1 高齢者・難病患者の支援のための地域ケアシステム形成と機能化の要件 2 保健専門職のクレーム対応研修プログラムの共同開発 深江 久代 看護学科 ◦連 絡 先 TEL.054-202-2662 FAX.054-202-2662 ◦教員プロフィール http://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof201.html ◦メールアドレス [email protected] 短期大学部 高齢者,難病患者,地域ケアシステム,保健専門職, クレーム対応,研修プログラム 【テーマ1】高齢者や難病患者が地域で当たり前の生活 をするための地域ケアシステムはどのようにして形成さ れていくのか、またどうしたら機能していくのかについ て、難病患者を支援している専門職への研修や、難病患者 の社会参加の支援を実際に行いながら研究している。 地域ケアシステムは、高齢者や難病患者などの当事者が 中核となり、当事者が当たり前の生活や夢の実現に向け て声を上げることが出発点となると考えている。当事者 の当たり前の生活や夢の実現を支援するNPO団体の運 営にも関わっている。 【テーマ2】近年、保健分野においてもクレームは増加 している。2009年に行った静岡県内市町の母子保健を担当する保健師を対象とした住民クレームに 関する実態調査をもとに、2011年から行政で働く保健師と共同でクレーム対応研修を企画、実施して きた。保健分野におけるクレーム申立者は、継続的な支援が必要な場合が多く、単なるクレーム対応だ けでなく、いかにして継続支援につなげるかが特徴的である。現在のところ、申立者と対応者の両者に とって満足するための技術習得や組織体制改善に向けたアプローチについて課題が残され、研究を継 続している。2015年度は健診センターの1,2年目の看護職を対象に研修を企画・実施する。より実践 的な力量形成のために、ケースメソッド法を取り入れる。 ・難病患者の日常生活上の困りごとについての情報提供(新商品開発のヒント) ・人材育成のためのテキストやDVD作成 研究シーズ集 2015-2016 X4_研究シーズ集_2015-2016-6短期大学.indd 197 2015/08/20 197 8:15:49
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