学校だより27号

未来を切り開き 共にきたえ高め合う稲田小学校
平成 27 年度
帯広市立稲田小学校 学校便り NO.27
平成27年
11月6日 発行
愛するものによって
~人は愛するものによってつくられ、愛するものによって飾られる~
校長 斉藤 昌之
「人は愛するものによってつくられ、愛するものによって飾られる」という言葉があります。子どもにとって、自分を愛
するものは、両親であり、家族であり、先生方であり、そして地域の方々です。自分を愛する両親のもとに生まれ、家族や
ふるさとの方々に愛されて、一人一人がつくられ、そして、人として立派に、その人らしく飾られていきます。
子どもたちにとって、愛してくれる人がいることが最も大切です。自分が愛されていることを、子どもたちがいつも実感
していられるようにしたいものです。そして、自分を愛してくれる人たちによって自分がつくられ、飾られていくことを、
家庭でも学校でも教えていくことが大切だと思います。
一方、この言葉には、もう一つの意味があります。
「愛するもの」は、
「その人を」愛するものだけでなく、
「その人が」
愛するものと考えることもできます。子どもたちは、愛されるだけでなく、自分自身、愛するものがあります。それは、両
親であり、家族であり、地域の方々です。自分が愛することで、自分を育ててくれる方々への思いが深くなり、それはふる
さとへの愛にもつながります。
愛するものは、人だけに限りません。勉強、スポ-ツ、趣味などもそうです。自分が愛するものによって、成長し、飾ら
れていきます。サッカ-を愛してプロのサッカ-選手になった人、機械いじりが好きで技術者になった人、動物を愛し飼育
員になった人・・・。子どもたちには、自分が愛するものを見つけてほしい、つくってほしいと思います。愛する物をつく
り、それに打ち込んでいくことで成長し、それが、その子をその子らしく飾っていくのです。
家庭や学校は、様々な体験や経験をする機会をできるだけつくり、子どもたちが愛するものを見つける場やきっかけを与
えていきたいと思います。
その子がどれだけ愛されたか、そして、その子がどれだけ人を愛し、愛するものをつくったか、それによって、その子が
どう成長し、どんな人になるかが決まるように思います。自分の子はもちろんのことどの子もみんなで愛するとともに、子
どもたちが愛するものをたくさん手に入れられるよう、家庭と学校が連携していくことが大切です。ご協力をお願いします。
※「人は愛するものによってつくられ、愛するものによって飾られる」という言葉はゲ-テが言った言葉です。
ゲ-テは18~19世紀のドイツの詩人・小説家です。<参考文献:月間プリンシパル・学事出版>
親子でクッキング学校表彰から
帯広ガスが主催団体となって全国規模で行われた「親子でクッキングコンテスト」で多くの応募による学校賞をい
ただき、過日本校で表彰式が行われました。
全員が応募した6の2の教室では、一人一人への賞の授与とともに学校への副賞としてフライパン7つをいただき
ました。本校の家庭科の学習や食育に力強い味方となりました。親子で知恵を出し合い、楽しく、おいしいメニュー
の応募は全道でも有数のこと。主催の帯広ガスの担当の方からも、喜びとお礼の言葉をいただいております。
帯広農業高校の先生と生徒さんに指導
いただきながら行われているこの時期恒
例の全校落ち葉拾いが昨日 5 日に行われ
ました。
ご存じの通り、本校は稲田の杜に囲ま
れ、自然環境が豊かなである一方、舞降
る大量の落ち葉は大変悩ましいものでも
あります。
今年は 3 年生の森林科学科の生徒さん
10 名と担当の小鍋先生にお越しいただ
きました。2 年前に回収した落ち葉で作
った腐葉土のお届けとともに、生徒さん
が落ち葉の効用を寸劇で全校児童の前で
わかりやすく披露して下さったこともあ
り、意欲的に活動する子ども達が多く見
られました。
また、この時期はいつも寒い中での活
動が多いのですが、今年は気温が 20 度
近くまで上がり、心地よい陽気の中、汗
だくになりながら取り組む子どもたちで
した。大きなお兄さんお姉さんとともに
働く中で、尊敬やあこがれの気持ちを持
つ機会に、また将来に向けた「キャリア
教育」につながる充実した学習となりま
した。
ことり学級恒例の「ハロウィン」の学習から。知恵を
出し合った仮装でイマジネーションが膨らみます。
第1次公開(8:50~9:35)
クラス
授業者
単元名
重さを数で表そう
5 年1 組
鈴木めぐみ
佐々木穂江
白瀬 玉緒
井須 雅人
佐藤 貴子
藤森 百代
楜澤 りえ
辻口 悟
新名 由香
6 年3 組
小野寺香織
場合の数
2 年1 組
こりす
学級
太田 智香
櫻井 弓
めざせ言葉の達人
3 年3 組
1 年1 組
2 年2 組
3 年1 組
4 年2 組
ひきざん
かけ算2
広さを調べよう
第2次公開(9:45~10:30)
クラス
1 年2 組
図形の角
~第7回教育実践発表会 11月13日(金)~
今月末から来月初めに予定しております学期末参観日に先
立ち、次週 11 月 13 日(金)の午前中、本校の第7回教育実践
発表会が開催されます。市内管内の教育関係者が多数本校に
来校する予定です。当日は変則日程で、給食なしの 2 時間授
業の後、下校となりますのでご了承下さい。詳しくは本日配
付の別紙文書及び学年通信(時間割)をご確認下さい。
なお、授業公開は上記の14学級になります。保護者のみ
なさんの参観も可能ですので、午後からの教育講演会(別紙 2
次案内をご覧下さい)とともにお誘い合わせの上、どうぞお
越し下さい。
(教育講演会は極力事前申込をお願いします。
)
4 年3 組
5 年2 組
6 年4 組
ことり
学級
授業者
中村巳佐子
佐々木穂江
中村 俊太
井須 雅人
讃岐 明
楜澤 りえ
西山 乙代
鈴木 麻里
島 拓史
越智 卓
辻口 悟
石川 直人
井上 隆
千葉 隆司
高橋 志保
橘 翔太
村上三重子
単元名
ひきざん
かけ算2
重さを数で表そう
広さを調べよう
図形の角
場合の数
たのしい
ことり祭り