「ガラスの笙」製作工程

「ガラスの笙」製作工程
●ガラス管製作:当社古河工場 ( 茨城県古河市 )
溶融炉からガラスの生地をダウンドローし
直接レール上に落とす。
チューブ状になったガラス生地を
レール上に走らせ冷まし固める。
つながった 1 本の長いガラス管を切断し、
均一な厚みであることを確認し箱詰めする。
●加工
音階をつけるため、
ひとつひとつ手作業で穴をあける。
砂を吹き付け表面加工を
ほどこす。( サンドブラスト )
●組立
笙を組み立てる。
( 東京で唯一の笙職人 鈴木治夫氏 )
ねつぎ
加工したガラス管に根継を付ける。
( 写真:黒い部分 )
●組立
みつろう
蜜蠟 で金属製のリードを付ける。
みつろう
さらにリードの上に 蜜蠟 を重ね、
音を調節する。
した
簧
かしら
頭
かしら
した
頭 に 17 本の簧( リードを付けた
ガラス管:通常は竹管 ) を入れる。
●ペイント
ほうおう
鳳凰 の翼のイメージを手描きで表現。