植物分子生理学第 6 回配布資料(1) 様々な DNA 結合タンパク質(転写

植物分子生理学第 6 回配布資料(1)
様々な DNA 結合タンパク質(転写因子の類型)
z へリックス−ループ−へリックス → HLH
¾ 2 つのへリックス構造 + 連結ループ → ダイマーを形成して機能.
¾ ダイマー形成領域 → ロイシンジッパーなど.
z
B
a
s
i
c
Z
I
P
¾ b
Z
IP → 最大のグループ.ACGT をコアとする DNA 配列を認識.
(ア) jun や fos などのオンコジーン、ヒトの AP-1、酵母の GCN4 となど.
(イ) 多くの生物に存在
(ウ) C 末端 → 7 アミノ酸残基に 1 回の割合でロイシンが繰り返し配置する
一次構造.→ へリックス形成時ロイシンがへリックス構造の特定の側面
に配位.→ ダイマーを形成する → ロイシンジッパー.
(エ) N 末端 → 塩基性アミノ酸が多い領域を有し、これが DNA の主溝に結
合する。
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z
Zinc-Finger
¾ ヒスチジンやシステインと亜鉛が配位 → βシートとαへリックスが隣り合っ
た単位構造.
¾ へリックスは DNA の主溝にはまり込む.
¾ 2−9 個のモチーフが連なり、DNA に巻きつくように結合.
¾ 転写因子以外のタンパク質にも見られる.
z
植物細胞壁:
(
¾ 合成機構 →
細胞壁
) → 地球上で最も(
全く不明に近い(
)の(
)
)
2
z
細胞膜、細胞骨格と細胞壁の関係
z
細胞壁合成:必要物質 → (
)によって細胞膜に供給?
¾ ゴルジ膜画分は in vitro で(
)を合成.
¾ セルラーゼ(セルロース分解酵素)の関与 → 逆反応によってやはり
(
)蓄積.(セルロースは
)
セルロースとカ
ロースの合成
ゴルジ体:細胞壁を構
成する多糖の合成、タ
ンパク質の修飾
核周辺の ER:細胞壁
タンパク質、その他、
細胞壁合成に必要な
酵素タンパク質
¾ 細胞膜上の(
) → (
)タンパク質複合体 → セルロー
ス合成複合体か?
¾ ロゼットが細胞膜
上を(
)
→ 長いセルロー
ス繊維を合成する
ため → この説
に証拠なし.
¾ 細胞膜を通過して
セルロース繊維が
合
成
→
(
)の存在? → 細胞の(
)がなければ決して
再現されない反応系 → 生化学の限界
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z
細胞壁と分類
4
植物分子生理第 6 回配布資料(2)
z
細胞壁の主な成分と構造
¾ 植物細胞壁の主な糖
z
(
)微小繊維:数十の(
)が互いに水素
結合した結晶構造.植物の乾重量あたり 15∼30%を占める.typeI, II
z
βグルカン:
(
)
、カロースが代表的.花粉の細胞壁
や分裂途中のセルプレート.typeII
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z
ザイログルカン(XyG):図は fgXyG
多糖
z
グルクロアラビノキシラン(GaX)タイプ II 型に特徴的
タイプ I 型の細胞壁に特徴的な
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植物分子生理学第 6 回配布資料(3)
z ペクチン:
(
)、構成単位 → α-D-Galacturonic acid
(GalA).カルボニル基あり.→ (
)イオンとキレート
→ (
)の形成
z アラビナン(
の重合体)
、アラビノガラクタン(ガラ
クトースの重合体にアラビノースが結合)と結合
→
(
)を形成.
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(
)タンパク質:細胞壁を構成するタンパク質
(
)-rich glycoproteins (HRGPs)
(
)-rich proteins (PRPs)
(
)-rich proteins (GRPs) など
機能ははっきり分かっていない.
エクステンシン(Extensin)は代表的な HRGP.
タイプ I 型に特徴的
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