子ども達の成長を共に喜び、励まして・・・

ちよだ
学校だより№5
平成27年7月17日
坂戸市立千代田小学校
【児
童
数】
男子339 女子322 計661
(文責 校長 小峰千春)
子ども達の成長を共に喜び、励まして・・・
一学期も今日で終わり、明日からは楽しみにしていた夏休みです。本日、子ども達には通知
表が手渡されました。通知表をご覧頂くに当たり次の点についてご理解いただき子ども達と話
し合い、二学期に向けて意欲を高めるきっかけとしてくださいますようお願いします。
1つ目、日々の学習の結果として「あゆみ」をお子さんと一緒に確かめてください。
各教科の評価項目で努力を要する項目がある場合には、確実に自分の力となるようしっ
かり復習させてください。
2つ目、お子さんが、元気に登校し丈夫な体で生活できた証として、出欠欄や担任の所見
欄を是非ご確認ください。お子さんが努力している姿をくみ取り頑張った事をよく聞き、
認め、誉めてください。今後に課題がある場合には、よく話し合い支援をお願いします。
3つ目、学力には、見える学力と見えない学力があります。「あゆみ」に示されている記
録は、日々の学習を基に学力を見える形として3段階で表したものです。しかし、子ど
も達の可能性、心の豊かさは点数だけで計れるものではありません。人としての生き方、
他者との関わり方などを身につけることも大切な学びです。「あゆみ」を活用して、お
子さんの「心の歩み」についても家族で話し合ってください。子ども達の関心や将来の
夢など、心に秘めた思いをしっかり受け止め、励ます機会としてください。
【子どもの成長への思い・願いは、皆同じです。】
数年前になりますが民間調査会社が実施した「就学前の子どもに身につけさせたいこと」と
題した調査結果が報告されました。この調査は全国の3歳から小学校1年生の子どもを持つ母
親を対象とした調査です。その結果 第1位 あいさつ「あいさつができる」、第2位 根気「あ
きらめずに挑戦する根気」、第3位 聞く力「人の話を最後まで聞ける態度」だったそうです。
調査から時間は経過していますが、入学前までかどうかは別にして、私たち教師も保護者の
皆様も考えはきっと同じだと思います。児童一人一人が自分の考えをしっかり持ち、自分の力
でたくましく成長して欲しいと願っていることではないでしょうか。
そこで、子ども達が自分の力でたくましく生きていくために大人である教師や保護者は子ど
もとどう関わったらよいのか「優しさ」という視点から次の出来事を参考に考えてみます。
7月12日(日)の夕方、東上線の車内で偶然出会った光景です。私の向かい側に父親、母親そして小学校
2年生位の女の子の3人が座っていました。遊びの帰りなのでしょう。女の子は疲れて母親にもたれ掛かり寝て
います。『間もなく鶴ヶ島駅到着』の車内放送が流れると母親が女の子を起こし下車の用意を促しました。電
車が止まり女の子が一人で歩き出すのかなと思いきや両手を母親に差し出しだっこしてと催促しています。母
親も何の躊躇もはく、その子をだっこしホームに降りていきました。優しい母親とかわいい娘の何気ない日常の
光景に映りましたが、どうして母親は「歩いて行かせないのかな」という疑問が後に残りました。何か理由があっ
たのかもしれませんが、だっこするのが当たり前と言わんばかりの子どもの動作でした。
学校内でも似たような光景を見かけます。授業参観の後、職員室から校庭を見ていると子どものランドセル
を持ってあげる優しいお母さんを沢山目にします。子どもやお母さんの様子からは、お母さんがランドセルを持
つのが当たり前のような極々自然の流れに映ります。電車の中の光景とよく似ています。
その時の状況や考え方は違うかもしれませんが、どちらも「優しさ」というより、子どもの
自立を妨げる「甘さ」「甘やかし」と私には感じられました。子どもをたくましく育てたいと
思う時、大人である私たちは、それが厳しい状況や対応であっても子どもが最後まで責任を持
ちやり遂げられるように励まし働きかけることが本当の「優しさ」だと思っています。
その意味で、子どもがやるべき事、為すべき事(子どもの自立)を奪ってしまっているよう
に映った電車の中のだっこやランドセルを持つお母さんの姿に疑問を感じました。
子どもにとっても、我慢したり困難に立ち向かい自らの力で解決したときに
「できた」という喜びを感じることができるのではないでしょうか。
大人の真の優しさのもとで、子ども達は自信を持って新しい事、難しいこ
とに挑戦していく勇気と失敗してもくじけない強い心を育むことができると
私は信じています。
皆が協力し楽しんだ「GO GO スタンプラリー」
(6/26)
高学年がリーダーとして低学年をしっかり支え活躍してくれました。素晴らしい集会となりまし
た。6年生の色別縦割り班の児童が、校内放送で感想を発表してくれました。
6年2組(青組5班)関根桃香
6年1組(白組12班)島崎李菜
みんなが元気すぎたところもあったけれど楽
みんなで協力したGOGOスタンプラリーは、 しそうにゲームをしていたので、班長としての
下級生とみんなで楽しく活動できました。これ
役割をはたせたと思います。2位になれたのは
からの千代田っ子班の活動もみんなで楽しく、
みんなと協力して意見を出し合ったからだと思
くいのない千代田っ子班にしたいです。
います。思い出に残るGOGOスタンプラリー
でした。これからも班長としてしっかりと続け
て行きたいです。
6年3組(赤組8班)稗田千晴
私は、今回のGOGOスタンプラリーで3位
になれたのは班員の皆さんのおかげです。皆が 6年3組(赤組5班)佐藤姫菜
私はGOGOスタンプラリーをやって
テキパキ行動してくれて、たくさんのゲームを
よかった所は、みんなと協力してたく
楽しむことができました。
班長として、しっかりできたとは言えないけ さん回れたことです。各教室でやった
れど私なりにがんばれたと思います。6年生最 遊びがすべて3点でした。
班員が皆「楽しかった」と言って
後のGOGOスタンプラリーとても良い思い出
くれたのでとてもうれしかったです。
ができました。
PTA・ボランティアの皆さんの協力をいただき
子ども達も大喜び、ゲームも盛り上がりました。
千代田中社会体験チャレンジ
7月7日~9日の3日間千代田中2年生8名が
社会体験学習で2・3年の児童と触れ合いまし
収益金 ¥315,371円
た。どの生徒も礼儀正しく、しっかりと児童の支
天気が少し心配でしたが無事終わりまし 援をすることができました。お疲れ様でした。
「PTAバザー」大盛況!(7/4)
た。皆さんの協力のお陰で素晴らしいPTA
バザーになりました。
《願いをこめて
◎ 交通事故防止の徹底
~楽しい夏休みにするために~》
自転車でも
歩きでも
「止まれ 、 飛び出すな!!」
◎ 不審者から我が身を守る!!
・人気のない公園などには行かない。
・いつどこへ何時に帰るか家の人に伝える。
・夕焼け放送がなったら、帰宅する。
自分が守る大切な「命」!!
もしもの時は、
「子ども110番の家」
に助けを求める。
このマークの家を知っ
てますか?
確かめておきましょう。