「高等学校 国語表現」(国表 302)についてのシラバス案 校長 科目 国語表現 単位 3 使用教科書 高等学校 国語表現(第一学習社) 学習の到達目標 学年 印 3 副教材等 教頭 印 担当者 印 国語表現準拠問題集(第一学習社) 国語で適切かつ効果的に表現する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を伸ばし、言 語感覚を磨き、進んで表現することによって国語の向上や社会生活の充実を図る態度を育てる。 評価の観点 a.関心・意欲・態度 b.話す・聞く能力 国語で伝え合う力を進んで高 目的や場に応じて効果的に話 めるとともに、国語を尊重して し的確に聞き取ったり、話し合 その向上を図ろうとしている。 ったりして、自分の考えを深 め、発展させている。 学期 月 4 一 学 期 5 6 時数 c.書く能力 相手や目的、意図に応じた適切 かつ効果的な表現による文章 を書き、自分の考えを深め、発 展させている。 d.知識・理解 言葉の特徴やきまり、役割など についての理解を深め、知識を 身に付けている。 学習項目 学習内容(ねらい)および評価の観点 a b c d 評価方法 2 写真からストーリーを・五枚の写真を見てその情景を想像し、自己独自の物語を作 ○ ○ ○ ・授業態度 ○ ○ 創る る。 ・発問評価 ・表現することの楽しさを理解する。 ・ノート提出 ・作品の提出 ・感想発表 2 写真に五七五を付ける ・写真を見てその情景を想像する。 ○ ・授業態度 ・想像したことを、五七五で表現する。 ○ ○ ○ ・発問評価 ・指名音読 ・ノート提出 ・作品の提出 ・感想発表 1 文章を書く意味 ・人類の歴史の中で、文字や文章が誕生してきた過程を理解 ○ ○ ・授業態度 ○ ○ ○ ・発問評価 する。 ・ 文章を書く意味について考える。 ・指名音読 ・ノート提出 ・定期考査 1 文章の書き方 ・文章の基本的な書き方を理解し、実際に意見文を書く。 ○ ○ ○ ・授業態度 ・書き上げた文章を推敲して、より良いものにする。 ○ ○ ○ ・発問評価 ・ ノート提出 ・作文提出 1 わかりやすい表現 ・意味のわかりにくい文について、なぜわかりにくくなって ○ ○ ・授業態度 いるのかを理解する。 ・発問評価 ・意味のわかりにくい文をわかりやすく修正する。 ○ ○ ○ ・ノート提出 ・定期考査 2 表現の工夫 ・表現技法とその表現効果について理解する。 ○ ・授業態度 ○ ○ ○ ・発問評価 ・表現を工夫して文章を書く姿勢を身につける。 ・ノート提出 ・定期考査 2 誕生月の詩を選ぶ ・自分の誕生月のイメージに合った詩を、既成の詩や歌詞な ○ ○ ・授業態度 どから選んだり、創作したりする。 ・発問評価 ○ ○ ・その詩を選んだ理由を書く。 ・ノート提出 ・作文の提出 ・感想発表 2 描写の方法 ・描写の意義と方法について理解する。 ○ ・授業態度 ○ ○ ○ ・発問評価 ・風景や人物、出来事を描写する文章を書く。 ・ノート提出 ・定期考査 3 想像の旅 ・年賀はがきについてのコピーを例にコピーについて理解し、○ ○ ・ 授業態度 その制作過程においてどのような発想がなされたのかを考 ・ 発問評価 える。 ○ ○ ○ ・ 指名音読 ・物や場所について自由に発想し想像したことを、コピーの ・ ノート提出 形で書く。 ・ 定期考査 3 紹介文・宣伝文を書く ・紹介文・宣伝文の必要性を理解する。 ○ ・ 授業態度 ・留意点をふまえて、紹介文を書く。 ○ ○ ○ ・ 発問評価 ・書いた文章をもとに発表する。 ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・紹介文の提出 学期 月 時数 学習項目 学習内容(ねらい)および評価の観点 a b c d 評価方法 ・主体的に情報を発信することの必要性を理解する。 ○ ・ 授業態度 ○ ・留意点をふまえてパンフレットを作り、いろいろな人と情 ○ ○ ○ ・ 発問評価 ・ ノート提出 報を交換する。 ・パ ン フ レ ッ ト の提出 課題作文を書く ・例文について、内容・表現・表記の面から分析・評価する。 ○ ・ 授業態度 ・自分自身について分析し、自己認識を深める。 ○ ○ ・ 発問評価 (自己 PR 文) ・課題作文の書き方を理解し、明確な自己アピールとなる文 ○ ○ ○ ・ ノート提出 章を書く。 ・作文の提出 記録文を書く ・記録文の特徴と、基本的な書き方を理解する。 ○ ・ 授業態度 ・正確な記録となるよう丁寧に取材を行う。 ○ ○ ・ 発問評価 ・記録文の書き方に沿って、記録文を書く。 ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・記録文の提出 レポートを書く ・レポートの種類と、基本的な書き方を理解する。 ○ ・ 授業態度 ○ ・読み手に事実が明確に伝わるよう工夫してレポートを書く。○ ○ ○ ・ 発問評価 ・書いたレポートを、他の人に発表する。 ○ ○ ○ ・ノート提出 ・レ ポ ー ト の 提 出 資料を編集する ・データを資料で提示するにはさまざまな方法があることを ○ ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 理解する。 ・課題を設定してデータを調べ、情報を整理して資料にまと ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・ 資料の提出 める。 考えを発表する ・自分の考えをスピーチ形式で発表したり他の人の発表を聞 ○ ○ ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 いたりすることにより、ものの見方や考え方を広げる態度 を養う。 ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・考えの発表のしかたをふまえてテーマについて自分の考え をまとめ、発表する。 話し合いをする ・話し合いの手順を理解し、テーマに関する自分の意見をま ○ ○ ・ 授業態度 とめる。 ・ 発問評価 ・適切な言葉遣いで自分の意見を述べ、積極的に発言するこ ○ ○ ○ ・ノート提出 とにより、話し合いの進行に協力する。 ・他の人の意見を的確に聞き取る。また、その発言をふまえ ○ ○ ○ て問題をさらに深める発言をする。 ディベートをする ・論理的な思考力や討論する力・説得する力・聞く力を身に ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 つけることの必要性を理解する。 ○ ・ノート提出 ・ディベートの形式と手順を理解し、ディベートを行う。 ○ ○ 詩のカレンダーを作る ・ 「誕生月の詩を選ぶ」で選んだ詩を持ち寄り、各月の代表詩 ○ ○ ○ ・ 授業態度 を決定する。 ・ 発問評価 ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・決定した各月の代表詩をもとに、カレンダーを作る。 ・カ レ ン ダ ー の 提出 日本語の特徴 ・日本語の、文法・語彙・音節・文字の特徴を理解する。 ○ ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 ・ 指名音読 ・ ノート提出 ・ 定期考査 方言と共通語 ・方言と共通語の特徴を理解する。 ○ ・ 授業態度 ・方言のよさを理解し、方言と共通語を適切に使い分ける態 ○ ○ ・ 発問評価 ・ 指名音読 度を養う。 ・ ノート提出 ・ 定期考査 敬語の分類 ・目的や場に応じて、適切な言葉遣いで話すことの重要性を ○ ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 理解する。 ○ ・ ノート提出 ・正しい敬語について理解し、適切な敬語を用いて話す。 ○ ○ ・ 授業態度 ・ 定期考査 ニュアンスを変える助・身近な日常会話を通して、日本語に対する興味・関心を持 ○ ○ ・授業態度 つ。 ○ ○ ・発問評価 詞 ・助詞の違いで意味が変化することについて、日本語の文法 ・指名音読 の特徴を理解するとともに、助詞の違いにこめられたニュ ・ノート提出 アンスの違いを理解する。 ・定期考査 日本語のレトリック ・ 日本語における比喩表現について、その種類や用例、効果 ○ ・ 授業態度 を理解する。 ・ 発問評価 ・比喩表現が人間の言語生活に与えた影響とその意義を理解 ○ ○ ○ ・ 指名音読 する。 ・ ノート提出 ・ 定期考査 パンフレットを作る 6 3 2 一 学 期 3 7 4 3 4 9 3 3 3 二 学 10 期 3 2 2 3 11 3 学期 月 二 学 期 時数 学習項目 皐月 3 三 学 期 学習内容(ねらい)および評価の観点 a b c d 評価方法 ○ ○ ・ 授業態度 ・ 発問評価 ○ ○ ・ 指名音読 ・ ノート提出 ・定期考査 ○ ○ ・授業態度 ・ 発問評価 ○ ○ ・ 指名音読 ○ ○ ○ ・ ノート提出 ・定期考査 ・文章中の表現技法とその効果を理解する。 ○ ・授業態度 ○ ・発問評価 ・登場人物個々の描写のしかたや、心情を表す工夫について ○ 理解し、自分の表現に役立てる。 ・指名音読 ・ノート提出 ・定期考査 ・投書を擬した各文章の論点と、その表現の特徴とを理解し、 ○ ・授業態度 そのように表現した筆者の意図を考える。 ・発問評価 ・論戦に加わる形で自分の意見を書き、相互批評をする。 ○ ○ ○ ○ ・指名音読 ・ノート提出 ・意見文の提出 ・定期考査 古語雑談―「やさし」の・言葉の意味の変遷をたどることにより、現在使われている 語史 日本語の成り立ちや、日本人のものの考え方の源泉につい て考える。 2 ・現代語と古語との間に意味の違いがある言葉について、ど のように意味が異なるか調べて理解する。 12 時間の見方を変えると・論理的な文章を読み、その構成や論証のしかたを、自分の き 表現に役立てる。 3 ・論理的な文章を読み、ものの見方や考え方を広げる。 ・論理的な文章を読み、その優れている点を話し合う。 コップの中の論戦 1 2
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