技術資料 サメ軟骨パウダーSTPG-WH ロコモティブシンドローム 高齢化社会に骨の元気を サメ軟骨パウダーSTPG-WH とは? 青森県近海沖で捕獲されたアブラヅノザメの頭部軟骨を新鮮なうちに処理し、微粉末化しました。 軟骨の構成成分であるプロテオグリカンやⅡ型コラーゲンを自然のままの形で含有しており、抗ロコ モ素材としてのみならず、美肌を訴求した美容素材等に幅広く応用できます。 品質規格 栄養成分 分析試験項目 青森県近海沖産アブラヅノザメ 原料 頭部軟骨 わずかに軟骨臭のある、わずかに 外観性状 黄色を含む白色の粉末 粒度 70mesh pass 乾燥減量 10%未満 一般生菌数 3,000 個/g 未満 大腸菌群 陰性 総水銀 0.1ppm 未満 鉛 0.5ppm 未満 ヒ素 2ppm 未満(As2O3 として) カドミウム 0.1ppm 未満 プロテオグリカン >25%(コンドロイチン硫酸とし 量 て) 結果 エネルギー 297.3kcal たんぱく質 58.0g 脂質 0.5g 炭水化物 15.2g 水分 4.9g 灰分 21.4g ナトリウム 1,600mg カルシウム 3,420mg ムコ多糖 26.7g ヒドロキシプロリン 3,540mg ※いずれも 100g あたり 社団法人青森県薬剤師会衛生検査センター 原料形態 包装:1 ㎏/1 ㎏×10(外装にシリカゲル) 原材料表示例:サメ軟骨末、 賞味期限:製造後 2 年(未開封) アブラヅノザメ頭部軟骨末 保存条件:常温(冷暗所が望ましい) アレルギー表示:無 遺伝子組換:対象外 製造工程 軟 骨 原 料 ↑ 洗 浄 ↑ 殺 菌 電 解 水 ・ エ タ ノ ー ル ↑ 乾 燥 ↑ 粉 砕 ↑ 篩 過 金 属 探 知 機 Fe3.0φ SuS1.5φ ↑ 計 量 ・ 包 装 ↑ 梱 包 ・ 出 荷 技術資料 サメ軟骨の特徴 サメの延縄漁が盛んな青森県で水揚げされるサメの約1/3、年間500tを扱う 1929 年創業の老舗のサメ 業者が開発した素材です。 漁業の持続性(資源管理と生態系への影響の配慮)を「マリン・エコ・ラベルジャパン」が認証した青森県三 厩漁業協同組合(生産段階認証番号:JARCA23AB)のさめ釣り部会の 8 隻が、津軽海峡で水揚げしたアブラヅ ノザメを流通加工段階認証(認証番号:JARCA23ABAA)された水産加工場で処理した際に出る頭部の軟骨を主 原料として滅菌・粉砕加工して得られた粉末です。 (※一部認証外のアブラヅノザメ頭部軟骨も使用) 漁港から粉末化に至るまで、一貫製造されているため、トレーサビリ ティが明確なだけでなく、鮮度も抜群です。 アブラヅノザメは、水深200m 付近に生息しているサメで、成熟年 齢は、メスで23年(全長 90cm) 、オスで 14 年(全長 70cm) 。メスの 寿命は 60 年以上ともいわれています。生鮮肉は、煮付や照り焼き、フラ イや唐揚げとして食されているほか、カマボコやチクワなどの魚肉練り 製品の原料としても使われています。 サメの骨は、すべてが軟骨であることが知られていますが、サメの重 量に占める軟骨の重量は、1.4%に過ぎず、乾燥すると0.25%にし かなりません。つまり、サメ 1 トンから乾燥軟骨は、わずか2.5kg しか得られない希少な存在です。しかも、有効成分含有量の高い頭部軟 骨のみを特殊製法(特開 2009-185263 号)により、プロテオグリカンと Ⅱ型コラーゲンを天然のままに含有した形での低臭化した粉末の開発に 成功しました。いままでは、サメ軟骨から抽出したコンドロイチンが、ヒ ト膝軟骨のプロテオグリカン構成成分として健康食品素材に多く用いられてきましたが、「サメ軟骨パウダー STPG-WH」には、弘前大学保健学科との共同研究により、骨強度改善作用もあることも判明。 「アブラヅノザメ頭部軟骨由来の骨リモデリング改善剤、骨形成促進剤、骨形成促進食品、骨粗鬆症予防食品」 としての特許も申請中(特開 2013-249291 号)です。 高齢化社会の進行とともに、ロコモティブシンドロームに対する認知度が高まる中、差別化できる素材として 自信を持ってお勧め致します 期待される機能性 用途のご提案 ■変形性膝関節症 ■グルコサミン製剤への付加 ■骨強度改善・骨粗鬆症予防 ■コラーゲン・セラミド等との配合による美肌訴求 ■美肌 国産機能性素材のプラットフォーム 〒113‐0033 東京都文京区本郷 5―25―16 石川ビル 11 階 TEL: 03-5684-9588 [email protected] FAX: 03-3818-2700 http://nihon-hm.co.jp /
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