2015 市立赤平総合病院 初期臨床研修 市立赤平総合病院 研修管理委員会 目次 病院の概要 1 研修プログラムの概要 2 指導医一覧 〔市立赤平総合病院分〕 3 研修概要 4~5 先輩研修医からのメッセージ 6 研修医の処遇 7 募集及び選考方法 8 病院の理念 9 ◆開設者 赤平市長 高 尾 弘 ◆開設者 赤平市長 高 尾 弘 明 ◆病院長 内 山 久 士 〔札幌医科大学 1982年卒〕 ◆診療科 内科、 小児科、 外科、 整形外科、 泌尿器科、 眼科、耳鼻咽喉科、 皮膚科、放射線科、 皮膚科 放射線科 リハビリテーション科 ◆病床数 120床 〔一般病床60床 療養病床60床〕 ◆一日平均入院患者数 114人 〔2013年度実績〕 ◆一日平均外来患者数 369人 〔2013年度実績〕 ◆一日平均救急患者数 9人 〔2013年度実績〕 ◆病院の特徴 当院は入院120床、外来1日約370人の自治体病院で、急性期から慢性 期、終末期まで一貫した医療を行っています。また、訪問診療などの在宅医 療、健診等予防医療や透析医療についても力を入れています。 当院では内科、外科、小児科とも専門分野にこだわらず、総合内科、総合 外科、総合小児科として機能しており、 総合診療医として疾病を幅広く診療 することができます。 内科、外科の専門分野は消化器疾患で、内視鏡検査 や治療に関しても多くの症例を経験できます。 ◆プログラム責任者(研修管理委員長)からのメッセ ジ ◆プログラム責任者(研修管理委員長)からのメッセージ 当院は北海道のほぼ中央部に近い赤平市にあります。 2007年から臨床研修 医を迎え、現在4名が研修を行っています。当院では医師・看護師など職員間の 連携も良く、ストレスなく研修をすることができます。 また雑用もなく、自らが検査, 治療を計画し、外来から入院まで一貫して患者さんを診ることができます。 医師が不足している地域のため、病院スタッフや住民からも歓迎され、必要とさ 病院長 内山久士 れていることを実感できるやりがいのある病院です。 ― 1 ― ◆名 称 市立赤平総合病院初期臨床研修プログラム ◆名 称 市立赤平総合病院初期臨床研修プログラム ◆募集人員 2名 ◆採用方法 マッチング参加予定 ◆採用方法 ッ 参加 定 ◆協力型臨床研修病院 砂川市立病院 〔研修内容/産婦人科〕 病床数 521床 〔一般408床・精神103床・結核6床・感染症4床〕 Web http://www.med.sunagawa.hokkaido.jp 医療法人社団博友会 平岸病院 〔研修内容/精神科・地域医療〕 病床数 366床 〔一般42床・精神324床〕 Web http://www.hakuyukai.or.jp ◆臨床研修協力施設 北海道滝川保健所 〔研修内容/地域保健・医療〕 赤平市特別養護老人ホーム 愛真ホーム 〔研修内容/地域保健・医療〕 ◆研修スケジ ◆研修スケジュール例 ル例 1年次 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 内 科 外 科 外 科 11月 12月 1月 外 科 救 急 救 急 2月 3月 救 急 内 科 内 科 2年次 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 自 由 選 択 2年目に いては9 月自由選択期間を設定し次の内容から選択する 地域医療 小児科 産婦人科 2年目については9ヶ月自由選択期間を設定し次の内容から選択する 市立赤平(内科・外科・小児科) 平岸病院(精神科/1ヶ月)、滝川保健所(地域保健/2週間) ―2― 2月 3月 平成26年4月1日現在 職 名 (科 名) 院 長 (内 科) 副院長 (外 科) 診療部長 (小児科) 診療部長 (内 科) 医 師 ((内 科) 科) 医 長 (外 科) 氏 名 内 山 久 士 渡 部 公 祥 帰 山 雅 人 伊 藤 淳 阿 部 誠 黒 瀧 武 洋 出身大学 (卒業年) 備 考 札幌医大 (1982年) 札幌医大 日本外科学会専門医 (1985年) 旭川医大 日本小児科学会専門医 (1980年) 札幌医大 (1986年) 札幌医大 ((1959年) 年) 札幌医大 日本外科学会専門医 (1994年) 日本消化器病学会専門医 (各指導医については全て指導医養成講習会受講済) ― 3 ― 1.内科 1 内科 内科は院長並びに指導医が消化器疾患を中心に、代謝・内分泌、循環器疾 患、呼吸器疾患、血液疾患、自己免疫疾患、脳血管疾患など、内科全般にわ たり診療しています。 また、透析治療(血液透析、腹膜透析、吸着、血漿交換) も担当しています。 主な疾患は高血圧 糖尿病 高脂血症 狭心症 消化器疾患 脳血管疾患 主な疾患は高血圧、糖尿病、高脂血症、狭心症、消化器疾患、脳血管疾患、 関節リウマチ、悪性腫瘍(胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌、肺癌、悪性リンパ腫) などですが、 赤平市は昭和30~40年代を中心に「石炭のまち」として発展した 経緯があり、じん肺、気管支喘息、肺気腫、肺結核、肺癌など呼吸器疾患の患 者も多く診療しています。 高齢化率も高く通院困難な患者さんも多く、地域医療科を中心に訪問診療や 訪問看護を行っていますが、今後も地域の介護・福祉施設と連携をとりながら、 積極的に在宅医療を進める予定です。 検査面では消化器を中心とした消化管内視鏡 関連検査・処置(内視鏡的止血、ポリペクトミー、 関連検査 処置(内視鏡的 、 リ クト 、 EMR、食道静脈瘤結紮など)や肝胆膵検査・処置 (ERCP、EST、ERBD、砕石、肝生検)、気管支内 視鏡検査などを行っています。 研修医は1年目より指導医と共に新患を中心に外来診察を行い、2年目から は指導医、上席医の指導のもと、独力で診療できる力を養います。 は指導医 上席医の指導のもと 独力で診療できる力を養います また訪問診療を通じ、医療の社会的側面や高齢者の現状を理解します。 病棟においては、10人程度の患者を指導医と共に診療し、適宜、診察法や 検査・手技などの指導を受けます。 < < 内科における研修の重点 > ① 患者が中心であり、患者・家族と共同し医療を行う。 ② 基本的な診療を行い、幅広い変化に対応できる。 ③ 基本的な内視鏡検査を研修する。 ④ 他の医療スタッフと協調・協力し問題に対処できる。 ⑤ 医療安全の考え方を理解する。 ―4― 1.外科 1 外科 外科医2名が診療していますが、 消化器外科、 乳腺・甲状腺外科の手術を 中心に、 化学療法や内視鏡的治療も積極的に行っております。 「経験しなければ上達しない」という考えで、研修医にも、 どんどん術者、ある いは第一助手での経験をしていただきます。 第 助手 経験 す。 高齢化が進んだ地域の中核病院として、 プライマリ・ケアへの理解を深め実 践の臨床力を養うため、上席医と一緒に研修医にも積極的に外来診療をしてい ただきます。 病棟においては、外科としてチーム医療を行っていますので、 全ての入院患 者さんを担当し、 常に上席医や指導医と一緒に診療していただくので、 豊富な 症例を経験できます。 ―5― 馬出裕司 (熊本大学医学部卒) 私が市立赤平総合病院にて初期臨床研修を始めて、早くも 2年が終了しました。私が初期研修を行う先として、ここに 決めた理由は大きく4点ありました。 ①この病院は、赤平市の地域医療の中心を担っているので、 common diseaseについて多く体験し学ぶ事ができ、救急医療 においては、緊急的な処置及び専門医へのconsultを見極め る判断力を養う事が可能な病院であること。 ②意味の無い雑用などが無く、自分で考えて治療を計画し (勿論指導医に相談出来ます)、自らの手で患者様の治療に携 わる事ができること。また自ら主治医となり必要に応じて化 わる事ができること また自ら主治医となり必要に応じて化 学療法を自分で計画して投与する事もあります。 ③働く環境として病院や医局の雰囲気が、私の知っている或 いは聞いた中で、最もアットホームな病院であること。 ④医師不足の地域ため、病院のスタッフだけでなく住民の皆 様 歓迎 、そ ゆ 責任 重 充実感を得 事 様からも歓迎され、それゆえに責任の重さと充実感を得る事 ができること。 実際に自分の目で見て肌で感じないと伝わらない事もあり ますので、どうぞ当院に見学に来てください。お待ちしてい ます。 黒川剛生 (東北大学医学部卒) 私が当院に見学に来て研修をしようと決めてから1年が経 ちました。見学の時に医局の雰囲気、病院のスタッフの方々 のやる気を感じ、地域医療を含めたプライマリーケアをでき るのではと思い研修先として決めました。そして4月から研 修を始め内科・外科・救急研修と1年が過ぎ、現在は小児科 で研修中です。 研修ではエコー、内視鏡を初め多くの経験を積め、先輩医 師やスタッフの方々からの指導や助言などもあります。患者 さんから必要とされているということを感じることができま す。どうぞ一度見学に来てみてください。 ―6― ◆身 分 赤平市職員(医師) ◆給 与 1年次 月額419,200円 (医療職1表1級29号給) 2年次 月額435,500円 (医療職1表1級33号給) (上記給与に特殊勤務手当として月額180,000円を加算) ◆賞 与(期末・勤勉手当) 1年次 年額1,098,300円 (27年度見込) 2年次 年額1,720,200円 (28年度見込) ◆その他手当 寒冷地手当、宿日直手当等のその他勤務実績手当を支給 赴任時に規程による赴任手当を支給 ◆給与支給見込額 1年次見込額 約8,288,800円 (宿日直等の実績手当を除く) 2年次見込額 約9,106,300円 (宿日直等の実績手当を除く) ◆勤務時間 月曜日~金曜日 8時00分~16時30分 ◆有給休暇 1年次/15日 2年次/20日+前年の残日数 ◆当 直 有 月に2回程度 手当 30,000円/回 ◆住 宅 2LDK 10戸 ・ 3LDK 4戸 (月額25,000円~35,000円) ◆保険・年金等 北海道市町村職員共済組合加入、 地方公務員災害補償基金加入、 北海道市町村職員退職手当組合加入 ◆健康診断 年1回実施 ◆研究研修 学会等参加可 費用支給有 (北海道外1回・道内制限なし) ―7― ◆応募用件 医師国家試験合格済みの方 平成27年医師免許取得見込みの方 ◆提出書類 市立赤平総合病院臨床研修医願書、 健康診断書 卒業(見込)証明書、 成績証明書 ◆選考試験 面接 8月以降に予定(日程については応談可) ◆病院見学 随時実施(電話またはメールでご連絡下さい) ※宿泊を希望される方には宿舎等をご用意いたします。 ◆応募・問合せ先 市立赤平総合病院 管理課 井上まで 〒079-1136 北海道赤平市本町3丁目2番地 TEL 0125-32-3211(内線406) FAX 0125-32-1141 web http://www8.ocn.ne.jp/~aka-hp/ mail [email protected] ―8― め ざ し ま す 誠 意 の あ る 医 療 を や さ し さ と 信 頼 さ れ 選 ば れ る た め ―9― 市 民 に 愛 さ れ 私 達 は 地 域 に 密 着 し
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