(1) f(x) (2) - SUUGAKU.JP

年 番号
1
氏名
複素数平面上の点 0 を中心とする半径 2 の円 C 上に点 z がある.a を実数の定数とし,
w = z2 ¡ 2az + 1
とおく.
(1) w
2
を z の実部 x と a を用いて表せ.
(2) 点 z が C 上を一周するとき, w の最小値を a を用いて表せ.
( 北海道大学 2016 )
2
a > 0 に対し,関数 f(x) が
f(x) =
Z
a
¡a
S
e¡x
+ f(t) sin tk dt
2a
をみたすとする.
(1) f(x) を求めよ.
(2) 0 < a 5 2¼ において,
g(a) =
Z
a
¡a
f(t) sin t dt
の最小値とそのときの a の値を求めよ.
( 北海道大学 2016 )
3
机のひきだし A に 3 枚のメダル,ひきだし B に 2 枚のメダルが入っている.ひきだし A の各メダルの色は
金,銀,銅のどれかであり,ひきだし B の各メダルの色は金,銀のど ちらかである.
(1) ひきだし A のメダルの色が 2 種類である確率を求めよ.
(2) ひきだし A,B をあわせたメダルの色が 2 種類である確率を求めよ.
(3) ひきだし A,B をあわせてちょうど 3 枚の金メダルが入っていることがわかっているとき,ひきだし A の
メダルの色が 2 種類である確率を求めよ.
( 北海道大学 2016 )
4
次の問いに答えよ.
(1) 次の方程式が異なる 3 つの 0 でない実数解をもつことを示せ.
x3 + x2 ¡ 2x ¡ 1 = 0
Ý
1
(2) 方程式 1 の 3 つの実数解を s; t; u とし,数列 fan g を
an =
sn¡1
tn¡1
un¡1
+
+
(s ¡ t)(s ¡ u)
(t ¡ u)(t ¡ s)
(u ¡ s)(u ¡ t)
(n = 1; 2; 3; Ý)
によって定める.このとき,
an+3 + an+2 ¡ 2an+1 ¡ an = 0
(n = 1; 2; 3; Ý)
が成り立つことを示せ.
(3) (2) の an がすべて整数であることを示せ.
( 北海道大学 2016 )
5
空間の 2 点 A(0; 0; 2),B(0; 1; 3) を通る直線を ` とし,2 点 C(1; 0; 0),D(1; 0; 1) を通る直線を m
とする.a を定数として,` 上にも m 上にもない点 P(s; t; a) を考える.
(1) P から ` に下ろした垂線と ` の交点を Q とし,P から m に下ろした垂線と m の交点を R とする.Q,R
の座標をそれぞれ s; t; a を用いて表せ.
(2) P を中心とし,` と m がともに接するような球面が存在するための条件を s; t; a の関係式で表せ.
(3) s; t と定数 a が (2) の条件をみたすとき,平面上の点 (s; t) の軌跡が放物線であることを示し,その焦
点と準線を a を用いて表せ.
( 北海道大学 2016 )