おきらく社労士の特定社労士受験ノート 紛争解決手続代理業務試験解答指針 過去に出題された、 紛争解決手続代理業務試験の解答の考え方を掲載しています。 どなたでも自由にダウンロードできるようにしています。なお、紛争解決手続代理 業務試験が行われた日(あっせん事件では、紛争となった日)現在に適用されてい た法律や判例に基づいています。 この解答指針は、問題文にある事件で、判例が大きく変更された場合と、法改正 があって解説に整合性が保てなくなった場合を除き、改訂はありません。その点を ご了承ください。 一方、書籍『おきらく社労士の特定社労士受験ノート』は、毎年改訂を重ねてい ます。試験は回を追うごとに難しくなっており、 解答指針の追加掲載だけではなく、 解答の考え方、注意点を毎年整理し直して、最新情報にしてお届けしておりますの で、ぜひ読み込んでいただき、ご活用いただければと願っております。 ********** この解答指針は、これから紛争解決手続代理業試験を受験しようとされている方 に、解答の考え方を示唆するものであって、模範解答ではありません。ですから、 おきらく社労士が、なぜこのような考え方をしたのか、どのように考えて解答指針 を導いたか、トレースしてみてください。当事者の一方を代理するということがど ういうことか、見えてくると思います。 あっせん事件において、 「X の立場に立って」 「Y 社の立場に立って」というのは、 当事者の一方の代理人としての主張を行うという意味ですから、中間的な意見はい りません。また、代理している一方の当事者にとって不利益である内容は書かない というのがルールです。倫理については、 「受任できる」「受任できない」といった 結論ではなく、その結論に至った理由を大切にしてください。 論述式の試験ですから、右 のような形式で解答するよう に心がけてください。 法理・理由を主張する事実 考える 順番 結論を主張するための法理・理由 結論 記述する順番
© Copyright 2024 ExpyDoc