新任保育者の早期離職に関する研究 庭野 晃子 社会福祉学科 ◦連 絡 先 TEL.054-202-2667 FAX.同左 ◦教員プロフィール http://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof449.html ◦メールアドレス [email protected] 短期大学部 194 新任保育者,早期離職,就労意識,職場の人間関係, コミュニケーション,職場を辞めていく・継続していくプロセス ・研究目的 新人保育者の早期離職の要因を見出し、離職を防止するための方策を見出すことを目的 としている。 ・研究方法 アンケート調査、インタビュー調査、KJ法、M-GTA、統計的分析 ・対象者 25年度 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の認可保育園に勤務する新任保育者(2年未 満) 26年度 静岡県静岡市・浜松市、愛知県名古屋市の認可保育園に勤務する新任保育者 (2年未満) ・研究から明らかになったこと 離職意向と関連があったことは、 「上司の対応」 「職員間のコミュニケーション」 「モデル となる保育者の存在の有無」等であった。 「職場を辞めていくプロセス」において、 「職場の人間関係」や「保育観の不一致」 「仕事量 が多い」等の困難の他に、 「離職を促す出来事」が同時期に重なっていた。 ・課題 新任保育者の側から要因を探ったが、今後は保育園長、副園長、主任等の新任保育者を指 導する立場の側から要因を探り、早期離職の防止について考察する。 研究シーズ集 2015-2016 X4_研究シーズ集_2015-2016-6短期大学.indd 194 2015/08/20 8:15:47
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