1 授業風景 2 リフレクションで明らかになったこと

平 成 26 年3 月 吉日 号
文 責: 2 年
1年生の研究授業(2/4)から
●平 成2 7 年2 月4 日 (水 ) 2校 時
1年 3組 【 T 先 生】
●単 元名 楽し ん だり 、想 像 を広 げ たり しな が ら読 もう 「 たぬ き の糸 車」
●単 元目 標
◎ 語の ま とま りや 言 葉の 響 きな どに つ いて 考え な がら 音 読す るこ と がで きる 。
◎ 登場 人 物 の 行 動 を 中心 に 、 場 面 の様 子 に 注 意 し て読 み 、 想 像 を 広げ る こ とが でき る 。
○ たぬ き や お か み さ んに な っ た つ もり で 、 本 文 に ない 言 葉 を 考 え て絵 に 合 うよ うに 書 く
こと が でき る。
●授 業の 視 点
・ △ ステ ッ プシ ート の項 目 をク リ アし て いな い児 童も 意 欲的 に 考え を発 言 でき たか 。
・ ◎友 だ ち と 意 見を 比 べ た り 、新 し い 台 詞 を 考 えた り し な がら 場 面 カ ー ド がよ りス ム ー
ズ につ な がる よう に話 し 合っ て いる か 。
1
授業風景
ペアートーク 自分の好きな場面を
楽しそうに紹介していました。
紙芝居作り
場面を
読みながら台詞を一緒
に考えている。
お互いに持っている場面を確認。
「○○の場面、持っている人?」
紙芝居作り
ここの台詞はい
らないかな?
2
リフレク シ ョ ン で 明 ら かに な っ た こと
○ 授 業を 行う ま での 日々 の 取り 組 みか ら
・ 1年 生の 取 り組 みが よ く見 え 、学 年の 協 同作 業な ど 研究 と して とて も 素晴 らし い 。
・ 子 ど もた ち の 実 態 を 見 取り 、 意 図 的 なグ ル ー プ 作 り や個 人 の 学 習 到 達度 に 合 わせ た手 立 て
を取 って い てと ても 素 晴ら し い。
・ 全て の子 が 活躍 でき る 授業 デ ザイ ンに な って いる 。
○ 授 業を 通し て
・ △の 子も つ いて 行け る 。視 覚 化、 グル ー プ構 成。 う まく 機 能し てい た 。
・ 想像 を広 げ る。 手作 り の絵 、 動作 化、 台 詞を 考え る 。
・ 学習 規律 (姿 勢 、目 で 教科 書を 追 うな ど)が よく で きて いた 。
・「 台詞 を考 える 」 を軸 にし た 単元 を 貫く 言語 活 動と は
→ 学び を 活用 する 。例え ば自 分 の場 面 と友 だち の 場面 をつ な ぐ 。
3
など が出 ま した 。
「私の学 び 」 よ り
(1)今日の学び
○ 個 の学 習到 達 度を 把握 し た授 業 の展 開
・ 個人 の学 習 到達 度を 教 師が 分 析し 、学 習 単元 を組 み 立て て いる とこ ろ がよ かっ た 。
・ 子ど も一 人 ひと りへ の 声か け や個 別支 援 の仕 方が 勉 強に な った 。
・ 個人 の実 態 を分 析し て 手だ て を立 てる こ との 大切 さ を改 め て感 じた 。
・ 教 師 が一 人 ひ と り の 子 ども に 、 き め 細や か に 向 き 合 って 指 導 を 進 め るこ と で 、子 ども は 、
安心 して 力 を発 揮す る こと が でき る。
○ 単 元を 貫く 言 語活 動
・ 単元 デザ イ ンが しっ か りし て いる ので 、授 業に おけ る教 師 の意 図 やね らい が 明確 であ っ た 。
・ 単元 を貫 く 活動 とし て 「台 詞 を考 える 」 とい う言 語 活動 が 貫か れて い た。
○ チ ーム で授 業 を構 想す る 大切 さ
・ 学 年 で授 業 構 想 を 行 う こと は 、 一 人 では 気 づ か な い 考え が 集 約 で き ると い う こと がわ か っ
た。
(2)自分の授業に生かしたいところ
○ 授 業を 考え る 上で
・子 ども が 意欲 的に な る教 材 を準 備す る 。(子 ども 主体 の 授業 に なる )
・学 年団 が 授業 構想 を する こ とは 一人 で は気 づか な いこ と 、考 え等 が 集約 でき る 。
・単 元を 貫 く言 語活 動 と子 ど もに 学習 の 見通 しが も てる 単 元構 想、 授 業展 開。
・次 年度 の 学年 を意 識 した (育 て たい 力、 身 につ け させ たい 力 )教 材研 究 。
○ 児 童へ の支 援
・席 順や グ ルー プな ど をよ り 意図 的に す るこ とで お 互い が 高め られ る 。
・支 援が 必 要な 子に 合 わせ た 授業 内容 の 構築 。
・今 ま での 学 習の ふり 返り が でき る 掲示 物 。
【みんなでチャレンジ!】
○チ ーム で単 元や 授業を 構 想す る。
○子 ども の実 態を 把握し 、 きめ 細やか な 支援 を入れ た
授 業展 開。
編集後 記
今年度最後の公開授業ということでしたが、この授業を行うまで毎日テレビを活用しな
がら話し合っていた1年生の先生方の姿。そして、授業。学年で研究して作り上げた授業
と いう こ とを 感じ た 。
話し合いの中では、単元デザインがしっかりしており、教師のねらいが明確であった、
子どもひとり一人の実態を明確に把握し、グループを意図的に形成することにより、子ど
も たち が 進ん で取 り 組み 、台 詞 を考 え る言 語活 動 が展 開さ れ る授 業 にな った 。
子どもたちが生き生きと学習に取り組んでいる姿を見て、改めて教材研究の大切さや学
年 研究 の 力を 研究 授 業で あっ た 。1 年 生の 先生 方 、あ りが と うご ざ いま した 。 ( 2年 )