千古高風 ―校長室だより―

千古高風
せ んこ
―校長室だより―
こ うふ う
本校の校長室に「千古高風」という書額が掲げられている。「千
古」は永遠・とこしえ、「高風」はすぐれた人柄・気高い風采を意
味する。いい言葉である。
この書を揮毫したのは、板柳町に生まれ中国大陸を駆け巡っ
た風雲児・工藤 忠 (本名・鐵三郎、1882~1965)。昭和 16
年 9 月 28 日、工藤が故郷の板柳に凱旋した時に書いたものと
推測される。
折にふれて書き記した所感を、「千古高風」の書額がかかる校
長室から送る。中国の大平原を駆け巡った風雲児のスケールの
大きな生涯に思いを馳せつつ。
ふ うさ い
き
ご う
ちゆう
て つ
が いせ ん
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