今回のテーマは です。 ★清酒(日本酒) : 糖分,アミノ酸,ビタミン類を含む。毛細血管の拡張,抗がん作用などの働きがある。 ★ビール : ビタミンB1,ビタミンB2,パントテン酸,葉酸を含む。整腸作用,利尿作用,HDL増加の働きがある。 ★ワイン : カテキン,タンニンなどのポリフェノールを含む。抗酸化作用,抗動脈硬化作用,がん細胞増殖抑制.血中コレステロールの低減 などの働きがある。 ★焼酎 : 本格焼酎の香り成分は、血栓溶解効果がある。 ★ウィスキー : 樽材から溶け出したエラグ酸を含む。胃粘膜の保護,がん細胞増殖の抑制,血中コレステロールの低減,肝機能強化, 糖尿病合併症の予防効果などの働きがある。 参考: http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/healthnews/050/040/p067/index.html 病気や事故を含めた『全死亡率』と1日の飲酒量をグラフにすると、下図のようにJ型のカーブになります。1日に日本酒1,2合程度の お酒を飲む人は、最も心疾患のリスクが低いという結果が出ています。反対に飲みすぎた場合の体への悪影響は数知れません。 適量とは?? お酒の適量とは、血中アルコール濃度が決め手となります。血中アルコール濃度が 0.1%までに抑えられる量で、感覚としては血流が良くなり、リラックスして陽気になる “ほろ酔い状態”になるくらいの量をいいます。 お酒の単位 1単位=アルコール量22gで、換算すると下図の量になります。 この量は、体重60kgの人が30分以内に飲んだ場合、約3時間で分解される量で、 医学的には『1日2単位まで』というのが定説です。 お酒の1単位 ( 1日の適量は2単位 ) 飲みながら食べる事は二日酔いを防ぐためには鉄則。アルコール代謝を助け、肝臓を守る食べ物と一緒に飲みましょう。ただし食べすぎは禁物。 肉・魚・チーズ・豆腐・枝豆 肝臓がアルコール代謝する際に必要な成分。定番のおつまみが、 【良質のたんぱく質】 焼き鳥,刺身,枝豆,チーズだったりするのは、理にかなっ ている。 ネギ・ニラ・にんにく 肝臓がアルコール代謝する際に必要な成分。ネギ,ニラ,にん 【ビタミンB₁】 にくに含まれるビタミンB₁は、アリシンという物質との複合体で 存在し、体内に長くとどまる事ができる。 イモ類・小松菜・ピーマン・ブロッコリー アルコール代謝に不可欠であると同時に、アルコールによって 【ビタミンC】 腸管からの吸収が阻害されてしまうので、食事でしっかり補い たい。 ナッツ類 アルコール代謝を促進する働きがある。エネルギーが高いので、 【ビタミンE】 食べ過ぎには注意。 参考: http://www2.health.ne.jp/library/alcohol/index.html
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