「群馬ロードレース」レポート 出場選手 山下、小渡、フラビオ、大塚、中川、大中、西沢、若杉 コンディション 結果 晴れ ドライ 大塚 25 位、山下 53 位 開幕してクリテリウム、チームタイムトライアル、ヒルクライム等のレースを経て、実質 は今期、「J プロツアー」で初めてとなるロードレース。各チームの地力が試されるレー ス。 レース前のミーティングでは全選手、序盤から積極的にアタックし、逃げに乗る事を主題 とした。 レーススタート後、一周目からフラビオがマトリックス安原とアタック、三周目に小渡が 単独でアタックするもチーム右京がコントロールする集団にことごとく潰される。 その後も何度も逃げ集団が出来るも全てが吸収される。 フラビオが積極的に何度もアタックを仕掛ける。 中盤に山下が有力選手 10 名程と逃げ集団に乗る。しかしながら、自チーム員はこの時点 で半数に減っている。 右京の土井、プジョル、愛三の中根、平塚、キナン野中、群馬の狩野等の良いメンバーで あったが程なく追走集団が合流し、19 名に山下がここに残る。 この集団は各チームの思惑もあり、分裂し 11 名になり一旦 1 分半程、後続と差を広げレ ースは落ち着く。 ブリッツェン鈴木真理、阿部、キナン野中、マトリックストリビオ、シマノ木村、右京プ ジョル、イナーメ高岡等。 残り 4 周回となり、このままのタイム差でゴール迄行ってもおかしくないメンバーであ り、期待も高まる。事実、過去の群馬のコースでは度々あったパターン。 しかしながら、チーム右京の強力なコントロールで残り二周で 1 分半のタイム差を追い 付かれてしまう。 再び集団は一つとなる。この時点で山下と大塚しか残ってなかった。 終盤に右京のプジョル、キナンのデリアックがカウンターで飛び出すも、最後は 30 名程 の集団ゴールスプリントとなり、チーム右京の影にかくれていたが、マトリックスが完璧 なリードアウトで吉田隼人が優勝。 大塚が集団後方でゴール。山下も力尽きた。 前日のチームタイムトライアルでもそうであったが、チーム、個々双方の地力の差が明ら かになってきている。生半可な戦術では太刀打ちできないほど、ツアー自体のレベルも上 がってきている。特にチーム右京は突出しており、それに続くマトリックス、ブリッツェ ンも含め、今回のレースでアジアツアーから戻ってきた愛三、シマノ、キナン等のフルメ ンバーとなると、相当に苦しい。 ここから、次戦の熊野まで一月空くが、徹底した高強度のチームとしてのトレーニングと、 個々の色々な意味でのレースへの意識の抜本的な改革が必要である。レースで捨て身で行 くくらいの意識が必要と痛感する。 この辺を改善していきたい。
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