新潟県立歴史博物館評価委員会 平成 25 年度 館の自己点検に対する

新潟県立歴史博物館評価委員会
平成 25 年度
館の自己点検に対する
二次点検評価報告書
平成 26 年 8 月
活 動 評 価 表 (総括)
博物館の基本理念
○ 県民の営みの証である歴史資料を記録・整理・保存し、新たな歴史像 ※
を県民とともに創造していきます。
○ 人々と連携しながら、現在から未来へ、地域から世界へと県の価値を
発信していくことを使命とします。
こうした活動を通して
『より県民に愛され、利用され、"にぎわいのある博物館"』を実現します。
※「新たな歴史像の創造」
博物館の活動を通じて再発見される新潟県の価値や魅力が、新潟県の歴史についての新鮮
なイメージとして、県民の皆さん一人一人の中で実を結んでいくこと
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○[評価指標]利用者数
(単位:人)
平成 24 年度
実績
① 利用者総数
② 観覧者数
(単年) 115,639
(前計画期間平均) 123,348
(単年)
56,665
(前計画期間平均) 63,862
平成 25 年度
目標
実績
目標
増加
させる
83,915
増加
させる
47,791
○[評価指標]満足度
(単位:%)
平成 24 年度
実績
① 来館者満足度
98%
② 企画展
③ 講座等
講座・講演会
体験コーナー
90%
④ 来館者対応
取組実績
平成 28 年度
90%
99%
98%
平成 25 年度
目標
実績
平成 28 年度
目標
97%
維持・向上
させる
93%
91%
90%
維持・向上
させる
98%
○取組実績
(1)収集保管 収蔵資料データ整理の進展(歴史資料約 1,722 点)
、収蔵庫保
存環境のチェック体制(継続/新規)
(2)展示 [常設展]展示環境の維持、常設展魅力アップ事業(新規・単年度事
業)の実施(見学時間別ガイド・解説パネルの作製)
[企画展]有料展覧会4回実施(「佐渡金銀山」、
「弥生時代」、
「石仏」、「古地図」)
[その他]移動展覧会2回実施(現代史)
(3)調査研究 「ネイチャー」
(英国科学雑誌)での論文掲載、外部研究費4件(H25
新規1件)
(4)教育普及 館内講座・出前講座の継続、体験活動・体験コーナーのプログ
ラム充実、教育機関への周知活動拡充(保育・幼稚園や特別支援学校への紹介、
近隣市町教育委員会への直接訪問等)
(5)連携 展示協力(新琵琶湖博物館整備委員会等)、地域史研究ネットワーク
取組充実(参加団体数増)
、友の会との連携拡充
(6)情報発信 ホームページの内容充実、リピーター割引の拡充
(7)管理運営 博物館運営方針(H24~28)及び新評価システムに基づく PDCA
の開始
(1)利用者総数・観覧者数(①、②)とも大幅に落ち込んだ。大きな原因は企
画展観覧者数の減少である。
★観覧者数 常設展 H24:14,496 人→H25:14,885 人( △389 人)
企画展 H24:42,169 人→H25:32,906 人( △9,263 人)
(企画展別の昨年度比較 春↓、夏↓、秋↓、冬↑)
減少の理由は、企画展に関して訴求力のある広報の打ち出しができなか
ったこと、などが挙げられる。
分 析
課 題
また利用者総数(①)については、館外利用者の減(主に館外での共催事業
観覧者の減)も原因の一つである。
★館外利用者 H24:15,083 人→H25:1,445 人(△13,638 人)
(2)評価指標は、目標及び前年度実績に及ばないものが多かった。数字的には
物足りない一年であった。
(3)満足度は、全体として例年どおり高水準である。内容的な水準は維持でき
ている。
(4)取組実績のうち、収蔵資料データ整理の着実な進捗、企画展での他団体と
の連携などが、一定の成果・実績として挙げられる。
(1) 企画展の演示方法・テーマ設定の工夫
(2) 具体的な集客に向けた広報等への一層の取組
(3) 調査研究活動の充実と県民還元
(4) 支援団体・協力者との一層の連携強化
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・厳しい財政状況を映じ予算制約がある中、各種の数値目標は、利用者
数・観覧者数以外は、総じて目標を達成ないしは目標に近い数字を達
成している。当館の活動が奏功している結果と思われる。
・取り組んでいる項目も、収集保管、展示、調査研究、教育普及など多
岐に渡っており、当館の求められる使命を相当程度果たしていると考
える。
・当館は文化財の保存活動や災害時の文化財レスキュー活動にも尽力し
てきている。評価委員会としてもこうした活動は非常に重要と認識し
ており、今後とも積極的に取り組んでいただきたいし、活動の成果を
もっとアピールしても良いのではないかと考える。
評価のコメント
・加えて、現在も取り組んでいることではあるが、県内の他博物館や資
及び今後の課題
料館の指導・育成によりいっそう注力していただきたい。県内には当
方向性等の提言
館より規模の小さい博物館が多くあり、それらの博物館が単独で基本
的ないしは先端的な機能や技術を維持・習得するのは、予算面や人材
面でなかなか困難な状況にあると聞いている。
・そうした中小の館に対し指導や研修を実施することは、博物館活動の
底上げという点からも非常に大切であり、そうした機能を果たせるの
は人材・機能面で充実している当館以外にないと考える。ぜひ県内博
物館のリーダーとして指導面でその機能を十分発揮していってもらい
たい。
・今後は、上記で課題として上げられている項目をぜひ実行し、館の活
動がより充実したものとなるよう取り組んでいただきたい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
取組方針
主な実現方策
収集・保管
学芸課
・本県の歴史を明らかにするために欠かすことのできない資料の収集・
整理に努めるとともに、そのデータ化を推し進める。
・良好な資料保存環境を維持する。
・資料の収集の継続と収集資料の整理を推進する。
・IPM(総合的有害生物管理)による環境管理を継続する。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]収蔵資料目録の刊行準備
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
1 目録
1
1
1 目録
○ [評価指標]デ-タベース基礎資料作成
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
継続(5000)
継続
継続
(1722 点)
継続
(1) 資料寄贈
6件
※国重要文化財「新発田市村尻遺跡出土品」の寄託
(2) 収蔵資料破損 なし
(3) 収蔵資料目録刊行 「神林コレクション」(考古)約 170 頁
取組実績
(4) データベース化 歴史資料約 1722 点
(5) 収蔵品検索システムの更新 平成 26 年度導入を目指し検討
(6) 文化財害虫モニタリング測定 月 1 回
(7) 殺・防虫消毒 展示室殺虫消毒 1 回 館内殺虫消毒 1 回 館内防虫施工 2回
館外防虫施工 3回 燻蒸室内燻蒸 2回
(8)収蔵庫温湿度管理 通年
(9)空気環境管理
酸・アルカリ濃度測定 4 回(収蔵庫、企画展示室)
新規 カビ等浮遊菌調査・イオンクロマトグラフ空気中物質測定
(10)収蔵庫定期清掃及び資料点検 1 回
(11)収蔵庫定期点検 月 1 回(24 年後期から実施)
(12)IPM 研修 2 回(館関連職員対象)
(13)保管環境研修会参加 文化財虫菌害・保存対策研修会、文化財保存・環境研究会、
文化財虫菌害防除作業主任者講習会
※保管環境取組みの参考資料は別紙(平成 24 年度年報)
分 析
(1) 指標はいずれも達成することができた。
(2) データベース化は歴史資料の基礎データを整える作業と並行して行っているため、昨
年度よりは入力数が少ない。
(3)24 年度後期から実施している異常発生対応マニュアルに基づく「異常発生記録簿」・
「定期点検簿」への記載、月 1 回の定期検査(目視確認)は定着している。
(4)保管環境は IPM、殺・防虫消毒、温湿度管理、空気環境管理、清掃、定期点検をとお
して良好に維持されている。
(5)全国規模の保管環境研修への館員参加によって、職員個々の技術も向上している。
課 題
(1)26 年度以降、データベース作成に係る整理作業員の確保が必要である。
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・取り組みについて、収蔵資料のデータベース化がやや進捗したこと、
またIPMによる保存環境管理に取り組んでいることなどが評価でき
る。
・収蔵資料のデータベース化は、当館の基本的な要件であり、引き続き
計画的に進めてもらいたい。
評価のコメント
・IPMについても、時間や労力、経験の積み重ねが求められるが、今
及び今後の課題
後も積極的に取り組んでいただきたい。
方向性等の提言
・収蔵品検索システムが老朽化しており、更新が必要な時期が迫ってい
る。システムの更新を平成 26 年度にということで検討されているが、
システムは当館の心臓部とも言えるものであり、必ず更新を実現して
もらいたい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
展示-常設展示
学芸課
取組方針
・設備・機器・資料の適切な管理に努め、良好な見学環境を維持する。
・常設展示の十分な活用を推し進める。
主な実現方策
・日常の適切な維持管理と定期的な資料更新を継続する。
・より柔軟な展示と活用方法の工夫に努める。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]新規展示・交換展示資料
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
75 点
80 点
73 点
○ [評価指標]ワンポイント解説
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
425 人
480
423
取組実績
平成 28 年度
目標
80 点
平成 28 年度
目標
500 人
(1) 定期資料展示替え 4 月(新潟県のあゆみ・米づくり・縄文文化を探る)
、10 月(新
潟県のあゆみ・米づくり)
(2) 常設展定期点検 隔週(照明・電気の点検、ケース内及びガラス清掃)
(3) 常設展の保守点検・補修 2 回(展示品・機器の総合点検)
(4) 新規 常設展魅力アップ事業 見所ガイド作成
(5) 新規 常設展解説パネルの設置 「高田雁木通り」
(6) 新規「平成 24 年度アンケートより」の設置 観覧者からの常設展改善への意見に答
えたものを掲示
(1) 展示資料点数は昨年並みである。
(2) 設備・機器・資料等は定期点検や保守点検で維持され、良好な見学環境を保っている。
分 析
(3) ワンポイント解説利用者は目標に至らなかったが、
入館者の減少にもかかわらず昨年
度並みの参加者があった。
※新規(4)
・(5)・(6)の効果や改善については 26 年度以降に分析する。
課 題
(1)音声解説器・映像情報コーナー機器など部品調達の困難な展示機器の更新
を数年内に行う必要がある。
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・新潟県の歴史が丁寧に展示されており評価できる。
・「見所ガイド」の作成、「高田の雁木通り」の解説パネルの作成など、
評価のコメント
子どもにもわかりやすい工夫がされている。
及び今後の課題
・しかしながら、
「変化がない」「新鮮でない」という点から見ると工夫
方向性等の提言
が必要である。例えば常設にスペースを作り出し、新たにタイムリー
なテーマを流動的に入れられるようにするなどの工夫が必要。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
展示-企画展示
学芸課
取組方針
・調査研究の反映や収蔵資料の活用によって魅力ある企画展を実施する。
・集客を意識し、県民の関心を反映した企画展示に努める。
主な実現方策
・年4回程度の企画展の実施を目標とする。
・入場者の満足度を高める
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]企画展回数
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
4回
4
4
○ [評価指標]満足度
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
93%
90%
93%
平成 28 年度
目標
4回
平成 28 年度
目標
90%
(1) 企画展 春「黄金の国々」
、夏「弥生時代のにいがた」
、秋「石仏の力」
、冬「謎の古
取組実績
地図」
(2) 関連講演・講座 各企画展期間中 2 回以上開催
(3) 関連イベント等
春「砂金取り体験」
「金塊つかみ体験」
「小判を作ろう(体験コーナー)
」
、
夏「ミニ銅鐸を作ろう(体験コーナー)
」「ガラス玉作り(講座)」「まが玉を作ろう
(夏休み特別体験)
」
「新潟の弥生を知る(友の会研修旅行)
」
秋「石仏製作体験(講座)」
「拓本をとろう(講座)
」
「レキハク学芸員と巡る石仏見
学会(柏崎、栃尾)
」
「力石持ち上げ体験」
冬「平安時代の貴族に変身(体験コーナー)
」
(4) クイズラリー 春季企画展で実施
(5) その他 「マイコレクション展」
、
「子ども縄文展」を開催
(1) いずれも新潟をテーマとした地域の文化や歴史を掘り起こす展覧会であった。
(2) 講演会・関連イベントなどは、おおむね好評であった。また、
「石仏の力」の講演会
では県外の参加者が多く(10%強)
、連携団体のネットワークを活用した広報が功を
奏したといえる。
(3) 春季展は山梨県立博物館との共同企画で、世界遺産登録推進企画と銘打ち、県教委
からの協力も得た。石見・甲斐・佐渡を中心に金銀の採掘から貨幣製造に至る一連の
作業とその技術、
そしてそれを可能にした情報ネットワークなどを本物の資料を用い
分 析
て紹介した本格的な展覧会で、観覧者の評価・満足度は高かった。
夏季展は研究員の個別研究をもとにした展覧会で、本県初の本格的な弥生時代展で
ある。県内はもとより全国の基準資料を集め、当時の新潟の特徴を最新の研究成果か
らクローズアップした。
展覧会直前に国の重要文化財に指定された新発田市村尻遺跡
出土品のお披露目もすることができた。弥生時代の知識を持つ観覧者からは高い評
価・満足度を得たが、一般観覧者向きのアピールが充分とはいえなかった。
秋季展は市民団体(新潟県石仏の会)との 3 年越しの共同作業により実現した展覧
会で新潟県石仏の会をはじめ、石仏に魅入られた先人の調査成果を集大成した。館の
総合研究成果の一つである「種類別の石仏分布」などは、地域住民が必要とした信仰
とその広がりを鮮明にする基礎資料といえる。有識者からは、これほど充実した石仏
展は過去にないとまで評価され、身近で心をうつものがあったためか、一般の観覧者
からも今年度一番の高い評価と満足度を得た。
冬季展は高い関心を集め、昨年度冬季企画展の倍の一日平均 158 人の観覧者があっ
た。タイトル、天候などの要素に加え、古地図への潜在的ニーズも高いと見られる。
(4) 4 回の展覧会を通じて館収蔵品(春季展・秋季展・冬季展)
・寄託品(夏季展)の活
用も図られ、研究員の研究成果も還元された。
(1) 自主企画展では展示構成、出品交渉、図録作成に労力がそがれ、展示を見せる工夫に
課 題
時間を割くことが難しい現状にある。
(2) 集客面から広報・交流普及担当と、より質の高い連携が必要である。
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・それぞれの企画内容が興味あるものになっており評価できる。特に「黄
金の国々」
「石仏の力」は活気があった。「謎の古地図」も冬期の展示
評価のコメント
ながら健闘した。
及び今後の課題
・課題は「如何にして広報し県民に興味を持ってもらうか」
「如何にして
方向性等の提言
博物館に足を運んでもらうか」
「どの年代にもわかりやすい見せ方の工
夫」であろう。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
調査・研究
学芸課・経営企画課
取組方針
・本県の歴史系博物館の拠点として、質の向上を目指す。
・館活動の根幹である調査研究の成果の県民への還元に努める。
主な実現方策
・総合・個別研究費などを有効に活用した研究活動を推進し、その成果
を県民に還元する。
・講座参加者の満足度を高める。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]外部研究費取得件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
4
6
4
6件
○ [評価指標]学会発表等件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
5回
10
9
16 回
○ [評価指標]論文等執筆件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
51 回
60
50
80 回
取組実績
(1) 外部研究費(文部科学省科学研究費ほか) 新規1(東京大学)+継続3(科研費)
・前嶋敏(研究代表者)
「史資料原本調査をもとにした『越佐史料』巻七(未刊)の再
構成」東京大学史料編纂所一般共同研究
・大楽和正(研究代表者)
「伝統野菜の創出と文化変容に関する民俗学的研究」文部科
学省科学研究費補助金 若手研究(B)
ほか
(2) 学会発表等 日本文化財科学会・日本民俗学会ほか
・西田泰民「Hot dishes in the Incipeint Jomon, Japan」アメリカ考古学会
・渡部浩二「寛保元年(一七四一)の技術書に記された鶴子銀山産銅鉱石の製錬」素
材・資源学会 2014 年春季大会
ほか
(3) 論文等執筆
・陳玲「小林存の中魚沼採訪旅行と「編み衣」のアンギン発掘の道」
『高志路』390
・山本哲也「博物館の機能を展示する視点―“博物館学の展示”の提唱」
『博物館研究』
48-8
分 析
ほか
(1)外部研究費は新規に1件を獲得できたが、24 年度並みで目標値に至って
いない。
(2)学会発表等は 24 年度に比べ増加したが、わずかに目標値に至らない。た
だし、海外の学会での発表があるなど内容的には充実している(アメリカ
考古学会、インド太平洋先史学会)
。
(3)五泉新聞廃業のため、予定されていた新聞連載による成果還元は実現でき
なかった。内容的には英国科学雑誌「ネイチャー」をはじめ海外に発信し
たものが 2 本あり、研究は充実している。
課 題
(1)一般への成果還元方法を今後とも検討する。
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・研究は、アメリカ考古学会での学会発表など海外を含め一定の成果を
評価のコメント
上げており評価できるが、科研費等外部研究費の獲得をさらに進めて
及び今後の課題
ほしい。
方向性等の提言 ・調査・研究成果の県民への還元に向けての取組を期待する。
・今後は論文の抄録の作成(公表)を考慮していただきたい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
取組方針
主な実現方策
教育・普及 / 学校教育
経営企画課
・学校教育に一層活用される博物館を目指す。
・新潟県民としての自覚と誇りを持つ教育に貢献する。
・館内及び館外活動の充実を図る。
・教育機関への施設利用の周知
・体験学習・体験活動の新たなプログラムの開発・導入に努める。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ 県内小学校の来館率
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
34%
34%
32.9%
35%
○ 体験活動の新プログラム導入件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
1
1
3
1件以上
○ 体験コーナーの参加者満足度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
取組実績
98%
90%以上
90%
90%以上
⑴ 県内小学校来館校数・来館率 3月末までの来館校数 167 校(延べ数)
⑵ 体験活動の新規プログラム 小判作り、銅鐸作り、ミニ石仏
⑶ 当館を会場とし、当館研究員を講師(指導者)とする教員を対象にした研
修会 3回実施
⑷ 教育機関への施設利用の周知活動
・県教育委員会の教育施策説明会…上中下越佐渡の小中・特別支援学校校長
・新潟市の園長・学校長研修会……保育・幼稚園から高校の園長・校長
・中越地区教育課程研修会…………小中学校の研究主任等
・県及び新潟市のPTA連合会研究大会…PTA役員等
・中越地区教頭研修会
・長岡市及び隣接の市・町の教育長に直接面談
⑴ 小学校の来館率を地域別に見ると、長岡市、佐渡市は高い一方、中越地
区でも魚沼十日町地域は高いと言えないなど、格差が生じている。そこで、
来館率の低い地域の学校や教育委員会への広報活動を夏季に集中的に行
った結果、秋季以降の来館や出前授業を利用した学校数の増加につながっ
分 析
た。
⑵ 体験コーナー参加者は高い満足感をもって体験している。
⑶ 近年、小中学校では、教育課程や学習活動に関わる様々な事情が変化し、
博物館等への校外学習に影響が生じている。
⑴ 展示解説の研修、展示内容の魅力発掘、教員研修の実施
課 題
⑵ 体験活動の新プログラム開発・内容の充実
⑶ 事前事後学習に役立つ教材や学習機会の準備
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・県内小学校の来館率 32.9%、来館校数 167 校という数字は高く評価で
きる。総合学習や社会科学習のための教材開発や体験プログラムの充
実など、地道な教育活動が結実した成果である。
・教育機関への施設利用の周知活動やポスター等での広報活動、HPの
充実など、年々学校への広報活動が充実してきている。教員を対象と
評価のコメント
した研修会を実施し、体験活動をメインにしたプログラムを導入する
及び今後の課題
ことで、指導者の意識改革を図る必要がある。教員に歴史の楽しさを
方向性等の提言
実感させたい。
・小学校第 6 学年の歴史学習にあたっての目標に、地図や地球儀、年表
などの基礎的資料を効果的に活用することとある。この目標を踏まえ
て、子どもたちにも分かりやすい展示や解説に努め、より広い視野か
ら歴史について考えることができる子どもを育てたい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
取組方針
主な実現方策
教育・普及 / 社会教育
経営企画課
・県民の知識・教養を高め、県民が豊かな社会生活を営むための機会や
情報を提供する。
・館内・館外での活動の充実を図る。
・社会教育機関との連携に努める。
・館内講座・出前講座を継続する。
・ボランティアの受入の推進。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ 出前講座の参加者満足度
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
94%
90%
92%
○ 館員の講座・講演会の参加者満足度
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
89.5%
90%
91.1%
○ ボランティアの活動延人数
平成 24 年度
平成 25 年度
取組実績
実績
目標
実績
104
190
88
平成 28 年度
目標
90%
平成 28 年度
目標
90%
平成 28 年度
目標
190
(1) 出前講座 県内 11 市町村から要請、15 回実施、参加者 421 名
(2) 館内講座 38 講座を実施、参加者 1,654 名
(3) ボランティア登録者 6名(9月から新規登録者1名)
(4) ボランティア活動 資料整理、講座の受付、体験コーナーや学校団体の体験活
動の補助
(5) ボランティア増加の取組
・新潟県退職教員連絡協議会(県退教)や長岡市内の退職公務員のサークルへの広
報活動
分 析
(1) 出前講座は市町村の要請に基づいて実施している。広報活動を重点化し、さら
に利用を広げる取組を推進する。
(2) 館内講座は、昨年度同様、定期的に行っている定番の講座の人気が安定してい
た。企画展と連動した記念講演会とシリーズ講座が好評であった。
(3) ボランティア登録者は少数だが、とても熱心に活動に取り組んでいただいてい
る。
(4) 今後も、登録者の増加に向けて取り組むとともに、ボランティア自身の生涯学
習がさらに充実するように活動内容を広げていく。
課 題
(1) 出前講座:上越地区の生涯学習担当者との連携強化、各地区へのPR活動展開
(2) 館内講座:固定客の維持、若年層の来館数の増加
(3) ボランティア:募集期間・規模の拡大、活動内容に応じた研修等の充実
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・出前講座(15 回)421 名、館内講座(38 講座)1,654 名、合計 2,075
名(前年度比+375 名)である。企画展と連動させた記念講演会やシリ
ーズ講座の好評とともに、市町村生涯学習担当者や社会教育機関、社
会福祉機関などとの連携の成果であると考える。
・市町村博物館や資料館などでは専門職員が不在の施設が多くなり、資
評価のコメント
料の保管や展示物の充実などに不備がみられる。そのための支援体制
及び今後の課題
や職員教育に県立博物館のスタッフの専門性を積極的に生かしてほし
方向性等の提言
い。
・ボランティア活動について、更なる充実をお願いしたい。資料整理や
講座の受付、体験活動の補助などのほかに、やる気を育て充実感が味
わえるような仕事に従事するボランティアを育ててほしい。
・これまで声をかけてこなかった各地域の観光ボランティアガイドを対
象とした講座などにより、歴博の良さを伝えてほしい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
取組方針
主な実現方策
連 携-学術面の連携
学芸課・経営企画課
・県内各地の歴史・文化的価値の再発見と活用を支援する。
・幅広い団体とのネットワークを強化する。
・新潟県の中核機関として、地域史研究や資料保存活動を推進する。
・県内外の他館および団体と共催しての巡回展の実施に努める。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]地域史研究ネットワークの拡大
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
20 団体
22 団体
○ [評価指標]移動展示・展示協力
平成 24 年度
平成 25 年度
実績
目標
実績
継続
継続
継続
平成 28 年度
目標
25 団体
平成 28 年度
目標
継続
(1) 地域史研究ネットワーク新規参加団体 2団体(長岡郷土史研究会・小千谷総合文化
取組実績
協会)
※新潟県地域史研究ネットワークニュースの発行(月 1 回)
※研究紀要に新潟県関連の文献目録を掲載(年 1 回)
(2) 新規 地域史ネットワーク参加団体へのアンケート調査(年度内集計・分析)
(3) 移動展 「GHQ の一兵士が見た新潟」 2 回(長岡・新潟)
(4) 展示協力
12 件(新琵琶湖博物館整備委員会ほか)
(5) 研究協力
13 件(大学・博物館・県内外市教委など)
(6) 全国規模研究会への参画
被災文化財等救援委員会など
(7) 高等教育機関講師派遣 13 件(新潟大学・長岡技術科学大学・長岡造形大学・國學
院大學ほか)
(1) 地域史ネットワークへの参加の働きかけが功を奏し、新規 2 団体が加入した。
分 析
(2) 移動展・展示協力・研究協力・高等教育機関講師派遣の件数は前年度並みで、県内外
との協力関係が維持できている。
課 題
(1) 地域史ネットワーク参加団体からの意見などを参考に魅力を高めていく。
(2) 本県の文化財救援体制整備について、県教育委員会と協議継続。
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・地域史研究ネットワークの新規参加団体が増えたことは、当館が地域
評価のコメント
研究の拠点となりつつある現れと思われるが、さらに地域史研究や資
及び今後の課題
料保存活動を積極的に行い、地域の人材育成・資質の向上に努めて欲
方向性等の提言
しい。
・歴史系博物館の拠点となるよう、県内市町村の博物館や資料館とのさ
らなる連携・研究の推進を期待する。
・文化財レスキューの実績や経験をいかし、地域史研究ネットワーク参
加団体と災害時に備えた連携の強化を進めてほしい。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
連携 /地域づくりに向けた連携
経営企画課
取組方針
・歴史を通じた県内各地の地域づくりに貢献する。
・近隣の施設や様々な団体との連携を深める。
主な実現方策
・各種団体との事業共催等による連携を模索する。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]
平成 24 年度
実績
15
取組実績
分 析
課 題
平成 25 年度
目標
実績
15
12
平成 28 年度
目標
15
(1) 新潟県立歴史博物館友の会
・震災関連映画上映会を延べ 7 日間開催
・講座「東日本大震災の実態に触れて」及び「会員の集い」実施
・研修旅行 「震災被災地の今」
(5月)
、
「新潟の弥生を知る」
(8月)
「田中長嶺を訪ねる旅―三河地方の歴史に触れる―」
(10 月)
以上3回
(2) 新潟県石仏の会
・秋季企画展「石仏の力」での連携
・名義共催を超えた、調査から展示、各種イベントに対する協力
(3) 文化体験ワークショップ
・現代工芸新潟会 ・NPP 新潟県写真家協会 ・新潟県詩吟剣詩舞連盟
・新潟県茶道連盟裏千家淡交会新潟支部 ・新潟総踊り実行委員会 ・新潟県邦
楽連盟
(4) その他の関係団体
・火焔街道博学連携プロジェクト ・関原サイノカミ有志会など
(1) 友の会による映画上映会はこれまで年 1 日程度の開催だったのが、7 日の開催と
なった。
(2) 友の会は、芝刈り事業を委託するなど、さらに深い連携団体となっている。
(3) 企画展に地域団体が深く関わることで、その内容が極めて充実したものとなっ
た。調査段階からの長期にわたる関係は、今後の調査研究に好影響をもたらすも
のと予想される。
(4) 8月に行われた新潟文化祭文化体験ワークショップ(文化振興課事業)で、各種
団体との連携を増やすことができた。
(1) 新規団体の開拓…これまでの協力団体からの拡大
(2) 事業実施会場としての博物館利用の周知
(3) 広報協力の強化
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
評価のコメント ・自己評価の指標に挙げられている数字(共催事業数?)の説明がなく、
及び今後の課題 数字が減ったことについての記述もない。
方向性等の提言
・成功事例としての「石仏の力」展については、成功の要因を整理し今
後の展開に生かしてほしい。文化体験ワークショップでできた新しい
つながりについても、どう生かしていくのか検討してほしい。
・友の会の活動には敬意を抱くが、会主催展の記載がなくて良いのか。
・近隣施設との連携が方針に掲げられているが長岡市・馬高縄文館との
連携実績が見えない。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
取組方針
主な実現方策
情報発信 /情報発信
経営企画課
・当館の活動について、県民認知度を高める。
・本県の歴史・文化的魅力を県外・海外にアピールすることで、交流人
口の増大への寄与を図る。
・リピーターや新規来館者の拡大に向けた広報の展開
・ITやマスコミを活用した情報発信の充実を図る。
・県外客誘致のための広報に努める。
・観光事業団体との連携を強化し誘客に努める。
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [評価指標]新聞・雑誌・テレビ等に報道掲載された件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
225/81/137
210/62/150
208/107/123
216/65/156
○ [評価指標]館ホームページへのアクセス件数
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
75,112
65,000
86,658
65,000
○ [評価指標]観光団体による来客者数(クーポン利用団体のみ)
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
取組実績
実績
目標
実績
目標
201 人(23 件)
800
269 人(13 件)
800
分 析
課 題
⑴ 報道掲載
・新聞、テレビは企画展の共催、後援によりほぼ目標値を達成
・雑誌は、県内各地域のタウン誌や無料配布の広告媒体(フリーペーパー)等に
対して積極的に掲載依頼を行った結果、掲載が大幅に増加
⑵ 館ホームページ
・大幅なリニューアルを実施(4月)
⑶ 観光団体と来客
・県内業者、老人クラブ、公民館(コミュニティセンター)は、すべて訪問
・長野県、福井県、石川県、富山県、群馬県の公的団体や観光業者等に訪問
(1) プレゼントパブリシティ(企画展招待券を活用した『読者プレゼント』など)
を推進した結果、雑誌等の掲載が増加した。
(2) 館ホームページのリニューアルにより、講座等の聴講希望者や学校関係者から
のアクセスが増加した。
(3) アンケート結果によると、秋季企画展を中心に県外からの来館者が増加してい
る。
(1)企画展の内容に当てはまる専門的な雑誌などのマスコミへの情報提供
(2)ホームページのアクセスを増やすための更に細かな情報掲示
(3)大型ツアーの企画(行程)に博物館見学を取り入れてもらうよう観光団体
への提案
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・タウン誌、フリーペーパーなど新たな媒体への接触は、従来にない客
評価のコメント
層へのアプローチにつながる。ホームページのリニューアル、企業訪
及び今後の課題
問なども含め積極的姿勢を感じる。
方向性等の提言 ・対メディアでは、単なる情報提供だけでなく番組企画まで含めた提案
型のアプローチを行えばより効果が期待できるのではないか。
活 動 評 価 表
機能・取組分野
管理運営
経営企画課
取組方針
・運営方針を館職員で共有し、方針を意識しながら博物館活動を進める。
・目標の実現に向けた効率的な運営を行う。
主な実現方策
・自己評価・外部評価の実施
・評価結果の的確な反映によるPDCAサイクルの確立
重点取組等
Ⅰ 博物館による自己点検と評価
○ [全体収支比率]
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
5%
6%
5%
8%
○ [評価指標の達成率]
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 28 年度
実績
目標
実績
目標
65%
100 %
50%
100%
(1) 博物館運営方針(H24~H28)
、及び年度初めに設定した「当面の課題」
8項目に沿って活動全般を進めた。
(2) 現運営方針に基づくPDCAサイクルとしては一回り目であることか
取組実績
ら、その確立を図った。
・活動評価表の作成、及び経営会議での議論等による自己評価
・外部評価委員による検証と評価
・これらを踏まえた改善と進捗管理
(3) 月各1回の課内会議、運営会議、全体会議を連動させて進捗管理に努め
た。
(4) 施設管理について、不具合が発生した設備・機器等の更新・補修を実施
した。
(5) 来館者の安全・安心確保、要望聴取に関しては、従前の日常的対応(業
務日報・アンケート・案内説明員研修等)を堅持し、防災訓練(年3回)
等による深化を図った。
(1)目標の設定や共有を図るの館運営の仕組みづくりは進んだものの、評価指
標の達成にはまだ結びついていない。
(2)平成 26 年度(3月末現在)観覧者数 47,791 人、うち有料者数 23,213
分 析
人、有料率 48.6%となっている。昨年度に比べて観覧者数 8,874 人、有料
者数 4,908 人減少しており、有料率も 1.0 ポイント減少している。観覧者
数の減少及び有料率の減少に伴い観覧料収入が減っていることが、全体収
支比率悪化の理由として挙げられる。
(1)PDCAサイクルを定着させ有効に機能させる。
(2)入館者数を増やすことによる観覧料収入の増加、経費の節減
課 題
(3)計画的な設備・機器等の更新・補修の実施(例:消防設備ハロンガス容器
の交換)
Ⅱ 評価委員会による検証・評価
取組に対する
評価できる
やや評価できる
やや評価できない
評価できない
判断保留
全体的評価
・PDCAサイクルを定着させ有効に機能しているかが評価しづらい。
・目標の設定や共有を図るために、職員同士での分かりやすい目標の立
て方、目標達成の可視化、共有化を図るための場の設営など、内部の
活性化の工夫をすることが望ましい。
(例えば高齢化に対応した展示会
場のあり方や解説や説明のあり方など、できることを具体的にきちん
と話し合って共有するなど、部署を超えて互いにアイディアを出し合
評価のコメント
って、自分たちで目標を設定する。
)
及び今後の課題
・個人の能力の可能性を互いに知り合う機会を作る(互いにインタビュ
方向性等の提言
ーし合うなど)ことで新しい企画の着想を豊かにするなど、意識を高
め合う場を生み出す職場環境づくりも必要なのではないか。
・入館者数を伸ばすための企画展のさらなる企画力強化、情報発信の新
たなるチャンネルの開拓など、より一層の努力も必要である。
・外部評価を受けて、職員の意識がどう変わったかがわかるよう、実態
として見えるようにしていただきたい。
新潟県立歴史博物館評価委員会報告書
発行日
平成 26 年8月 22 日
編集・発行 新潟県立歴史博物館評価委員会