糖尿病の治療費シミュレーション例(PDF:1ページ, 125KB)

別紙2-3
糖尿病の治療費 (Aさん 4つのシミュレーション)
Aさんの健康診断結果
●尿糖(ー)
●空腹時血糖値 130mg/dL
●HbA1c(NGSP) 7.0%
Aさん(現在45歳)
45歳
ケース①
47
49
51
53
55
20年間の糖尿病
治療費推計
57
59
61
63
65
すぐに再検査。
20年間、専門医の指導のもと食事・運動療法を真面目に続ける。
1,200,000円
2,700,000円
ケース②
ケース③
以前は一般内科の医師の指示のも
職場の上司から、病院受診するように命令され、しぶしぶ
と、食事療法と運動療法を頑張っ
病院を受診。すでに合併症がかなり進み、さらに高血圧で
ていたが、血糖コントロールもうまく
あることも発覚。専門医の指導で何とか薬物療法で踏みと
どまり、薬物療法2種類と高血圧治療を15年間続ける。
いかず、転勤を機に5年間治療を
中断していた。
※糖尿病は血管をボロボロにするため、心筋梗塞や脳梗塞も引き起こします。
10,323,399円
50歳
突然の心筋
梗塞で入院
痛くも痒くもなく、
仕事が忙しいので、
病院にいく暇もない。
毎年、健診で引っかかっていたが、
5年間放置していた。
退院後、薬物療法2種類と高脂血症治療を2年間続けるが、
2年後にインスリン療法に進む。
抵抗感の強かったインスリン療法を専門医の説得でようやく開始。
最初は一生インスリン注射に頼らなければいけないと思うと絶望
的だったが、専門医の指導でなんとか13年間続ける。
※人工透析の5年生存率は50~60%、生活の質も著しく低下します。
人工透析
ケース④
毎年、健診に引っかかってはいたが、
健康には絶対の自信があり、むしろ
血糖値が高いことを笑いにしていた。
10年間放置。
尋常ではないだるさ、目
のかすみ、足のむくみ、喉
の渇き、そして体重の激
減。ようやく近所の内科
に受診し、薬物療法開始。
※ 治療費はあくまで例であり、同様のケースでも同じ費用になるとは限りません。
1年間薬物療法を続けた後、すぐにインス
リン療法に切り替えるが、専門医の治療が
受けられず、4年後に人工透析開始。以後、
5年間週3日(1日当たり5時間)の
透析治療を続ける。
合同会社 カルナヘルスサポート 小林邦久医師(福岡大学筑紫病院 内分泌・糖尿病内科教授) 監修
27,104,160円