インフルエンザウイルス型別報告(定点医療機関) 1. 2015/16シーズン

インフルエンザウイルス型別報告(定点医療機関)
平成28年07週
感染症発生動向調査では、インフルエンザ定点(小児科+総合病院等、58か所)におけるインフルエンザ患者のウイルス型を調査している。
各医療機関において、検出キット等を用いて診断された結果をまとめたものであり、衛生環境研究所で検査したものとは異なる。
1. 2015/16シーズンのウイルス型別報告
インフルエンザウィルス型別報告
定点医療機関(2015/16シーズン)
(検出数:件)
4000
3500
(定点あたり:人/定点)
60.00
50.00
44.12
3000
2559
40.00
2500
2000
30.00
1500
20.00
1000
10.00
500
0
0.00
363738394041424344454647484950515253 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10111213141516171819202122232425262728293031323334
H27年9月
10月
11月
12月
H28年1月
A
2月
3月
不明
B
4月
5月
6月
7月
8月
定点当たり
検出割合(直近10週)
平成28年07週の報告件数は、2559件(定点あたり44.12人)。
100%
A型がほとんどですが、B型も検出されています。
(A型1830件、B型492件、不明239件。A・B両方検出あり)
80%
06週の報告件数は、2947件(定点あたり50.81人)。
60%
(A型2195件、B型573件、不明180件。A・B両方検出あり)
40%
※県全体で警報発令中!
手洗いと咳エチケットが基本です。
参考:インフルエンザ流行基準
警報発令基準:定点あたり30.0人以上
警報終息基準:定点あたり10.0人未満
注意報発令基準:定点あたり10.0人以上
20%
0%
51
52
A
B
53
1
2
不明
3
4
5
6
H28年1月
7
週
2月
2. 2014/15シーズンのウイルス型別報告
インフルエンザウィルス型別報告
定点医療機関(2014/15シーズン)
(検出数:件)
8000
7000
6000
5000
4000
12月からA型が増え始め、年明け
にはピークに達する。H27年3週の
患者数は、約5000人(84.78人/定
点)。
(定点あたり:人/定点)
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
患者数が減少し、3月中旬からB型が検
出されるようになる。冬場に比べて患者
数は少ないが、流行期間は長い。
3000
2000
1000
0
3637383940414243444546474849505152 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011121314151617181920212223242526272829303132333435
H26年9月
10月
11月
12月
H27年1月
A型
医療機関でのウイルス検出状況
A型
B型
不明
報告数
定点あたり
ピーク時 最小報告時 シーズン
平均
H27年3週 H26年46週
4,527
6
444.1
20
2
115.6
370
14
63.2
4,917
22
622.8
84.78
0.38
10.74
2月
B型
3月
不明
4月
5月
6月
7月
8月
定点当たり
医療機関での検出割合
(2014/15シーズン)
(ウイルス型、件数、%)
不明, 3285, 10%
B型, 6011, 19%
A型, 23093, 71%