経営システム工学総合実験 第4回 ビールゲーム 実施日2006年5月12日 発表日2006年5月19日 班名 ジローラモ 1 方針 在 庫 (管理費 0.5ドル/ケース) – できるだけ少なく持つ。 – 上流で持つより下流で持つ。 その方が需要の変動に対応できる。 受注残(損失費 1.0ドル/ケース) – できるだけ発生させないように。 2 結果 在庫の合計 593ケース 受注残の合計 95ケース 総費用 391.5ドル 表1.各部門の在庫・受注残・注文の平均(単位:ケース) 平均在庫数 平均受注残 平均注文数 工場 3.6 0.1 7.3 一時卸 5.0 0.1 7.5 二次卸 5.0 0.3 7.6 小売店 2.9 2.2 7.8 3 考察 どうしてこのような結果になったのか? – 小売店から二次卸への発注量の変動が小さかった。 – 第5週目より小売店における在庫が減りはじめ、第7週目 より小売店において大量の受注残が発生したが、在庫を 持つなら上流よりも下流で持った方が良いという考えのも と、初期の段階で二次卸における在庫を多く持っていた。 – 一次卸が小売店の出荷量と二次卸の在庫量を見て発注 量を決めていた。 – 工場が各コンポーネントの在庫量が多くなりすぎないよう 配慮しながら、生産を行っていた。 4 結論 他班と比べて費用をかなり抑えることができ た。これは、工場や一次卸がそれぞれの発注 量を決めるとき、それぞれの前にあるコン ポーネントから受ける発注量だけでなく、小売 店の在庫量や発注数を参考にしていた、また、 できるだけ発注先で受注残が発生しないよう に発注量を決めていたためと考えられる。 5
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