ふくおかFGと傘下行をモニター(格下げ方向)に指定

NEWS RELEASE
2016年2月26日
【レーティング・モニター(格下げ方向)】
ふくおかフィナンシャルグループ各社
格付投資情報センター(R&I)は上記の格付を公表しました。
発行者(証券コード)
ふくおかフィナンシャルグループ(8354)
福岡銀行
熊本銀行
親和銀行
発行体格付
(A+)格下げ方向
(AA-)格下げ方向
(A+)格下げ方向
(A+)格下げ方向
【格付理由】
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は26日、長崎県のトップ地銀である十八銀行(証券コード:
8396、発行体格付なし)と経営統合に関する基本合意をしたと発表した。今後、関係当局の許認可等を
条件に、2017年4月をめどに株式交換方式で十八銀行がFFGの傘下に入り、2018年4月をめどにFFG傘下で
同じく長崎を地盤とする親和銀行と合併することについて協議・検討を進めるとしている。
FFGと比べると十八銀行の信用力はやや低いとR&Iはみており、経営統合によりグループ全体の事業ポ
ートフォリオは経済基盤の弱い地域の構成が高まる。FFGに負ののれんが生じるとみられるため資本が
圧迫されることはなさそうだが、リスク耐久力はAAゾーンとしてさほど余裕があるわけでもない。十八
銀行の実態を踏まえ、経営統合後の資産の質やリスク耐久力などの見通しを精査する必要がある。以上
を総合的に勘案し、FFG各社の格付を格下げ方向のレーティング・モニターに指定した。ただし、FFGと
比べ十八銀行は規模が小さく、FFGの実績を踏まえれば、統合シナジーも期待できる。格付を据え置く
可能性もあるうえ、格下げの場合でも最大1ノッチにとどまる見通しのため、FFGのコマーシャルペーパ
ーの格付a-1はレーティング・モニターの対象としない。
今回の経営統合は、人口減少などを背景に地域の市場が縮小していく懸念がある事業環境への前向き
な対応として評価できる。FFGは中核会社の福岡銀行を牽引役に、地域金融機関の中では経営改革への
意欲が強い。これまでも福岡銀行が生産性向上や顧客ニーズが多い成長分野への経営資源の重点配分で
先行し、これを経営統合の過程でグループの熊本銀行や親和銀行に横展開する形で成果を上げてきた。
日本の地域金融機関の経営統合において最も成果を上げているグループの1つであるとR&Iは評価して
いる。金融グループの経営管理のあり方についての規制緩和が実現すれば恩恵を受けるだけに、今回の
経営統合でもこれまでと同等以上の成果が期待される。特に、十八銀行と親和銀行の合併が実現すれば
プラス効果が大きそうだ。
今後、(1) FFGの経営戦略と各種シナジー施策の十分性や実現可能性、時間軸 (2) 経営資源の配分方
針と顧客ニーズへの対応力及び競争力向上の見通し (3)資産の質やリスク耐久力の見通し (4) マイナ
ス金利政策の導入で一段と厳しさが増している金利環境への対応力――などを精査したうえで、新たな
格付を公表する。なお、将来的にはさらなる経営統合もあり得るため、その動向も注視していく。
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格付投資情報センター 〒103-0027東京都中央区日本橋1-4-1
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日本橋一丁目三井ビルディング
http://www.r-i.co.jp
信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信
用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の
検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発
行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。
©Rating and Investment Information, Inc.
NEWS RELEASE
【格付対象】
発行者:ふくおかフィナンシャルグループ (証券コード:8354)
名 称
格 付
発行体格付
(A+)格下げ方向
名
称
発行登録(社債)
名
称
発行総額
(億円)
100
100
100
第4回無担保社債
第5回無担保社債
第6回無担保社債
発行者:福岡銀行
名 称
発行体格付
名
発行予定期間
予備格付
2014年07月26日~2016年07月25日 (A+)格下げ方向
発行日
償還日
2013年09月09日
2014年09月16日
2015年09月24日
格
付
2016年09月09日 (A+)格下げ方向
2017年09月15日 (A+)格下げ方向
2018年09月21日 (A+)格下げ方向
格 付
(AA-)格下げ方向
称
発行登録(社債)
名
発行予定額
(億円)
1,000
称
第6回期限前償還条項付
無担保社債(劣後特約付)
発行予定額
(億円)
1,000
発行総額
(億円)
100
発行予定期間
予備格付
2014年07月26日~2016年07月25日 (AA-)格下げ方向
発行日
償還日
2011年12月22日
発行者:熊本銀行
名 称
発行体格付
格 付
(A+)格下げ方向
発行者:親和銀行
名 称
発行体格付
格 付
(A+)格下げ方向
格
付
2026年12月22日 (A+)格下げ方向
☆予備格付は、個別債務の最終的な条件が決定されていない段階で予備的な信用格付が必要となる場合に、付与
する評価です。個別債務の最終的な契約内容等によっては、予備格付とは異なる信用格付が付されることがあ
ります。
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株式
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: インベスターズ・サービス本部
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日本橋一丁目三井ビルディング
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信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信
用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の
検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発
行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。
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NEWS RELEASE
信用格付に関わる事項
信用格付業者
登録番号
株式会社格付投資情報センター
金融庁長官(格付)第6号
直近一年以内に講じられた監督上の措置は、ありません。
主任格付アナリスト
信用格付の付与について
代表して責任を有する者
久保 太郎
神林 尚
信用格付を付与した日
主要な格付方法
2016年02月26日
事業法人等の信用格付の基本的な考え方 [2015.05.01]
金融機関等に共通する格付の考え方 [2014.03.13]
預金取扱金融機関 [2015.12.21]
金融グループの格付の考え方 [2013.07.31]
規制資本商品と金融機関等の格付の考え方 [2014.04.21]
上記格付方法は、格付を行うにあたり考慮した他の格付方法とともに以下のウェブサイトに掲載
しています。http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/methodology/index.html
評価の前提は、以下のウェブサイトの格付付与方針に掲載しています。
http://www.r-i.co.jp/jpn/ratingpolicy/index.html
格付符号とその定義は、以下のウェブサイトに掲載しています。
http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/definition/index.html
格付関係者
ふくおかフィナンシャルグループ、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行
注
格付関係者は、金融商品取引業等に関する内閣府令第三百七条に基づいて、R&Iが判断したものです。
利用した主要な情報
品質確保のための措置
情報提供者
決算書類、開示情報
公認会計士の監査済みである、またはそれに準じた信頼性が確保さ
れている決算書類であること。一般に開示された、またはそれに準じ
た信頼性が確保されている情報であること。
格付関係者
信用格付の前提、意義及び限界
R&Iの信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約
定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見です。R&Iは信用格付によって、個々の債
務等の流動性リスク、市場価値リスク、価格変動リスク等、信用リスク以外のリスクについて、何
ら意見を表明するものではありません。信用格付は、いかなる意味においても、現在・過去・将来
の事実の表明ではありません。また、R&Iは、明示・黙示を問わず、提供する信用格付、又はその
他の意見についての正確性、適時性、完全性、商品性、及び特定目的への適合性その他一切の事項
について、いかなる保証もしていません。
R&Iは、信用格付を行うに際して用いた情報に対し、品質確保の措置を講じていますが、これら
の情報の正確性等について独自に検証しているわけではありません。R&Iは、必要と判断した場合
には、信用格付を変更することがあります。また、資料・情報の不足や、その他の状況により、信
用格付を保留したり、取り下げたりすることがあります。
利息・配当の繰り延べ、元本の返済猶予、債務免除等の条項がある債務等の格付は、その蓋然性
が高まったとR&Iが判断した場合、発行体格付又は保険金支払能力とのノッチ差を拡大することが
あります。
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信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信
用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の
検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発
行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。
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