域な九州支部で活動するには、各県の有志の方の お力をお借りすることが支部拡大策としてもベターと考え、地域ごとに総会・懇親会を開催 して多くの皆さんに参加をお願いすることにしました。皆様方の協力のお陰で過去北九州地 区、大分地区、熊本地区、鹿児島地区で開催することができました。今後はさらに九州支部 校友の皆さんの身近な地域での地域支部活動を推進したく企画しています。今回は九州地区 の出身の皆さんを始め、転勤等で当地区へ移動なさった方々や全国の他の支部の校友の皆さ んに九州支部とお勧めの場所をPRをさせていただきます。今回紹介しますのは、各地域で ご支援下さっている皆さんからの情報を基に作成しています。 (画像については各支部の皆さんから提供されたものやすでに公表されているデータからの ものも含まれてます。) まずは、2016年度の大学創立50周年記念事業に併せて実施します九州支部鹿児島地 域支部から紹介いたします。 -1- 【鹿児島編】 ① 鹿児島といえば桜島です。前回も空高く噴煙 に驚きました。 ② 甲突河畔の桜並木です。近くに高島先生の碑 があります。 ③ 皆様よくご存じの高島先生ご誕生の地です。 碑文には追手門学院の文字が際だっています。熊本の紹介でも高島先生の御名が登場しま す。 ( こ の 地 や 記 念 碑 の 近辺 の 清 掃 を 副 支 部 長 の大 平 氏 が 続 け て 下 さ って い る こ と も 紹 介 い た し ます。) 2016年の九州支部の総会は、校友会本部の皆さんご支援を受けて6月11日の午後鹿 児島市内で実施予定です。九州エリアはもちろん、各支部の皆さんのご参加をお待ちしてい ます。詳細は決定次第本誌や校友会ホームページにてご案内致します。 -2- 【熊本編】 熊本は、写真のように阿蘇から天草までかなり広範な地域です。ここでは、2016 年の大学 50周年に併せ、高島鞆之助先生が活躍された西南戦争の遺跡を中心に紹介いたします。 ① 熊本からは、世界のカルデラ火山中岳の火口を最初に紹 介します。 ② 天草市のキリシタン館の天草四郎像です。 熊本地域に属しますが、熊本市内まで約90分です。福 岡までは参加不可です。 ③ これは、現熊本市植木町にあります西南戦争の激戦地「田原坂」の資料館です。ここの 歴史には薩摩軍との情報戦・頭脳戦で政府軍を勝利に導かれた高島鞆之助の活躍に関す る資料を観ることができます。 -3- ④ 崇烈碑 西南戦争終結後に政府軍によって設置された戦没兵を讃 える碑です。この碑文は有栖川宮熾仁親王書とのこと。 そして高島鞆之助別道第一旅団司令長官の戦法も記され ています。 ご覧なりたい方はぜひ熊本まで。 ⑤ 資料館におかれている政府軍の装備と兵の様子です。 観光誌では、碑文の一部には、人最勇而西郷隆盛名望蓋世至海内人士 ・・・悉精鋭築堅 塁咆哮出没有如虎狼の文字。口語訳では(鹿児島県)人は国内でも最も勇気の有る人々で、 中でも西郷隆盛はその名望が世を蓋うような人士、賊(薩軍)はことごとく精鋭で、堅塁を 築いては咆哮して出没、虎狼の如くであった。との事。 これらの事と、本学院出版の「追手門の歩み」-世紀をこえて-の西南戦争での勝利と大 きすぎた代償(P117)『高島はこの戦争で別道第一旅団の司令長官に任命された。西郷軍の率 いる軍隊は熊本へと向かっている。戊辰戦争のとき、官軍のリーダーだった西郷や薩摩軍を 中心とした軍隊だから、規模は小さいながらも政府軍と互角、いや、それ以上の強さを誇る。 一気に熊本城まで攻め入り、政府軍を籠城させてしまったのであった。 まともに、ぶつかっては、勝ち目はない。 そこで、高島は、西郷軍の後ろに回って攻撃をしかける作戦 を立てた。 西郷とともに反乱を起こした者の多くは、高島の幼なじみで ある。戦場となった土地の事情もよく知っているし西郷軍の作 戦もまた手に取るようにわかっていた。だから、後ろから回る 作戦を思いついたのである。こうしなければ、反乱軍を抑える ことはできない。高島にとってはつらい戦いだった。 そして、高島の立てた作戦通りに、西郷軍の背後からの攻撃 が効果をみせて、西南戦争は鎮圧された。』の文を読むと高島先生の巧作戦を両面から感じ 取れます。(政府軍の実際の作戦は八代から上陸し熊本へ進軍しています) 高島先生は後、政府軍谷千城が西南戦争時に籠城を余儀なくされた熊本城にある熊本鎮台 司令官として赴任されました。先生はこの地においても手腕を発揮されたようです。 熊本と 追手門学院は少なからぬ縁があったようですね。 次回の熊本での支部総会・懇親会もお願いいたします。 -4- 【大分編】 前年度に支部総会・懇親会開催しました大分を紹介いたします。ここでは当大分地域支部 がお勧めする自然と舌鼓の基を紹介します。 湯布院の象徴である由布岳です。 四 季 折々の姿を楽しむことができます。 総会は6月ですので鮮やかな緑の山を望めます。 滝廉太郎の荒城の月のモデルとして伝わっている竹田 城趾です。各地からの観光客で賑っています。 大分の校友会員で探訪を企画したく思っています。 大分が誇る関アジ、関サバが釣れる貴重な海です。大分 での懇親会では毎回提供するようにしています。 九州地区の皆さんのご参加をお待ちしています。 そして、提供された料理の一部がこのようなものです。 宮崎・熊本の皆様隣県ですので是非お立ち寄り下さい。 また九州支部以外の会員の皆様も連絡頂ければ観光のお手伝いを喜んでお引き受けいたしま す。 -5- 【福岡編】 福岡は、隔年で総会・懇親会を実施しています。その折りに参加される皆さんが訪問され る際とりまとめて行ける場所を紹介します。 ① 全 国 の 皆様 、 特に 受 験を 控 え た学 生 達の 神 頼み の 場 と な って い る太 宰 府天 満 宮 です 。 この 写 真で は 飛び梅を観ることができます。 ② こ こ は 宇美 八 幡宮 で す。 太 宰 府天 満 宮か ら の北 へ 約 5 キ ロの 地 にあ り ます 。 こ こは 神 功皇 后 様、 玉 依 姫 等 がま つ られ 、 とく に 「 安産 育 児」 の 神様 と して篤く信仰されているお宮です。 妊婦は安産を祈願し、写真後方の石を預かって持 ち 帰 り ます 。 出産 の 折り に は 別の 新 しい 石 に、 生 ま れ た 子供 の 成長 を 願っ て そ の子 の 「性 別 」「 名 前 」 等 を書 い て、 先 に預 か っ た石 と 共に お 返し し て子供の成長を祈る習慣です。 ③ す で に 当広 報 誌に も 掲載 さ れ てい ま した が 、太 宰 府 天 満 宮か ら 約1 5 キロ 北 東 部に 地 にあ る 高野 山 別 格 本 山南 蔵 院に ま つら れ て いま す 世界 一 のブ ロ ン ズ 製 の涅 槃 像で す 。一 昨 年 の支 部 総会 の 研修 会 で は 、 当寺 の ご住 職 のご 講 話 を賜 り まし た 。ご 住 職は我々校友会会員の林さんお父様でもありま す 。 場 所博 多 駅か ら 福北 ゆ た か線 で 約2 0 分の 城 戸 南 蔵 院駅 前 で下 車 する と 2 分で 到 着で す 。こ こ の 境 内 をゆ っ くり 散 策す る と なに か しら 心 が豊 か に な る よう な 気が し ます 。 ぜ ひお 訪 ねい た だき た いです。福岡の地域支部も同行します。 -6- 【沖縄編】 沖縄では、校友会沖縄支部を5月に設置の予定にしています。この件に関しては発起人を 募り開設許可をいただきたく校友会本部の皆様や事務局に申請しているところです。 その理由は、ご周知の通り南西諸島の地にあり現存する支部に参加することが他に増して 困難であること。また2016年度が大学50周年の記念すべき年に、沖縄もぜひとも独立 した支部として記念行事に参加したく考えました。 その準備として、この2月中旬に役員案と規約案について本部の担当者と九州支部にサポ ートして頂くお願いをしています。沖縄地区の皆さんには神埼より案内させて頂きます。 そ して、開設の許可がありますと5月16日(土)に那覇市にて設立総会と懇親会を行います。 詳細は決定後案内状を発送致しますのでしばらくお待ち下さい。 規模の小さな支部とは思いますがこのような沖縄をご支援下さいますよう簡単に紹介させ ていただきます。 ① 皆様よくご存じの首里城です。ぜひご自分の眼で沖縄の 歴史を楽しんで下さい。 ② 同じく当地を代表する守礼の門です。この門には沖縄の 衣装に包まれた琉球美人が皆様をお待ちしています。 ③ 国際通りからアーケード街の奥に位置する第一公設市 場です。ここでは沖縄ならではの食材が山ほど揃ってい ます。 支部総会が実施できるようになれば、このような場所での懇親会も企画したく考えています。 -7- 終わりに 当九州支部は他支部よりエリアが広く、全体を一つで運営する事が難しい状況であります。 各種の企画に参加を希望される方も時間や費用が結構必要なため、やむなく取りやめる方も 多いと思います。 そこで、今後は支部の事務局を置く福岡だけでなく、様々な地域でミニ同窓会形式で校友 会を開催して欲しいと願ってます。福岡でも青年部の集いや異業種交流会等さらにその機会 を増やして行きます。 そして、2016年の6月11日には数多い支部会員で50周年記念大会に参加される皆 さんをお迎えしたいと考えています。 どうか今後も皆様方のご理解とご支援を心からお願いいたしまして、九州支部のPRとさ せていただきます。 九州支部長 岩崎陽一 副支部長 清原紀男 (大分地区) 副支部長 大平 (鹿児島地区) 沖縄代表 神埼義光 卓 -8-
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