長野県議会議員選挙にあたって、県民への政策アピール 日本共産党の躍進で、長野県から安倍政権の暴走に審判を下し、 平和と県民のくらしを守り、真の地方再生の県政に転換を 2015年3月 日本共産党長野県委員会 的対案を示した日本共産党が し、国民の立場に立って抜本 昨年の総選挙では、安倍政 権の暴走政治と正面から対決 ●はじめに とともに、国の政治にとって 県の将来にとって重要である 選挙は、県民のくらしと長野 4月3日告示、 日投票で たたかわれる長野県議会議員 論と運動が広がっています。 6議席から 議席以上をめざ とくらしを守るために、現有 から厳しい審判を下し、平和 た。阿部知事はいまや、自公 支援を受けるにいたりまし 日本共産党は今回の選挙で、 らった」と安倍首相が推薦状 安倍政権の暴走政治に長野県 を直接手渡し、自民党の全面 なっています。 政権による暴走政治に協力し は全力でがんばります。 前進させるために日本共産党 自民党主導の冷たい県政か ら県民のくらし第一の県政に ています。 県政に持ち込む役割をはたし 向きに変化してきました びるたびに、長野県政は前 ③これまでも日本共産党が伸 されました。 今年度から全国で初めて実施 し全力で奮闘します。 の提起に積極的に応えても 躍進、 「政治を変えよう」「平 も大きな意義を持つ選挙と 開 発 優 先、 借 金 全 国 ワ ー ス ト 2 位 の 県 政 に メ ス が 入 り、 自民党主導の「オール与党体 代、社民の各党が阿部知事を 昨 年 の 知 事 選 挙 で は、 自 民、民主、公明、維新、次世 中間会派の県議が反対しまし 見 書 は、 自 民・ 民 主・ 公 明・ 医療・介護切り捨ての「総 合推進法」の撤回を求める意 政改革が進みました。 世論と運動が県政を動かし県 れ田中県知事が誕生。県民の オール与党が推す副知事が敗 ⑶争点の第三 もっと県民の声が通る県議 会へ 制」となり県民不在のなれ合 推し、日本共産党以外はすべ た。消費税の引き上げ中止を 2000年の県知事選挙では い県政が復活しています。 て与党となるオール与党が復 1.県議選の3つの争点と1つの選択 ⑴争点の第一 安倍政権の暴走政治に 「ノー」 の審判を下すのか、それとも容認し県政に 持ち込むのか 求める意見書も自民・公明・ 子ども医療費の窓口無料化 は、県民の要望が強く全国 活、変質した阿部県政を支え 過半数の市町村議会が行使容 02年に共産党県議団は6 議席になり、代表質問権と議 都府県で実施されているの 民主が反対し否決してしまし 認 の 閣 議 決 定 に「 反 対 」「 撤 ています。民主党や社民党は 先の総選挙で自民党が獲得 した票は長野県で全有権者の 案提案権をもち、6つの常任 に、阿部知事は7万人余の署 対、秘密保護法や集団的自衛 P参加阻止、原発の再稼働反 います。 トップクラスとなって 規模学級が実現、全国 国の悪政と正面から対決で きる政党だからこそ、一貫し 就労支援は、就職あっ カフェ信州」での若者 例改正も実現できました。 議会の承認なしにできない条 の中止、強引な高校統廃合は 廃止、8つのムダなダム計画 委員会すべてに議席を持つと ました。 回」という意見書をあげてい 名があっても実施を拒否し続 国政では安倍政権と対立して %に過ぎま ます。しかし阿部知事は「国 けています。福祉灯油の実施 %、全国でも せん。しかし安倍首相は、選 の審議を見守る」と反対を表 については「何度要請されて いるように見えますが、県政 挙や各種世論調査で示された 明せず、満蒙開拓団など先の も、やらないものはやらない」 さらに前向きな変化がうまれ 民意を無視して悪政の加速を 大戦の痛苦の教訓から「戦争 と強弁しました。 もっと県民の声が届く県議 会へ、日本共産党をのばして %増税、T は絶対に起こしてはならな では知事与党でなれ合い県政 PP参加、原発の再稼働、秘 い」という県民の平和の願い また原発の再稼働も事実上 容認、高齢者福祉についても ました。ゆがんだ同和行政の 密保護法や集団的自衛権の行 に背を向けています。 ください。 使など、憲法をこわし戦争を 県民の利益第一でがんばれ ます 少 人 数 学 級 は、 今 で 人 権の行使容認許すな、憲法9 は中学3年生まで 条を守るなど、広範な県民の 深刻な非正規雇用の 改善をめざし県に提案 日本共産党は県議団を先頭 に、安倍政権がすすめるTP り強く実現をめざした 決できる日本共産党だから、 保護者のみなさんや 先生たちと協力し、粘 願いを実現します ⑷一つの選択 オール与党のなれ合い県政の 転換へ、日本共産党が伸びれば政治は必ず 変わります する国づくりと地方衰退の 1兆6千億円と年間予算の2 時の副知事をやぶって初当 みなさんと一致する要求で 倍に膨らんでいます。 選。「 ゼ ネ コ ン 県 政 へ の 後 戻 した「実態調査」は全 阿部知事は民主党が政権に あった5年前、自公が推す当 り に ス ト ッ プ が か か る の で 「一点共同」をすすめていま 国に先駆けて2度にわ て県民の利益を守る立場で奮 せんまでする全国的に た っ て 実 施。「 ジ ョ ブ は 」 と 期 待 が 広 が り ま し た。 す。 しかしその後の4年間、県民 の願いに背を向け、国いいな りに福祉の切り捨てと大型開 闘できます。 給 付 制 の 奨 学 金 は、 も優れたものです。 ②積極的で具体的な提案と草 の根からの共同で、県民の 県知事に2015年度予算要望をする党県委員会と県議団(14年11月) 「宣言」 。消費税 99 をすすめています。 37 国いいなりに「自立自助」を ①安倍暴走政治と正面から対 国政でも地方政治でも安倍 暴 走 政 治 と 正 面 か ら 対 決 し、 押 し 付 け る 立 場 で す。 一 方、 「アベノミクス」に突き進ん 自民党政府による公共事業の 積極的で具体的な対案を示す でいます。 は「原発再稼働反対・自然エ ばらまきで県の土木費が増 え、 県 の 借 金 は 史 上 最 悪 の しょう。 日本共産党がみなさんにお 日本共産党を大きくのばして 願 い し た「 県 民 ア ン ケ ー ト 」 安 倍 政 権 へ の 審 判 を 下 し ま では集団的自衛権行使は「反 対」 %と圧倒的多数になり、 ⑵争点の第二 県民の命とくらしを守る のかどうかが厳しく問われている 政に求める施策の第1位は 日 本 共 産 党 の「 県 民 ア ン ケート」には、3000人を 「 高 齢 者 福 祉 」 %、 第 2 位 超えるみなさんから回答が寄 %、第3位 ネルギー活用」 は「子ども医療費の窓口無料 %でした。 た。昨年の知事選挙では自民 発優先へと変質してきまし 県民のくらしを守る「防波 堤」としての役割がますます 党が「骨太なレベルで自民党 化」 年、日本共産党が2議席 か ら 5 議 席 に な っ て、 大 型 和とくらしを守れ」という世 10 12 せられました。くらし向きが 62 43 求められる時に、長野県政は 34 「苦しい」 「やや苦しい」は %にのぼり、県政は県民の %の方が「不満」 「や くらしを応援しているかとの 問いに や不満」と答えています。県 69 発行 : 日本共産党長野県委員会 長野市若里1-12-7 TEL.026-226-8376 FAX.026-226-2184 mailto:[email protected] 日本共産党の見解を紹介します。 ご意見・ご提案をおよせください。 民主長野 号外 2015年3月 77 30 17 10 14 87 透明度全国一と言われる政 務活動費の全面公開、公費に よる議員の海外視察制度の廃 止など議会改革も前進しまし チェックします。 金のムダ使いを県民目線で 強め、TPP参加阻止、農協 中山間地と家族農業の応援を 雇用の創出をはかります。 先進県をめざし、この分野で 費を使うといわれています。 整備などで370億円もの県 ○米価暴落の対策として、コ して支援します。 「奨励作物支援制度」を県と 解体に反対します。市町村の 県として「官製ワーキングプ への促進を強力に働きかけ、 に、非正規雇用から正規雇用 ○若者の働く場の確保ととも ます。 重点政策」は十分に実現でき 見直すなどすれば、「5つの 大型開発や不要不急の事業を 県の予算は年間8600億円、 る議員かどうか 福祉の切り捨てと消費増税 など、県民のくらしを直撃し ア」を解消します。ブラック ます。 企業規制条例の制定をめざし メ農家全体を対象にした無利 ③国にもしっかりモノが言え た。 ⑸県議を選ぶ4つのモノサシ――県民の利益 ・ %)でした。 ありません。 安倍政権の暴走政治とこれ にくみする今の県政に未来は ●むすびに ている大本に、自民・公明・ 危険でムダと指摘された浅 民主の3党合意で決められた 子の融資制度を実現します。 川ダムの建設を阿部知事は検 「 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 」 ○原発ゼロ・自然エネルギー る人を 第一でしっかり働く県議を選ぼう ①県民の願いをまっすぐ県政 に届け、その実現のために 働く人を 長野県をめざして ⑶災害被災者の支援・復興と自然災害に強い 基本的に推進の立場です。こ 証 も せ ず に す す め て い ま す。 があります。TPPの推進や 議 員 の 最 も 大 事 な 仕 事 は、 県民の願いを県政に届けるこ またリニア新幹線建設は、莫 原発再稼働など自公民3党は 大なお金をかけ自然に重大な 日本共産党と幅ひろい県民 のみなさんとの共同で、新し と で す。 日 本 共 産 党 の ア ン ( 流災害をはじめ、大規模な自 然災害からの復旧に地域の声 い政治をおこしましょう。 ○御嶽山噴火により大きな打 撃を受けている観光業や農業 を生かしてとりくみます。 れらの党では県民のくらしは 守れません。 など地域産業への支援を充実 負荷を与え、残土処理など地 ④政治とカネの問題 ○県と各地域の防災・減災策 日本共産党は今度の県議選 で 議席以上をめざし、県民 ケートでも県議に望むことの して建設反対の世論が急速に します。 を見直し、抜本的に充実しま 第 1 位 は「 県 民 の 声 を 聞 く 」 域住民に負担を押し付けると 高まっています。 ○昨年の神城断層地震被災者 口無料化は、実現を求める請 民世論で廃止されたにもかか 公費による海外視察は「税 金を使った海外旅行」との県 産党だけです。だからこそ一 りを拒否しているのは日本共 団 体 献 金 」。 き っ ぱ り 受 け 取 の震災被害や南木曽町の土石 の支援を急ぐとともに、栄村 す。 政党を堕落させる「政党助 成金」、政治をゆがめる「企業・ 願が自民・公明・民主・社民・ わらず、オール与党の中で復 切のしがらみなく「県民の利 ○地域循環型の経済を重視し 交通の充実、福祉タクシーや 応援で、生活道路、地域公共 ○リニア新幹線よりもくらし す。 力を発揮して本物の地方再生を ○地方の衰退を加速させる消 ます。 %増税、社会保障の切 費税 進の「アベノミクス」ときっ ○鳥獣被害対策、中山間地の 地域活性化をめざします。 り捨て、雇用破壊、TPP推 「買い物難」対策など本物の ぱり対決し、雇用の充実、農 ⑸戦後 年・被爆 治体本来の機能が発揮できる 県政をめざします。 年、憲法をくらしに生か 9条を守る運動の一層の発展 ○歴史の逆行を許さず、憲法 など、平和を発信する取り組 廃絶を祈念する企画や意見書 長野県にふさわしい平和と核 し、全国と世界に平和を発信 のために力を尽くします。 が主人公の県政への前進をめ ざします。日本共産党が伸び れば政治は必ず変わります。 大きなご支援を日本共産党に お寄せください。 (前) 多くの県民が実現を望む子 どもと障がい者の医療費の窓 中間会派によって棚上げにさ 活の動きが強まっています。 人規模学級を高校まで拡 ⑷地方衰退の国の悪政と対決し、長野県の れています。 す。 益第一」を貫くことができま ②県民目線で県政をチェック、 日本共産党は、ムダな大型 公共事業や大型開発など税 税金のムダ使いをやめさせ 2.県議選にあたっての ○ 日本共産党の5つの重点政策 ⑴福祉とくらしの破壊から、国保、介護、 県としての補助を実現します。 観光など「長野県の力」を発 業と林業の再生、モノづくり、 行政サービスの充実など、自 し、市町村の取り組みを支援 ○小中学校の保健室にクー 大します。高校生の通学費に ○子ども・障がい者の医療費 します。学童保育を充実しま ラーの設置をすすめます。 医療、子育て、教育優先の県政へ の窓口無料化、1回500円 す。 揮する地域の再生をめざしま の手数料を廃止し、安心して きる長野県をめざします。 ○どこでも安心してお産がで 実します。 給範囲を増やし、抜本的に充 医療にかかれるようにします。 ○給付制の奨学金の金額と支 ○国保税 料 ( ・)介護保険料 の軽減のため、県としても独 自の支援をおこない、市町村 の努力を応援します。大幅値 みを提案します。 地域商店街の再生へ、商店版 またリニア新幹線関連の道路 金)が460億円もあります。 ○平和への特別の思いがある ○地域経済活性化に抜群の効 リフォーム助成制度の実現も ⑵地方経済の活性化・景気の底上げへ、 農林業と中小企業を応援 広域化に反対します。介護報 果をもたらす住宅リフォーム 上げにつながる国保の県への 酬の引き下げを許さず、特養 ⑹財源はあります の待機者解消をめざします。 助成制度を抜本的拡充し、市 めざします。 長野県には、自由に使える 町村の取り組みも支援します。 ○長野県を支える農業の再生、 基金(財政調整基金と減債基 ○保育料の大幅な軽減をめざ (新) (新) (現) (現) (前) 飯田市区 (3) 上伊那郡区 (2) (現) 2 須坂市・上高井郡区(2) 山口のりひさ 和田 あき子 両角 友成 高村 京子 ふじおか 義英 もうり栄子 びぜん光正 小林 伸陽 水野 ちかあき 土谷 ふみえ (現) 10 塩尻市区(2) 岡谷市・下諏訪町区(2) (現) 70 佐久市・北佐久郡区(4) (新) 70 上田市・小県郡区(4) 松本市区(6) 長野市区(10) 長野市区 (10) 30 10 39 県民の願いを実現する力をもっと大きく、史上最高の10議席以上の県議団をめざします。
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