12/15/2006 Ver. 2.00 産業エネルギー政策論 日時: 教室: 第五回講義 工業国家としての離陸Ⅱ -第三回講義スライドの補足 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 [email protected] 水道普及の推移 1,400 4,000 1,200 給水量 3,000 1,000 800 2,000 600 400 1,000 給水量(百万立方メートル) 給水栓総数(1000栓) 給水栓総数 200 37 19 32 19 7 19 2 22 19 17 19 12 19 07 19 02 19 97 18 92 0 18 18 87 0 出所:内閣統計局 『日本帝国統計年鑑』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 2 鉄道の線路延長距離の推移 25 国有鉄道 線路延長(千km) 20 民営鉄道 15 10 5 0 1872 1882 1892 1902 1912 1922 1932 1942 1952 1962 1972 1982 出所:日本国有鉄道 『鉄道要覧』、運輸省 『民鉄輸送統計調査』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 3 電気事業者の最大出力推移 12 火力 10 水力 8 最大出力 (百万kw) 6 4 2 30 19 33 19 36 19 39 19 42 19 45 19 27 19 24 19 21 19 18 19 15 19 12 19 09 19 06 19 19 03 0 出所:電気事業連合会 『電気事業便覧』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 4 国内・国際電報通数及び電話加入件数 100,000,000 10,000,000 1,000,000 100,000 国内電報通数 10,000 国際電報通数 電話加入数 1,000 100 1868 1878 1888 1898 1908 1918 1928 1938 1948 1958 1968 1978 出所:日本電信電話株式会社 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 5 日本の保有船腹量の推移 50 鋼船 総トン数(百万t) 40 木船 30 20 10 0 1884 1894 1904 1914 1924 1934 1944 1954 1964 1974 1984 出所:運輸省 『船舶船員統計調査』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 6 日本の保有船腹量の推移(対数) 100,000 鋼船 木船 総トン数(千t) 10,000 1,000 100 10 1884 1894 1904 1914 1924 1934 1944 1954 1964 1974 1984 出所:運輸省 『船舶船員統計調査』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 7 帝国海軍保有艦船総トン数推移 1,400 1,200 1,000 800 千t 600 400 200 0 8 3 186 187 1878 883 88 3 1 18 189 898 03 8 1 19 190 913 18 3 1 19 192 928 33 8 1 19 193 1943 出所:内閣委官房 『内閣官房70年史』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 8 アセアン諸国の産業発展のモデル 外国資本、技術 工業製品生産 先進国市場に輸出 工業化開始期 再投資 外国資本、技術 生産性向上 外貨の獲得 輸出競争力強化 一層の外貨獲得 工業発展期 高付加価値型 産業構造への転換 高付加価値 型転換期 再投資 資本、技術の国内蓄積 新技術の開発と その市場化 出所:倉田健児、神田啓治(2000) 『開発技術』 Vol.6, pp.49-66 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 9 日本に当てはめてみると・・・ • 外国技術の導入を積極的に図った • そのための原資は国内の税収 • 税源としてこれを支えたのが地租であり、負担したのは 農民 • また、生糸、金属の輸出も貢献 • 外国資本の流入も相応には存在 • これにより、まずは軽工業が離陸 • 繊維製品は輸出の花形に © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 10 主要税目収入の国税収入に占める比率 100 国税収入に占める比率(%) 地租 80 所得税 酒税 60 関税 40 20 18 67 18 72 18 77 18 82 18 87 18 92 18 97 19 02 19 07 19 12 19 17 19 22 19 27 19 32 19 37 19 42 0 出所:大蔵省 『大蔵省百年史』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 11 一般会計所管別歳出決算額 2,500 歳出決算額(百万円) 2,000 1,500 大蔵省 内務省(計) 文部省 農商務省(計) 逓信省(計) 陸軍省 海軍省 その他 1,000 500 16 19 19 19 22 19 25 19 28 19 31 19 34 19 13 19 10 19 07 19 04 19 01 19 98 18 95 18 92 18 89 18 18 86 0 出所:大蔵省 『財政統計』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 12 一般会計所管別歳出決算額比率 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 大蔵省 逓信省(計) 内務省(計) 陸軍省 文部省 海軍省 農商務省(計) その他 19 28 19 31 19 34 25 19 22 19 19 19 16 19 13 19 10 19 7 19 0 04 19 01 19 98 18 95 18 92 18 89 18 18 86 0.0 出所:大蔵省 『財政統計』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 13 国際収支の推移 3,000 貿易収支 2,000 貿易外収支 0 1902 1904 1906 1908 1910 1912 1914 1916 1918 1920 1922 1924 1926 1928 1930 1932 1934 1936 1938 1940 1942 1944 百万円 1,000 -1,000 -2,000 -3,000 出所:大蔵省 『大蔵省百年史』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 14 生糸の輸出(金額、数量) 金額(百万円) 800 金額 35 数量 30 600 25 20 400 15 数量(千t) 40 10 200 5 1943 1938 1933 1928 1923 1918 1913 1908 1903 1898 1893 1888 1883 1878 1873 0 1868 0 出所:大蔵省 『日本外国貿易年表』 © kenji kurata 2006 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 15 1868 1870 1872 1874 1876 1878 1880 1882 1884 1886 1888 1890 1892 1894 1896 1898 1900 1902 1904 1906 1908 1910 1912 産出量、輸出量(1,000t) 70 60 産出量 © kenji kurata 2006 輸出量 比率 北海道大学公共政策大学院 倉田 健児 120 50 100 40 80 30 60 20 40 10 20 0 0 産出量に対する輸出量の比率(%) 銅の産出量に対する輸出量の比率 140 出所:大蔵省 『日本外国貿易年表』など 16
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