山田 活基

授
授業のタイトル(科目名)
要
授業担当者
山田 活基
講義
時間数(単位数)
-
概
授業の種類
人間の尊厳と自立
授業の回数
業
配当学年・時期
5
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
「人間」の理解を基礎として、人間としての尊厳の保持と自立・自律した生活を支える必要性に
ついて理解し、介護場面における倫理的課題について対応できるための基礎となる能力を養う。
[授業全体の内容の概要]
介護における間の尊厳と自立について理解する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
尊厳の保持、自立・自律の支援、ノーマライゼーション、利用者のプライバシーの保護、権利擁
護等、介護の基本的な理念について理解する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:5月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 人間の尊厳と介護保険
・ 人間の尊厳と自立
・ 個人の尊厳と法・制度
・ 介護福祉士の職務
2 尊厳の保持と生活の理解
・ 人と生活の理解
・ 尊厳の保持 個の多様性と価値観
・ 自立をうながす自己決定と生活支援
3 利用者の権利擁護
・ アドボカシーとエンパワーメント
・ サービスの質の担保と利用者支援
・ 権利侵害・高齢者虐待の実態と対応
4 福祉サービスの基本視点 自立と自律
・ 福祉理念と介護サービスの意義
・ サービス提供の基本視点
・ 介護サービスの社会的役割
・ 共生社会とエンパワーメント
5 地域生活と自立支援
・ 地域生活支援の意義と目的
・ 地域生活支援と生活の継続
・ 地域ケアシステムとネットワークの形成
・ 地域アセスメントと住民主体のまちづくり
6 自立生活と介護予防
・ 介護予防の意義と考え方
・ 介護予防プログラムの実際
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第1巻
人間の尊厳と自立
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
業
要
授業の種類
社会の理解Ⅰ
授業の回数
概
授業担当者
山村 和宏
講義
時間数(単位数)
-
5
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
介護保険制度及びその基盤となる社会保障の概要について理解する。
[授業全体の内容の概要]
介護に関する近年の社会保障制度の大きな変化である介護保険制度について、介護実践に必
要な観点から基礎的知識を学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護保険制度の体系、目的 、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用負担、専門職の役割
等を理解し、利用者等に助言できる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
5月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 介護保険制度導入の背景
・ 介護の社会化と介護保険制度の導入
・ 介護保険制度の概要
・ その他の高齢者保健福祉サービス
2 介護保険制度と支援制度
・ 介護保険制度の詳細な理解
・ 介護保険制度と介護予防
・ 介護予防と地域支援事業
・ 利用者支援の制度とサービス
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第2巻 社会の理解I
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
社会の理解II
授業の回数
業
授業担当者
竹田 雅史
講義
時間数(単位数)
-
30
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
現在の社会生活や個人生活に焦点を絞って、生活と福祉という視点からより具体的な知
識や情報を学ぶことを目的としています。社会福祉制度を含む広い概念である社会保障
を学びます。高齢者保健福祉制度と障害者福祉制度以外の社会保障の制度とサービスを
学習する。障害者(児)福祉の背景と最新の動向、障害者(児)の自立支援と社会参加
について学習します。地域の行政組織とその役割、地域保健・地域医療、地域福祉の財
源、地域福祉に関係する団体について学習します。
[授業全体の内容の概要]
① 生活と福祉
② 社会保障制度
③ 障害者自立支援制度
④ 介護実践に関連する諸制度
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
○ 家族、地域、社会との関連から生活と福祉をとらえことができる。
○ 社会保障制度の発達、体系、財源等についての基本的な知識を修得している。
○ 障害者自立支援制度の体系、目的、サービスの種類内容、利用までの流れ、利用者負担、専門
職の役割等を理解し、利用者等に助言できる。
○ 成年後見制度、生活保護制、保健医療サービス等、介護実践に関連する制度概要を理解してい
る。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
5月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 生活を支える福祉
・ 生活を理解する視点・ 家族の変化と生活問題・ 生活を支える福祉
2 わが国の社会保障制度
・ 社会保障制度の基本理念・ 社会保障制度の体系・ 社会保障制度の最新の動向
3 社会保障制度とサービス
・ 医療制度・ 年金制度・ 住宅と居住施策・ 児童福祉・ 生活保護・ 地域福祉・ 成年後見
制度
4 障害者(児)福祉の制度とサービス
・ 障害者(児)福祉の背景と最新の動向・ 障害者(児)の自立支援と社会参加・ 難病患者の福
祉の制度
5 地域生活を支える制度とサービス
・ 地域福祉と行政組織 都道府県・市町村の役割・ 地域福祉と地域医療・地域保健・ 地域
福祉と財源・ 地域福祉にかかわる機関と団体
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第2巻 社会の理解II
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
介護の基本Ⅰ
授業の回数
業
授業担当者
佐藤 美晴
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
10
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
介護を支えるマンパワーの歩みを振り返ったうえで、介護保険制度の下で介護職に求められるも
のはなにかを学習します。実際のケア・サービスの土台となる人間関係、信頼関係の築き方に必
要な具体的知識や態度を学びます。一般的な倫理および医療や福祉関係者の専門職業人としての
倫理を学びながら、介護職に求められる倫理について学びます。
[授業全体の内容の概要]
①
介護福祉士制度
②
尊厳の保持、自立に向けた介護の考え方と展開
③
介護福祉士の倫理
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
介護福祉士制度の沿革、法的な定義・業務範囲・義務等を理解している。
②
個別ケア、ICF(国際生活機能分類)、リハビリテーョン等の考え方を踏まえ、尊厳の保持、
自立に向けた介護を展開するプロセス等を理解している。
③
介護福祉士の職業倫理、身拘束禁止・虐待防止に関る法制度等を理解し、法を遵守している
。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法: 5月第3週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 介護サービスを支えるマンパワー
・ 介護サービスの変遷
・ 介護福祉士制度
・ 質の向上と人材育成
2 自立に向けた介護の展開
・ 共感的理解と基本的態度
・ 礼儀と心得
・ ICF ([国際生活機能分類]) に基づくアセスメントや実践への展開
3 職業倫理
・ 介護サービスの公共性と職業倫理
・ 利用者・家族に対する責任
・ 社会に対する責任
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第3巻 介護の基本I
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
-
概
要
授業の種類
介護の基本Ⅱ
授業の回数
業
授業担当者
坂爪 奈里子
講義
時間数(単位数)
20
配当学年・時期
-
必修・選択
必修
[授業の目的・ねらい]
サービス利用者の心理と援助方法について学びます。チームアプローチの必要性を学び、医療職、
PT・OT他の関連職種との連携、地域や行政の相談援助機関や職種役割について学びます。リハビ
リテーションの基本的知識や日常生活動作(ADL)の支援について学びます。介護事故の予防と対
策について学習する。感染と感染症の基本的事項を理解し、感染対策の在り方について学ぶ。介
護職員としての自覚と心身の健康管理について考える。
[授業全体の内容の概要]
① 介護を必要とする人の生活の理解と支援
② 介護実践における連携
③ 介護における安全の確保とリスクマネジメント
④ 介護福祉士の安全
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
① 介護を必要とする高齢者や障害者等の生活を理解し、ニーズや支援の課題を把握することが
できる。
② チームアプローチに関わ職種や関係機関の役割、連携方法に関する知識を修得している。
③ リスクの分析と事故防止、染管理等、介護における安全確保に関する知識を修得している。
④ 介護福祉士の心身の健康管理や労働安全対策に関する知識を修得している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
5月第3週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 利用者の生活の理解と支援
・ 高齢者の心理とコミュニケーション
・ 障害者(児)の心理と援助方法
・ 障害の受容の理解
2 介護サービスとチームアプローチ
・ チームアプローチ 他職種関連携
・ 医療・看護職とのチームケア
・ リハビリテーション職種との連携
・ 相談機関との連携
3 安全の確保とリスクマネジメント
・ サービス提供と安全管理体制
・ 事故の分類と実態
・ リスクマネジメント
・ 事故防止マニュアルの作成と活用
・ 介護事故と法的責任
4 感染症予防
・ 感染症の基礎知識
・ 感染対策のための基本的知誠
・ 介護現場で問題となる感染症
5 介護者の健康管理
・ 介護職員としての自覚と職業としての介護
・ 健康管理とストレスマネジメント
・ 介護職員の労働の権利と労働法
[使用テキスト・参考文献]
[単位認定の方法及び基準]
介護職員 実務者研修テキスト
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
第3巻 介護の基本II
(出版:長寿社会開発センター)
授
授業のタイトル(科目名)
要
授業担当者
白島 美栄子
講義
時間数(単位数)
-
概
授業の種類
コミュニケーション技術
授業の回数
業
20
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
介護を必要とする者の理解や援助的関係、援助的コミュニケーションについて理解するとともに、
利用者や利用者家族、あるいは多職種協働におけるコミュニケ一ション能力を身につけるための
学習を行う。
[授業全体の内容の概要]
①
②
③
介護におけるコミュニケーション技術
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
介護におけるチームのコミュニケーション
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
②
③
④
利用者・家族とのコミュニケーション・相談援助の技術を修得している。
援助関係を構築し、ニーズや意欲を引き出すことができる。
利用者の感覚・運動・認知等の機能に応じたコミュケーションの技法を選択し活用できる。
状況や目的に応じた記録、報告、会議等での情報の共有化ができる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
5月第4週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 コミュニケーションの技法
・ 人間の心の理解 交流分析の視点より
・ 自己覚知と気づき
・ 介護におけるコミュニケーションの技法
・ 専門職としての効巣的なアドバイス
2 相談援助技術
・ 社会福祉援助活動の目的と基本原則
・ 社会福祉援助活動の構造と展開
・ 社会福祉援助技術と介護職の役割
3 相談援助における利用者・家族とのコミュニケーション
・ 相談援助活動の目的と基本原則
・ 利用者・家族の心理の理解
・ 利用者・家族に対する相談援助活動
4 利用者の特性に応じたコミュニケーション
・ コミュニケーション障害の理解
・ 言語防筈のある利用者への対応
・ 言語障害者のコミュニケーション支援の方法
5 報告と記録
・ 介護職と記録
・ 報告・連絡・相談
・ 会議の運営
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第4巻 コミュニケーション技術
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
生活支援技術Ⅰ
授業の回数
業
授業担当者
小林 美砂子
講義
時間数(単位数)
-
20
配当学年・時期
-
必修・選択
必修
[授業の目的・ねらい]
介護の基本や生活、介護過程の内容を踏まえつつ、WHOのICFの視点を生活支援に活用できるよう理解す
る。ボディメカニクス技術について力学的な諸原理について介護技術として活用するための基本的な知
識を学習する。住居の役割と機能、快適な環境づくりと安全、室内整備と清潔、住居での事故と予防対
策について学習する。福祉用具と住宅改修について学習する。家事援助の重要性、家事援助の基本原則
、家事技術について学ぶ。緊急時の対応方法と介護職員の役割について学習する。
[授業全体の内容の概要]
① 生活支援とICF
② ボディメカニクスの活用
③ 介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、 口腔清潔、家事
援助等)
④ 環境整備、福祉用具活用等の視点
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
① 生活支援におけるICFの意義と枠組みを理解している。
② ボディメカニクスを活用した介護の原則を理解し、実施できる。
③ 介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、家事
援助等)を修得している。
④ 居住環境の整備、福祉用具の活用等により、利用者の環境を整備する視点・留意点を理解し
ている。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
6月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 生活支援とICF
・ 生活支援とICF (国際生活機能分類)・ 介護過程におけるICFの活用と期待
2 ボディメカニクスと介護の原則
・ ボディメカニクスのための基礎知識・ ボディメカニクスの原則と介護への活用
3 住環境の整備
・住居の役割と機能・ 快適な環境づくりと安全・ 室内整備と清潔・ 住居での事故と予防対
策
4 住宅・福祉用具に関する知識
・ 生活環境と福祉用具・住宅改修の意義・ 福祉用具の基礎知織・ 住宅改修の基礎知識
5 介護での家事
・ 在宅生活と家事援助・ 家事支援の基本原則・ 家事支援の介護技術
6 緊急時の対応
・ 緊急時の連絡・連携・ 緊急時の対応法・ 高齢者に多い疾患に対する緊急対応
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第5巻 生活支援技術Ⅰ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
要
授業担当者
冨田 幸二
講義
時間数(単位数)
-
概
授業の種類
生活支援技術Ⅱ
授業の回数
業
30
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
介護はなにを目的としているのかを知り、介護の意義について理解を深める。介護の歴史を知り
、介護についての理解を深める。正しく介護を進めるための職業倫理を理解する。生活を支える
介護のはたらきを理解し、介護の原則を学ぶ。いかに自立に向けた介護技術を提供していくかと
いうことを基本的な視点として、必要な知識や技術を具体的に学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
・ 利用者の心身の状況に合わせた介護、福祉用具等の活用、環境整備
・ 移動・移乗・食事・入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・睡眠・終末期の介護
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
以下について、利用者の心の状態に合わせた介護、福祉用具等の活用、環境整備を行うことがで
きる。
・ 移動・移乗・食事入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・睡眠・終末期の介護
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
6月第2週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 介護技術の基本視点
・ 介護の意義と目的
・ 介護の定義と業務
・ 介護の機能と原則
・ 多職種連携と介護の専門性
2 利用者の心身の状況に合わせた介護の視点
・ 食事の介護
・ 排せつの介護
・ 入浴の介護
・ 衣類の着脱の介護
・ 身体の消潔と身だしなみ
・ 目腔ケア
・ 寝具の整え方の介護
・ 移乗の介護
・ 車いすでの移動の介護
・ 外出の介護
・ 肢体不自由者の歩行の介助
・ 視覚障害者の歩行の介助
・ 体位・姿勢の変換
・ 終末期の介護
[使用テキスト・参考文献]
[単位認定の方法及び基準]
介護職員 実務者研修テキスト
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
第5巻 生活支援技術Ⅱ
(出版:長寿社会開発センター)
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
介護過程Ⅰ
授業の回数
業
授業担当者
関根 百合子
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
20
-
必修・選択
必修
[授業の目的・ねらい]
介護過程は、学んだ知識・技術を統合し、利用者個々のニーズを的確に把握して、求められる支援を導
き実践する思考過程である。介護過程Iでは、その思考過程が可能となるような、基本的な視点・技能
を養うことを目的とする。介護過程の意義や目的をふまえ、利用者の情報収集から計画立案、実施、評
価に至る一連の流れを、紙上事例を用いて理解できるように取り組む。ケアチームにおける観察、記録
、情報伝達について学ぶ。医療ニーズをもつ利用者の特徴と介護のポイントについて基礎知識を習得す
る。
[授業全体の内容の概要]
①
介護過程の基礎的知識
②
介護過程の展開
③
介護過程とチームアプローチ
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
介護過程の目的、意義、展開等を理解している。
②
介護過程を踏まえ、目標に沿って計画的に介護を行う。
③
チームで介護過程を展開するための情報共有の方法、各職種の役割を理解している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:6月第4週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 介護過程の基礎知識
・ 介護活動の基本視点・ 介護活動の展開と手順・ 観祭・記録・報告
2 介護過程とケアマネジメント
・ 生活全体を支援するケアマネジメント・ 生活全体のアセスメントとケアプラン
3 サービス計画の作成手順
・ アセスメントとニーズの把握・ 有地域生活支援のための地域環境のアセスメント技術・ 居
宅ケアプラン
4 チームケアと情報伝達
・ ケアマネジメントとチームケア・ 介護職の観察、記録、情報伝達
5 介護サービスと医療連携
・ 医療ニーズをもつ利用者の理解・ 医行為と介護行為・ 在宅医療の最新情報・ 薬剤に関す
る基礎知識
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第6巻 介護過程Ⅰ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
介護過程Ⅱ
授業の回数
業
授業担当者
江原 滋
講義
時間数(単位数)
-
25
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
在宅、施設、地域社会資源、地域資源ネットワーク等地域生活支援活動の実際について学ぶ。介護保険
制度におけるケアプランの種類と内容、具体的な様式、ケアプランと各サービス計画の関係について学
ぶ。モニタリングとケアプラン・サービス計画の見直しについて学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
介護過程の展開の実際
①
利用者の状態(障害、要介護度、医療依存度、居住の場、家族の状況等)について事例を設
定し、介護過程を展開させる。
②
観察のポイント、安全確保・事故防止、家族支援、他機関との連携等についても考察させる
。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
情報収集、アセスメント、介護計画立案、実施、モニリング、介護計画の見直しを行うこと
ができる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
7月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 介護過程展開の場
・ 在宅における生活支援
・ 施設における生活支援
・ 地域資源の活用とネットワーク
2 ケアプランとサービス計画
・ 居宅・施設・介護予防ケアプランの内容
・ ケアプランと各サービス計画、サービスの関係
・ 各サービス計画の作成
3 モニタリングと計画の見直し
・ ケアプラン・サービス計画に基づいたモニタリングと記録
・ 介護職員のアセスメントと連携、ケアプラン・サービス計画の見直し
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第7巻 介護過程Ⅱ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
介護過程Ⅲ
授業の回数
業
授業担当者
小黒 美智子
講義・演習
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
45
-
必修・選択
必修
[授業の目的・ねらい]
介護職員が日々のかかわりの中でも特に援助が困難と思われる事例に直面した場合に、どのようにその
状況を理解して援助を行うかについて、具体的な事例をもとにして学習する。介護技術の評価について
キャリア段位制度や制度における評価の具体的な仕組みを学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
①
②
介護過程の展開の実際
・ 多様な事例を設定し、介護過程を展開させるとともに、知識・技術を総合的に活用した分
析力・応用力を評価する。
介護技術の評価
・ 介護技術の原理原則の修得・実践とともに、知識・技術を総合的に活用した判断力、応用
力を評価する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
②
③
④
実務者研修課程で学んだ知識・技術を確実に修得し、活用できる。
知識・技術を総合的に活用し、利用者の心身の状況等に応じて介護過程を展開し、系統的な
介護(アセスント、介護計画立案、実施、モニタリング、介護計画の見直し等)を提供でき
る。
介護計画を踏まえ、安全確保・事故防止、家族との連携・支援、他職種、他機関との連携を
行うことがでる。
知識・技術を総合的に活用し、利用者の心身の状況等に応じた介護を行うことができる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:7月第4週より講義。講義最終日に試験を行う。
内容
1 介護過程の展開 援助困難事例
・ 多問題をかかえる家族の理解とアブローチ
・ ケアマネジメントにおける困難事例とアプローチ
・ 過剰要求と適切なサービス対応
・ 安心・安全で満足のある施設での看取り
・ 虐待事例への対応
・ 家族とのトラブルに関するアブローチ
・ 認知症ケアにおける困難事例へのアブローチ
・ 援助困難事案に関する対応のポイント
2 介護技術の評価
・ 介護技術の評価とは
・ 介護技術評価の基準
・ 介護技術を評価する仕組み
・ 介護人材の育成・定着に向けた現状と課題
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第7巻 介護過程Ⅲ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
業
授業担当者
長谷川 照美
講義
時間数(単位数)
-
要
授業の種類
発達と老化の理解Ⅰ
授業の回数
概
配当学年・時期
10
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
加齢・老化に伴う心身の変疾病の生理的・精神面から理解することの重要性を学ぶ。
・老年期における発達課題や老化がもたらす高齢者への影響を社会的側面、精神的側面から学ぶ。老年
期における身体的・精神的特徴について学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
①
老化に伴う心の変化と日常生活への影響
②
老化に伴うからだの変化と日常生活への影響
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
老化に伴う心理的な変化の特徴と日常生活への影響を理解している。
②
老化に伴う身体的機能の変化の特徴と日常生活への影響を理解している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
8月第3週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 老化にともなうこころの変化
・ 感覚・知覚の変化
・ 注意力の変化と反応の変化
・ 記憶の変化
・ 知能の変化
・ 感情の変化
・ 性格の変化
2 老化にともなうからだの変化
・ 健康とライフサイクル
・ 加齢の生理学
3 高齢者に多い病気の基礎知識
・ 高齢者の身体的・精神的特徴と病気
・ 健康チェックとバイタルサイン
・ おもな症状とチェックポイント
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第8巻 発達と老化の理解Ⅰ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
授業担当者
大平 和枝
講義
時間数(単位数)
-
要
授業の種類
発達と老化の理解Ⅱ
授業の回数
業
20
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
高齢者や障害者の生涯発達、地域生活での人間関係の特徴や生活ニーズ、解決のしかた、支援の在り方
について具体的に学びます。生涯発達心理学の視点から、様々な発達理論、高齢期特有の発達課題、発
達阻害の様々な要因について学ぶ。高齢者のかかりやすい病気を学習し、病気に関する知識を学ぶこと
で予防、改善につなげることを学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
①
人間の成長・発達
②
老年期の発達・成熟と心理
③
高齢者に多い症状・疾病等と留意点
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
発達の定義、発達段階、発達課題について理解している。
老年期の発達課題、心理的な課題(老化、役割の変化、障害、喪失、経済的不安、うつ等)
と支援の留意点について理解している。
②
高齢者に多い症状・疾病等と支援の留意点について理解している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
8月第4週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 人間の成長・発達
・ 生涯発達と生活・ 高齢・防害者の人間関係・ 地域社会と自立支援
2 高齢期の発達・成熟と心理
・ 年をとるということ・ 高齢期の発達理論・ 高齢期の発達課題・ 高齢期の発達を阻害する
要因・ 高齢期と適応
3 疾病の理解
・ 生活習慣病とメタボリックシンドローム・ 高血圧と糖尿病・ 循環器の病気・ 呼吸器の病
気・ 消化器の病気・ 代謝・内分泌の病気・ 脳神経系の病気・ 運動器の病気・ アレルギ
ー・膠原病・免疫の病気・ 血液の病気・ 腎臓・泌尿器の病気・ こころの病気・ 眼の病
気・ 耳・鼻・喉の病気・ 皮膚の病気・ 歯・口腔・顎の病気・ 感染による病気・ 介護保
険の特定疾病
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第8巻 発達と老化の理解Ⅱ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
業
要
授業の種類
認知症の理解Ⅰ
授業の回数
概
授業担当者
佐藤 みどり
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
10
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
認知症介護の基本原則について理解する。認知症ケアのアセスメントと介護計画について学ぶ。また、
最新の認知症介護について学び、認知症介護の歴史を振り返る。認知症の人の心理と行動を理解し、心
理状況や行動症状の基本的理解と対応法を理解する。日常生活支援の視点やコミュニケーションの方法
、環境整備、心理学的援助などを多角的に理解する。
[授業全体の内容の概要]
①
認知症ケアの理念
②
認知症による生活障害、心理・行動の特徴
③
認知症の人とのかかわり・支援の基本
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
認知症ケアの取組の経過を踏まえ、今日的な認知症ケアの理念を理解している。
②
認知症による生活上の障害、心理・行動の特徴を理解している。
③
認知症の人やその家族に対する関わり方の基本を理解している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法: 9月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 認知症ケアの理念
・ 認知症介護の基本原則
・ アセスメントと介護計画
・ 最新の認知症介護
2 認知症の心理・行動の理解と対応
・ 認知症の心理・行動モデル
・ 認知機能障害のとらえ方
・ 中核症状と具体的対応
・ 行動・心理症状と具体的対応
・ 認知症の人に対するリハビリテーション介護
3 認知症介護の基本視点
・ 目常生活支援の基本視点
・ コミュニケーションの方法
・ 環境整備と社会参加
・ 心理学的援助方法論
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第9巻 認知症の理解Ⅰ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
業
要
授業の種類
認知症の理解Ⅱ
授業の回数
概
授業担当者
中林 千夏
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
20
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
認知症に関する基礎的知識を習得するとともに、認知症の人の体験や意思表示が困難な特性を理解する
。そこから、認知症の人、その家族を含めた周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得する。認知症の
理解Iで習得した基礎知識を基に、認知症の人の生活障害等について理解を深め、住み慣れた地域で生
活を継続できるよう、認知症の人とその家族を支える介護の視点や地域支援について知識を習得する。
[授業全体の内容の概要]
①
②
医学的側面から見た認知症の理解
認知症の人や家族への支援の実際
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
① 代表的な認知症(若年性認知症を含む)の原因疾患、症状、障害、認知症の進行による変化
、検査や治療等についての医学的知識を理解している。
② 認知症の人の生活歴、疾患、家族・社会関係、居住境等についてアセスメントし、その状況
に合わせた支援ができる。
③ 地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
9月第2週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 認知症の医学的理解
・
・
・
・
認知症の基礎知識
認知症の原因疾患
中核症状と行動・心理症状
認知症と間違えられやすい病気
2 認知症をもつ人・家族への支援
・
・
・
・
認知症家族介護者の現状の理解
家族の心理の理解
認知症をもつ人の戸、そして家族の声
家族介護者への支援の実際
3 認知症介護と地域支援
・ 認知症高齢者と地域支援システム
・ 地域資源の活用と関係機関の連携
・ 認知症予防と地域における取組方法
4 認知症高齢者支援の法制度
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第9巻 認知症の理解Ⅱ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
障害の理解Ⅰ
授業の回数
業
授業担当者
小林 雄治
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
10
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
障害の概念や障害者福祉の基本理念を理解し、障害のある人を理解するため、障害のある人の身体機能
や心理に関する基礎的知識を修得する。その基礎的知識から、日常生活に及ぼす影響を理解し、障害の
ある人の日常生活における体験を理解する。同時に、障害のある本人のみならず家族を含めた周囲の環
境にも配慮した介護の視点を修得する。以上を通して福祉の専門的な知識と技術を理解できるようにな
ることを目標とする。
[授業全体の内容の概要]
①
②
③
障害者福祉の理念
障害による生活障害、心理・行動の特徴
障害児者や家族へのかかわり・支援の基本
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
障害の概念の変遷や障害者福祉の歴史を踏まえ、今日的な障害者福祉の理念を理解している
。
② 障害(身体・知的・精神・発達障害・難病等)による生活上の障害、心理・行動の特徴を理
解している。
③ 障害児者やその家族に対する関わり・支援の基本を理解している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法: 9月第3週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 障害者福祉の基本理念
・ 障害の概念
・ 障害者福祉の基本理念
2 障害児・者の生活上の障害、心理、行動特徴
・ 言語・聴覚隊審
・ 身体障害
・ 知的障害
・ 精神障害
・ 発達障害
・ 難病
3 障害児・者や家族への支援の基本
・ 障害児・者に対する介護の基本視点
・ 家族への支援
・ 障害者の自立支援に必要な地域述携の視点
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第10巻
障害の理解Ⅰ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
概
要
授業の種類
障害の理解Ⅱ
授業の回数
業
授業担当者
西脇 洋子
講義
時間数(単位数)
-
配当学年・時期
20
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
障害の構造や障害を受け入れるまでの諸段階について学習し、障害者に対する理解を深める。身体障害
の定義と原因となる病気やけがについて学習し、障害像を理解する。障害者ケアマネジメント、障害児
・者に対する地域におけるサポート体制について学習する。
[授業全体の内容の概要]
①
医学的側面からみた障害の理解
②
障害児者への支援の実際
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
様々な障害の種類・原因・特性、障害に伴う機能の変化等についての医学的知識を修得して
いる。
②
障害児者の障害、家族・社会関係、居住環境等についてアセスメントし、その状況に合わせ
た支援ができる。
③
地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
9月第3週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 医学的側面からみた障害の理解
・ 障害者の定義
・ 身体陣容
・ 知的陣容
・ 精神障害
・ 発達陣容
・ 視覚障管、言語・聴覚障害
・ 内部障害
・ 高次脳機能障害
2 障害児・者支援の実際
・ 障害者ケアマネジメントの基本的枠組と実施方法
・ 「障害者自立支援法」における隙答者ケアマネジメント
3 障害児・者に対する地域におけるサポート体制
・ 障害者福祉の歴史的な転換
・ 障害児・者が地域で生活するために必要な支援とは
・ 障害児・者に対する地域サポート体制
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第10巻
障害の理解Ⅱ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
要
授業担当者
小池 裕子
講義
時間数(単位数)
-
概
授業の種類
こころとからだのしくみⅠ
授業の回数
業
20
配当学年・時期
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
基本的な人体の構造と機能を立体的かつ系統的に学び、日常生活動作と関連付けて理解する。そ
して、運動機能障害と移動に関する障害から生じる心身および日常生活への影響を理解する。ま
た、それらの影響をバイタルサイン(生命の兆候)の理解を通して、客観的に捉える。
[授業全体の内容の概要]
介護に関係した身体の仕組みの基礎的な理解(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱
、整容、口腔清潔等)
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
介護に関係した身体の構造や機能に関する基本的な知識を修得している。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法: 9月第4週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
1 人体構造の基礎理解
・ 骨格系
・ 筋系
・ 神経系
・ 感覚器系
2 日常生活のからだのしくみ
・ 移動・移乗
・ 食事
・ 入浴・消潔保持
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第11巻
こころとからだのしくみⅠ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
授業のタイトル(科目名)
要
授業担当者
粉川 隆子
講義
時間数(単位数)
-
概
授業の種類
こころとからだのしくみⅡ
授業の回数
業
配当学年・時期
60
必修・選択
-
必修
[授業の目的・ねらい]
介護行為を行ううえで必要とされるからだやこころについての基礎知識を習得する。介護行為に
関連するからだの仕組み(生理学的、医学的知識)を知り、介護行為の意味や方法について正し
く理解する。生活行動に関する心の動きを理解し、かかわり方についても学ぶ。
[授業全体の内容の概要]
①
人間の心理
②
人体の構造と機能
③
身体の仕組み、心理・知機能等を踏まえた介護におけるアセスメント・観察のポイント、介
護・連携等の留意点・移動・移乗・食事・入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・
睡眠・終末期の介護
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①
人間の基本的欲求、学習・記憶等に関する基礎的知識を修得している。
②
生命の維持・恒常、人体の部位、骨格・関節・筋肉・神経、ボディメカニクス等、人体の構
造と機能についての基本的な知識を修得している。
③
身体の仕組み、心理・認知機能等についての知識を活用し、アセスメント、観察、介護、他
職種との連携が行える。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
10月第1週より講義。講義終了後、指定期日までに課題提出。
内容
こころとからだのしくみと介護
・ 移動
・ 食事
・ 入浴・清潔保持
・ 排せつ
・ 衣服の着脱の意義
・ 整容(身だしなみ)
・ 口腔ケア
・ 睡眠
・ 終末期
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
第11巻
こころとからだのしくみⅡ
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。
授
業
概
要
授業のタイトル(科目名)
授業の種類
医療的ケア
講義・演習
授業の回数
時間数(単位数)
配当学年・時期
72
[授業の目的・ねらい]
授業担当者
大平 和枝
必修・選択
必修
医療的ケアを安全・適切に実施するために必要な知識・技術を修得する。
[授業全体の内容の概要]
①
②
③
④
医療的ケア実施の基礎
喀痰吸引(基礎的知識・実施手順)
経管栄養(基礎的知識・実施手順)
演習
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
医療的ケアを安全・適切に実施するために必要な知識・技術を修得する。
[授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法]
日程・授業方法:
7月第3週より講義。8月第3週より演習。演習最終日に試験を行う。
内容
<講義>(50時間)
人間と社会
・
個人の自立と尊厳
医療の倫理
利用者や家族の気持ち、説明と同意
保健医療制度とチーム医療
・
保健医療に関する制度
医行為に関係する法律
チーム医療と介護職との連携
安全な療養生活
・
たんの吸引や経管栄養の安全な実施・救急蘇生法
清潔保持と感染予防
・
感染予防
職員の感染予防
療養環境の清潔、消毒法
滅菌と消毒
健康状態の把握
・
身体・精神の健康
健康状態を知る項目
急変状態について
高齢者及び障害児・者の「たんの吸引」概論
・
呼吸のしくみとはたらき いつもと違う呼吸状態・たんの吸引とは 人工呼吸器と吸引 小児の吸引に
ついて・吸引を受ける利用者や家族の気持ちと対応、説明と同意・呼吸器系の感染と予防 たんの吸
引により生じる危険、事後の安全確認・急変・事故発生の対応と事前対策
高齢者及び障害児・者の「たんの吸引」実施手順解説(8 時間)(面接授業)
・
たんの吸引で用いる器具・器材とそのしくみ、清潔の保持・吸引の技術と留意点
ア 報告及び記録
たんの吸引に伴うケ
高齢者及び障害児・者の「経管栄養」概論
・
消化器系のしくみとはたらき 消化・吸収とよくある消化器症状・経管栄養とは 注入する内容に関す
る知識 経管栄養実施上の留意点・小児の経管栄養について ・経管栄養を受ける利用者や家族の気
持ちと対応、説明と同意・経管栄養による生じる危険、注入後の安全確認・急変・事故発生時の対応
と事前対策
高齢者及び障害児・者の経管栄養実施手順解説(8 時間)(面接授業)
・
経管栄養で用いる器具・器材とそのしくみ、清潔の保持・経管栄養の技術と留意点
ケア・報告及び記録
経管栄養に必要な
急変・事故発生の対応と事前対策
<講義・演習>(6時間)
・医療的ケア振り返り学習(講義)
・喀痰吸引(演習)
(ア)口腔 5回以上(イ)鼻腔 5回以上(ウ)気管カニューレ内部 5
回以上
・経管栄養
(ア)胃ろう又は腸ろう 5回以上
(イ)経鼻経管栄養 5回以上
・救急蘇生法演習
1回以上
[使用テキスト・参考文献]
介護職員 実務者研修テキスト
別巻 介護職員等による喀痰吸引等基本研修
(出版:長寿社会開発センター)
[単位認定の方法及び基準]
確認試験の結果に基づき総合的に評価する。