JR総連通信 2015年10月 2日 №1174 全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連) http://www.jr-souren.com 浅沼稲次郎を追悼し未来を語る集会に参加! 10月1日、日比谷公会堂に おいて「浅沼稲次郎さんを追悼 し、未来を語る集会 ~日本の 民主主義の危機を考える~」が 開催されJR総連も参加した。 1960年10月12日、安 保闘争を先頭でたたかった浅沼 稲次郎社会党委員長(当時)が日 比谷公会堂で行われた各政党党 首立会演説会で演説中に17歳 の山口二矢少年に刺殺された。 800名が参加した集会は、 当時の映像と詩の朗読ではじま った。呼びかけ人の内田雅敏弁 護士は、 「日比谷公会堂には浅沼 稲次郎の記念碑があるが、現在 は掲示板で隠され存在を知る人 も少ない。事件の意味を継承す るため記念碑の公開を求めて行 く」とあいさつした。当時書記として集会に参加していた四谷信子さんが当時を振り返り事件を語った。その後リ レートークで5人から発言があった。閉会にあたり平和フォーラムの福山真劫さんは、民主主義をたたかいとろう と訴え、SEALDsの「民主主義ってなんだ」 「これだ」のコールでしめくくった。 事件から55年が経過した2015年、安倍内閣は、これまでの歴代政権が憲法上許されないとしてきた集団的 自衛権行使について、立憲主義を無視した閣議決定で行使容認とし、国民の6割以上が反対といっている安全保障 関連法案を強行採決によって可決・成立させた。 9月19日、新たなたたかいがスタートした。われわれの手に民主主義を取り戻そう!そのために奮闘しよう! 事件当時を語る四谷信子さん 閉会の挨拶をする福山真劫さん
© Copyright 2024 ExpyDoc