インド通信 Vol.10 中国などの新興国経済に減速感が見られる中で

インド通信 Vol.10
ご参考資料
2016年1月
■乗用車販売台数(前年同月比)の推移
中国などの新興国経済に減速感が見られる中で、
インド経済が堅調です。インドは輸出依存度が低い
ことから、中国をはじめとする新興国の景気減速懸
念などの影響は限定的と見られています。
30%
20%
10%
0%
-10%
-20%
-30%
インドでは、GDPの約6割を占める個人消費が、経
済のけん引役となっています。原油安や食料品価
格下落などを背景に、インフレ率が数年前に比べ低
水準にあり、個人の購買力の改善につながっていま
す。また、原油安に加え、昨年行なった利下げによ
りローン金利が低下したことで、特に乗用車販売が
好調となりました。
(%)
12
10
14/1
(年/月)
15/1
■実質GDP(国内総生産)成長率の比較
(%)
10
過去5年間の平均
(2011年~2015年)
7.8
8
4
2
今後5年間の平均
(2016年~2020年)
6.6
5.0
6
5.0
6.2
7.6
2.1
1.6
0
先進国新興国 中国
インド
先進国新興国 中国
インド
*IMF分類のAdvanced economiesを先進国、Emerging market and developing
economiesを新興国としています。
*IMF推計値含む。2015年以降はIMF予想値。予想値は一部実績値の場合があります。
(出所)IMF「World Economic Outlook Database, October 2015」を基に
野村アセットマネジメント作成
CPIは2015年11月まで。
2014年12月までは旧基準のデータ。
期間:2012年1月~2015年12月、月次
13/1
(出所)ブルームバーグデータを基に野村アセットマネジメント作成
今後は、改革の進展が注目されます。物品サービス
税(GST)法案は当初予定した2016年4月のス
タートは厳しくなりましたが、2月下旬から予定されて
いる予算国会で継続審議される予定です。また、
2016年度予算案の中身も注目されます。
■政策金利とインフレ率の推移
期間:2013年1月末~2015年12月末、月次
■各国の国債利回り比較
2015年12月末現在
10%
8%
政策金利
8
6%
6
4%
2%
4
CPI(消費者物価指数、前年同月比)
0%
2
12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7
(年/月)
■為替の推移
2.5
対円(左軸)
2.0
1.5
1.0
(インドルピー/米ドル)
ルピー高
ルピー安
30
35,000
40
30,000
50
対米ドル(右軸、逆目盛)
南アフリカ
中国
豪州
米国
■インド株式指数の推移
期間:2012年1月末~2015年12月末、月次
(円/インドルピー)
インド
国債利回り:ブルームバーグジェネリック5年国債利回り
期間:2012年1月末~2015年12月末、月次
25,000
20,000
60
0.5
70
12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7
(年/月)
15,000
10,000
12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7
インド株式指数:S&P/BSE SENSEXインド指数
(年/月)
(出所)ブルームバーグデータを基に野村アセットマネジメント作成
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
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