インド通信 Vol.7 ご参考資料 2015年8月 モディ政権が発足後はじめて発表した通年度の予算案※、 2015年度予算案では、インフラ投資に7,000億ルピー (約1.4兆円)を拠出する計画となっており、インフラ投 資に重点的に資金が配分されています。 ■インド国内で進むインフラ整備計画 日本の企業も多く 参加しています 貨物専用鉄道計画(DFC) 逼迫する貨物輸送力を強化 年度のスタートとなる4月の道路、鉄道、地方インフラ整備 向けの支出は、前年同月比で5割程度の増加と、順調な 滑り出しとなりました。 デリー また、モディ首相は2022年までに国内100箇所に「スマー ト・シティ(環境配慮型都市)」を建設する計画を発表し ました。2022年はインドの独立75周年という節目の年です。 シン前首相時代は「インフラ整備の遅れ」、「財政および経 常赤字(双子の赤字)」などにより、経済が低迷しました が、モディ首相のもとインドの水、電力、良好な衛生環境、 公共交通などの社会基盤が整ってくると、インド経済の発展 につながると期待されています。 ■政策金利とインフレ率の推移 (%) 12 CPIは2015年6月まで。 2014年12月までは旧基準のデータ。 期間:2012年1月~2015年7月、月次 コルカタ ムンバイ チェンナイ デリー・ムンバイ間 産業大動脈構想(DMIC) デリー・ムンバイ間の工業団地 などを貨物専用鉄道で結び、 一大産業地域とする構想 スマート・シティ構想 国内に100箇所のハイテク 技術を駆使した「スマート・ シティ」を建設 ※インドの会計年度は4月~翌年3月 上記はイメージです。実際の地理的位置を正確に示したものではありません。 (出所)インド財務省発表資料等を基に野村アセットマネジメント作成 ■各国の国債利回り比較 2015年7月末現在 10% 8% 10 政策金利 6% 8 4% 6 2% CPI(消費者物価指数、前年同月比) 4 0% 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 (年/月) ■為替の推移 2.5 対円(左軸) 2.0 1.5 1.0 (インド・ルピー/米ドル) ルピー高 ルピー安 35,000 40 30,000 豪州 米国 期間:2012年1月末~2015年7月末、月次 25,000 20,000 60 0.5 70 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 (年/月) (出所)ブルームバーグデータを基に野村アセットマネジメント作成 中国 国債利回り:ブルームバーグジェネリック5年国債利回り 30 50 対米ドル(右軸、逆目盛) 南アフリカ ■インド株式指数の推移 期間:2012年1月末~2015年7月末、月次 (円/インド・ルピー) インド 15,000 10,000 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 (年/月) インド株式指数:S&P/BSE SENSEX 上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を目的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を目的とした資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向 の上昇または下落を示唆するものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料に示された意見等は、 当資料作成日現在の当社の見解であり、事前の連絡なしに変更される事があります。なお、当資料中のいかなる内容も将来の投資収益を示唆ないし保証するものではありません。投資に関する決定は、お客 様ご自身でご判断なさるようお願いいたします。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しします投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 1
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