2015 年度第 7 回分類委員会記録

2015 年度第 7 回分類委員会記録
日時:2015 年 10 月 22 日(木)15:00~18:00
出席:中井、大曲、小林、坂本、高橋、田村、藤倉(記録) 事務局:稲場
欠席:黒田
資料:
・日本十進分類法の Linked Data 形式化に関する共同研究の進捗について(日本図書館協
会常任理事会資料)
(中井委員長)
・日本十進分類法の Linked Data 形式化に関する共同研究の進捗について(付)
(日本図書
館協会常任理事会資料)
(中井委員長)
・日本十進分類法の現在-NDC 新訂 10 版を中心として(東京都高等学校図書館研究会研
修)
(大曲委員)
・10 版第 2 刷正誤表公表用案 ver1.1120150916(中井委員長)
・10 版第 2 刷修正事項(委員会資料)(大曲委員)
・NDC マニュアル 10 月委員会検討用資料(小林委員)
報告:
1. 事務局より
事務局(稲場)より、3 刷の納品が 11 月 5 日、書店流通は 10 日頃予定であることが報
告された。
また、中井委員長より 2 刷の正誤表の準備状況について報告があった。
全国図書館大会について、全体では約 1300 人の参加があったことと、また、来年の開催
予定について報告があった。
2. NDC-LD について
・9 月 24 日(木)に作業部会として、有識者意見聴取を実施した。分類記号を中心として
考えていったほうがよいのではないか(分類項目名をラベルとする)
、という意見が寄せら
れた。
・9 月 25 日(金)
、協会理事会において中井委員長から計画の概略と進捗状況について報告
した。
・10 月 19 日(月)
、NDC のオープン化についての署名活動についての関係者意見交換の
席が設けられ、JLA 理事長・副理事長・事務局長、中井委員長と関係者が面談した。
・10 月 23 日(金)にも、作業部会の有識者意見聴取を実施する。
3. 各種原稿・講演等について
・東京都高等学校図書館研究会の研修が 10 月 20 日(火)に開催された(大曲委員)
。
・
『看護と情報』
(黒田委員)について案が示されたが、委員長を中心に意見を黒田委員に
伝える。
・図書館総合展において TRC 主催の「分類フォーラム」11 月 12 日(木)が開催される(担
当・中井委員)
。
・栃木県より、図書館・公民館図書室職員基礎研修会(12 月)の講師派遣依頼があった(担
当・藤倉委員)
。
協議:
1. 全国図書館大会について
第 16 分科会および 17 分科会の感想について意見交換された。
参加者数が多く得られたことがまず喜ばしく、また 16 分科会についてはあまり質問が出
なかったこと、17 分科会では各パネリストの時間が少し短かったのがやや残念な点だった、
という意見があった。
両分科会に共通するポイントとして「書架分類」
「書誌分類」という根本的な考え方につ
いての意見交換・情報交換があった。
また、17 分科会で話題になった DDC を挙げ、NDC の表構造に関する根本的な話題につ
いても意見交換された。
大会記録については、田村委員が『図書館雑誌』1 月号に向けて執筆する(第 16 分科
会)
。また、各発表者に対して大会事務局から連絡がある予定。第 17 分科会については、
共催した私大図協・分類研究分科会のほうで同様に記録をとりまとめると藤倉委員より報
告があった。
2. 「手引き」について
小林委員より、進捗の確認があった。また、NDC 各類に対するレビュー文献が公開され
たこともあり、それも検討の素材とすると説明があった。
今回は 2 類について審議した。0 類の疑問点については次回に送る(担当・藤倉委員)
。
また、関連して、寄せられた外部からの質問についても次回に集中検討する。
次回:
11 月 19 日(木)