自然言語理解のための単語間関連度計算法

Calculating method of the degree of association between words for the understanding of natural language
自然言語理解のための単語間関連度計算法
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わた
べ
ひろ かず
理工学部 インテリジェント情報工学科
つち
や
せい
理工学部 インテリジェント情報工学科
渡部 広一 Hirokazu Watabe
じ
土屋 誠司 Seiji Tsuchiya
研究シーズ概要
使用用途
応用例など
備考
研究キーワード
自然言語理解、関連度、概念ベース
人間はあいまいな情報を受け取り適宜に解釈して適切に会話を進めたり適切な行動を取ったりすることができる。これ
は、人間が長年にわたって蓄積してきた、言語やその基本となる語概念に関する「常識」を持っているからである。す
なわち、ある単語から概念を想起し、さらに、その概念に関連のある様々な概念を連想できる能力が重要な役割を果た
していると考えられる。そこで、ある単語に関連のある様々な単語を連想できるように、単語間の意味的距離計算法(関
連計算法)を開発した。
単語間の意味的な類似度の計算や距離計算は、自然言語処理・理解における基本要素技術であり、会話処理、文書検索・
分類、情報検索、質問応答システムなど多数のシステムで利用可能である。
関連度計算モジュール(ダウンロード):http://indy.doshisha.ac.jp/top.htm
概念ベース
関連度計算
•関連度とは、関連の強い属性の割合。
–2つの概念が、最もよく似る組み合わせを作る。
•属性の組み合わせ方と重みの扱いが重要。
CB:属性は重み順
関連度:似た属性の組み合わせ
関連度計算モジュール
関連度計算モジュールは概念ベースを利用して関連度計算を行うものです。
2つの単語(概念)
を入力すると、それらの関連の強さ
(0.0~1.0 の数値)
を返します。
例:人間 * 大人 = 0.917475、大人 * 子供 = 0.054824、子供 * 桜 = 0.0082519
同志社大学リエゾンオフィス http://liaison.doshisha.ac.jp/
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