特典 結婚式スピーチ版・幸せになるカ行の法則

特典
結婚式スピーチ版・幸せになるカ行の法則
新郎・・・太郎君、新婦・・・花子さん、というネーミングで進めます。
新郎側の祝辞
太郎君、花子さん
ご結婚おめでとうございます。
新婦側の祝辞
花子さん、太郎君
ご結婚おめでとうございます。
また、ご両親様はじめご両家(ご親族)の ご両親様はじめご両家(ご親族)の皆様方
皆様方、本日は誠におめでとうございま のお慶びも、いかばかりかとご推察申し上
す。
げるところでございます。
心より、ご結婚のお祝い申し上げます。
(本当におめでとうございます。)
(本当におめでとうございます。)
いや~、高砂の席で幸せいっぱいのお二人を見ていますと、結婚って、本当に良いものだ
なと思っているところでございます。
幸せいっぱいのお二人から、今日、私どもも、たくさんの幸せをおすそ分けしていただけ
る気分になりますが、ほんとありがたいことと思っております。
先ほどご紹介いただきました、○○株式会社の○△でございます。
新郎の太郎君(新婦の花子さん)と、一緒に仕事をさせていただいたご縁で、本日のこの
めでたい席で挨拶の機会をいただくことになりました。
諸先輩方が多数いらっしゃる中、ご指名でございますので何とぞご了承いただけたらと思
います。
新郎の太郎君(新婦の花子さん)は・・・・・
(新郎・新婦の人柄や仕事場でのエピソードなど)
・・・・・
新郎は、責任感も強く、また成績も常に上
位に位置し、きっちりと仕事をこなす好青
年でございます。将来は、必ずや当社を引
っ張っていってくれるものと確信いたして
いるところでございます。
新婦は、芯が強くきっちりとした仕事をこ
なす一方で、周囲への気配り・目配り・心
配りが自然にできるすごく素敵な女性であ
りまして、きっと素晴らしい家庭を築いて
いかれるものと確信いたしております。
エピソードや人柄等の紹介の内容にもよりますが、エピソードなしでもここまで約1分間
です。エピソードを1つ2つ入れることで、ここまで約3分間程度のスピーチになります。
次からが、幸せになるカ行の法則の話になります。
幸せになるカ行の法則
1
さてここからは、若いお二人の人生の門出に当たりまして、人生の先輩ということで、一
つだけお話しをさせてください。
【披露宴参加者全員に呼びかけるように】
みなさん、もし世界中の「幸せ」を大きな鍋に入れまして、ぐつぐつと何時間も煮込んだ
ら、最後、鍋の底に何が残ると思われますか。
いかがでしょう。
ぜひ、考えてみてください。
鍋の底に、エキスとして何が残るか、幸せの秘訣とは何か、ということです。
鍋の底に残るものが、2つございます。
1つが、幸せになるカ行の法則です。
そして、もう1つが、幸せの素(もと)というものです。
これは、ぜひ皆様方もお試しいただけたらと思っております。
きっと、今よりたくさんの幸せに出会えると思います。
披露宴会場を見渡しながら指を立てて、1つ、2つと身振り手振りを入れてお話してみて
ください。
幸せになるカ行の法則
2
まず一つ目です。
カ行の法則。
あいうえお、かきくけこ、さしすせそ、のア行、カ行、サ行・・・という時のカ行です。
カキクケコ、というのがキーワードです。
カキクケコの中で、まずは、カとキです。
カは、感謝。キは、寄付です。
「感謝は寄付で」ということであります。
もちろん感謝とは、ありがとうという気持ちです。
感謝=(イコール)、愛・愛するということです。
相手に感謝する時に、見返りを求めないということです。
感謝する時は、一方的に感謝する、ということです。
幸せになるカ行の法則
3
人は、ややもすると、時の経過とともに感謝することにおいて、だんだんと見返りを求め
るようにもなります。
こんなに感謝しているのだから、これくらいは、してくれよ。とか、そのうち
僕がこんなに君のために働いているのだから、こんなことぐらいはしてよ、とか
私がこんなにあなたのことを思っているのに、どうして分かってくれないの、という気持
ちの変化です。
つまり、感謝を求めるようになってしまうのです。
これって、お中元やお歳暮の品をお渡しする時に、
「いつもいつも、お世話になりまして本当にありがとうございます。これは、心ばかりの
品でございます、どうぞお納めください。」と言いながら、心の中では
「でへへへ、ワテは、○○ハムをお中元で差し上げたバイ。お返しの品は、○○ビールが
いいんだけどなぁ」と思うようなことと一緒です。
これって本当の意味での感謝の気持ちではないですね。
ギブアンドテイクの世界です。
下心いっぱいの気持ちです。
残念ですね。
感謝の気持ちは、見返りを求めない。
感謝を求めない。
感謝を要求しない。
そして感謝の気持ちは、忘れない。
感謝は寄付、です。
感謝は寄付するだけで良いのです。
ある意味、感謝は一方通行なんです。
それが、「感謝は寄付で」ということです。
次は、カキクケコのク、ケです。
幸せになるカ行の法則
4
クは、苦労、ケは煙(けむり)です。
苦労は煙(けむり)、です。
みなさん、タバコの煙をイメージしてみてください。
ここにタバコの煙があるとします。
最初は、みんなその煙を目で確認できています。
しかし、だんだんと煙の粒(つぶ)の間隔が広がってくると、うすくなってしまって、や
がて、その煙が見えなくなってしまいますね。
でも、タバコの煙の粒(粒子)は、残っているのです。
ただ、見えないだけです。
しかし、「いや、ここにタバコの粒があるんだ」といって電子顕微鏡を持ち出してきて、
その粒子を確認すれば、確実に見ることができます。
距離が離れてしまっただけで、探せば見つかるのです。
さあ、このタバコの煙を、「苦労」だと考えてください。
困難でも、不愉快な出来事でも、トラブルでも、望まないものでも構いません。
苦労や過去の出来事というのは、今という瞬間から、遠く離れているのに、探すから見つ
かるのです。
スポットを当ててしまうから、今、存在することになってしまうのです。
苦労なんてものはスポットを当てなければ良いのです。
スポットを当てるから、意識を向けるから苦労なんです。
それって、
「あー、3年前のあの日、なぜ左足から靴下を履いてしまったのだろう」とか
「あー、5年前のあの日あの時、右足からお風呂に入らなければ・・・」というようなこ
とを悔やみ続けることと一緒です。
はい、「苦労は煙」です。
いつまでもスポットを当てないようにしてください。
さあ、次はカ行の法則の最後、カキクケコの「コ」です。
幸せになるカ行の法則
5
「コ」は、「心、幸福(こうふく)」であれ、です。
高砂の席にいらっしゃるお二人は、何があっても今、幸せですね。
例え、お色直しで新婦が席を離れても、新郎に「幸せですか?」と質問したら、必ず
「幸せです!」と答えるはずです。
だって、幸せなんですから。
「心、幸福であれ」ということは、今、幸福でいてください。
今、幸せでいてください、ということです。
人は、得てして、賞味期限付の幸せを追い求めるようになります。
また、幸せの先送りを始めてしまうものです。
賞味期限付の幸せとは、
「新しいテレビが手に入ったら、きっと、幸せな気分で毎日過ごせるよね」とか
「新しい車が手に入ったら、家族みんでキャンプとか行けて、幸せだよね」とか
「新しい家に住んだら、幸せな毎日になるよね」というものです。
これって、期間限定の幸せです。
テレビだと1ヶ月くらい、車だと3ヶ月から半年くらい。
新しい家だと半年から1年くらいの幸せな気分だと思います。
そして、幸せの先送りとは、テレビが手に入るまでは幸せになれない、新しい車が手に入
らないと幸せがやってこない、という考え方です。
「あの街角をまがったら、きっと幸せが」という考え方です。
幸せを先送りして街角をまがっても、幸せはないのです。
そうではなくて、今、幸せでいることです。
それが「心、幸福であれ。心、幸せであれ」ということです。
もう一度、お二人に聞きます。
何で幸せなんですか? と聞いたら、絶対、
「だってそうなんだもん」、ですよね。
それでいいんです。
「感謝は寄付で、苦労は煙。心、幸福であれ。」です。
いかかですか、幸せになるカ行の法則。
ぜひ、お試しください。
今なら、無料お試しセットで、何と何と幸せの素がついています。
幸せになるカ行の法則
6
次は、幸せの素(もと)です。
幸せの素とは、幸せがずっとやってきてくれるようにするための方法です。
自分に、「パッ、パッ、パッ」と3回、振りかけてください。
(フリカケをかける感じで、手を動かしてみるとアピール度が違います。)
幸せの素は、3つだけです。
1つが、(二人で)気分のいいこと、ワクワクすることを見つけてください。
2つ目が、ワクワクすることに意識を向けてください。
3つ目が、二人で、ワクワクすることをやってください。
幸せの素とは、これだけです。
3つのことを、1、2、3と、パッ、パッ、パッと振りかけるだけです。
小さなワクワクで良いのです。
ワクワクを見つけて、意識を向けて、それをやれば、それより少しだけ大きなワクワクが
やってきます。
つながっているのです。
その次のワクワクをやっていれば、もっと大きなワクワクがやってきます。
あとは、その繰り返しです。
ワクワクは、幸せは、つながっているのです。
どうぞ今の気持ちを忘れないでください。
だって幸せなんですから。
ここまでで、終わらせることもできます。
次のようなクロージングでも構いませんね。
幸せになるカ行の法則
7
さあ、お二人の人生の船出の時が近づいてまいりました。
どうぞ人生を楽しんでください。
お二人の人生には、良いことしか起こらないようになっているのです。
ずっとずっと応援し続けますから。
本日は、まことにおめでとうございました。
(拍手)
ここまで、早口でしゃべってしまっても、約5分程度です。
先の、エピソード紹介で1~2分かかっていますので、合計約7分間の祝辞になります。
※
もう少しだけ長めの挨拶でもOKなら、次のような文章を加えても良いと思われます。
(プラス1分です。)
さあ、お二人の人生の船出の時が近づいてまいりました。
どうぞ人生を楽しんでください。
お二人の人生には、良いことしか起こらないようになっているのです。
もし、二人に困難やハードルが出現した時には、神様から「二人なら、きっとクリアでき
る」と認められているということです。
認められるからこそ、出現するのです。
もし、二人にその問題の解答が見つけられない時は、本日、ここにいる出席者の中で、誰
かがその解答を知っています。
または、その解答を知っている人物を、きっとここにいる出席者の誰かが知っているはず
です。
人生とは、そんなものです。
ここにいる我々全員が、お二人のサポーターです。
ずっとずっと応援し続けますから。
安心して二人の人生を踏み出してください。
本日は、まことに、おめでとうございました。
(拍手)
幸せになるカ行の法則
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