開 設 科 目 名 開 講 期 対 象 学 生 大域情報学 単位数: 2 担当教員: 高須夫悟 前期 授業方法: 講義 週時間: 2 3,4 回生 科目番号: 099660 水曜日 3,4 時限 G302 教室 我々の住む地球上には多種多様な生物種が存在し、それぞれ食う食われるなどの関係によって 結びつくなど、全体として生態系と呼ばれる複雑な系を形成している。本講義では、生態系で 繰り広げられている様々なレベルの過程を数理モデルやコンピュータシミュレーションといっ た数理的手法を用いて解析する方法について解説する。特に、微分方程式などの力学系として 授 業 の 概 要 記述される数理モデルの解析を通じ、我々人類を含む生態系の動態をより深く理解するための 道具としての数理的手法の基礎を説明する。また、生態系に限らず、注目する現象を数理モデ ルとして概念化する方法について論じる。 生態系における個体群動態及び進化動態の基礎的な数理モデルの解析・シミュレーション方法 について修得する。実験・観察に基づく事実から本質を抽出し、抽象的な数式として表現した 学習・教育目標 数理モデルを自ら組み立て、モデルの振る舞いを解析的もしくはコンピュータシミュレーショ ンによって解析する方法を修得する。 個体群動態、進化動態、数理モデル、数理生物学 キ ー ワ ー ド 授 業 計 ガイダンス 個体群動態の数理モデル 1 種系のダイナミクス 離散モデル 連続モデル 2 種系のダイナミクス 競争系モデル 捕食者被捕食者のモデル 寄生のモデル 画 感染症のダイナミクス 感染症のモデルと閾値定理 感染症予防のモデル 生物の空間分布モデル 反応拡散モデル セルオートマトンモデル 確率論的モデル 教 科 書 巌佐 庸, 「数理生物学入門」HBJ 出版局 1990, 寺本 英,「数理生態学」朝倉書店 1997 参 考 書 T. Case, An Illustrated Guide to Theoretical Ecology, Oxford University Press, 1999 期末試験で判定する。 成 績 評 価 方 法 定期試験(中 評 価 割 合 間・期末試験 ) 100% 備 考 小テスト・授宿題・授業外授業態度・授受講者の発表 業内レポート レポート 0% 業への参加度 (プレゼン) 0% 0% 0% 出 席 0% 合 % 計 100%
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