技術資料アップルテルペン運動をしなくても筋力が増強できる注目素材ロコモティブシンドローム対策に注目の差別化成分「ウルソール酸」アップルテルペンとは？りんごには、ポリフェノール類以外にも「ウルソールウルソール酸構造式酸」や「オレアノール酸」などのテルペン類が含まれていることに注目。国内（青森県など）の農園で収穫した新鮮なりんごから抽出したテルペノイド「ウルソール酸」を２５％以上含むパウダーです。ウルソール酸は、筋骨格細胞での IGF-1（インスリン様成長因子-１）産生を増やし、筋肉萎縮・筋力低下を予防します。品質規格栄養分析原料国内産りんご外観性状赤ないし茶色を帯びた粉末エネルギー粒度 40 メッシュパスたんぱく質 2.4g 乾燥減量 10％以下脂質 9.6g ウルソール酸 25％以上炭水化物一般生菌数 3,000 個/g 以下食塩相当量大腸菌群陰性真菌数 300 個/g 以下ヒ素 2ppm 以下重金属 10ppm 以下分析試験項目結果 434kcal 84.4g 0.3g ※いずれも 100g 当たり株式会社テクノサイエンス原料形態原材料表示例：りんご抽出物（りんご、デキストリン）包装：１ｋｇアレルギー表示：推奨（りんご）賞味期限：製造後２年（未開封）遺伝子組換：対象外保存条件：直射日光、多湿を避けて常温で保存製造工程原料受入抽出 ↑ 中和 ↑ エ水タ水酸ノ化ーＮルａ ↑ 塩酸固液分離水洗 ↑ 乾燥 ↑ ↑ 品質検査 ↑ 秤量・包装出荷 ↑ 技術資料筋肉の調節のメカニズム宇宙飛行士が無重力状態で筋肉を使わなくなると、比較的短期間で筋肉が減少し、筋力が低下します。このことから、筋肉は、使わないでいると速やかに減少することが分かります。じつは、筋肉は使わなくても活性酸素を産生し、アトロジンという蛋白が増加。アトロジンは筋肉蛋白の分解を促進します。一方、運動などで筋肉が伸縮すると、筋肉繊維の周辺にある衛星細胞が刺激を受け、骨格筋細胞に分化し、筋肉を増やす働きをしています。この両者のバランスにより、筋肉量は調節されています。加齢による筋肉の衰え加齢とともに活動量が減っても活性酸素は産生され、筋肉蛋白の分解は持続します。また、衛星細胞が骨格筋細胞に分化する能力が低下するため、筋肉増加作用も低下します。さらに、運動神経の筋肉とも接合部も減少し、その結果、筋肉への運動神経の伝達効率が低下。筋肉の収縮力も低下してしまいます。高齢者では、骨を支える筋力の低下が膝関節症の原因であることも周知の話です。 IGF-1 とウルソール酸 IGF-1（インスリン様成長因子-１）は、成長に関わる蛋白質の一つで、骨格筋が肥大する際に筋肉内の IGF-1 が増加することが知られています。実験的に筋肉内の IGF-1 量を増やすと、アトロジン増加の抑制、衛星細胞の骨格筋細胞への分化促進、神経筋肉接合部の委縮・脱落減少抑制を介し、筋力低下を防ぐことが明らかにされています。マウスに 0.27％のウルソール酸を含むエサを与えて５週間飼育した実験（Cell Metabolism 13, 627-638, June8, 2011）では、後足、大腿四等筋、前足の筋肉重量の増加、筋繊維の直径の増大、握力の増加が確認されました。日常的にレジスタントトレーニングをしている健常男子にウルソール酸を８週間摂取させた後、足の最大伸展力と最大屈曲力を調べた（Korean J Physiol Pharmacol Vol.18:441-446, October, 2014）ところ、摂取群では筋力が増えており、ヒトでも効果のあることが示唆されています。一般的に運動の併用がないと筋力を上げるのは難しいとされていますが、ウルソール酸は、運動の併用がなくとも単独の摂取で筋力をあげることが期待できる注目素材です。運動の制限がある高齢者向けとして、ウルソール酸を 25%以上含有する「アップルテルペン」を是非ご検討ください。。期待される機能性 ■筋肉量減少の抑制 ■筋力低下抑制推奨量：120mg/day（ウルソール酸として 30mg）国産機能性素材のプラットフォーム用途のご提案 ■グルコサミン製剤等抗ロコモ素材への配合での差別化 ■イミダゾールペプチド製剤への配合での筋力ＵＰ訴求 ■スポーツサプリへの配合による差別化 ■加齢による筋力低下予防訴求のサプリメント〒113‐0033 東京都文京区本郷 5―25―16 石川ビル 11 階 TEL: 03-5684-9588 FAX: 03-3818-2700 [email protected] http://nihon-hm.co.jp /