M1 海上に吹く風で出来る海の流れ 東海大学大学院海洋学研究科海洋科学専攻 指導教員 轡田 望月 佳友 邦夫 教授 日本南岸には代表的な暖流として黒潮という海流が流れています。 この黒潮は北太平洋に存在する循環の西岸における北向きの流れを担っていて これは西岸境界流理論として知られています。 偏西風 貿易風 日本上空を吹く風は西から東に吹く 偏西風と、東から西に吹く貿易風が 存在しています。この風によって 北太平洋では 時計回りの大きな 海洋循環が形成されます。 風によって作られる循環を表層循環北太平洋の循環は 北太平洋亜熱帯循環という名前で呼ばれています 循環が風によって流れている証拠を海洋内 の密度構造から見よう!! 西 東 等密度線が傾斜している様子がわかります。 おなじ深さで見ると、西から東へ 海水の密度は重たくなる 軽い これは、時計回りの循環の中の 南向きの流れを表しています 重い 海上を吹く風が発生要因となっています 参照 JPL/PO DAAC 赤道域から北へ熱を輸送する黒潮は日本の気候変動に大きな影響を与えるので 海上風が支配的な風成海流場を調べることが重要です。
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