2016 年 2 月 25 日 課税問題委員会 2016 年 2 月度 JJC 理事会 課税問題委員会報告事項 1.貿易投資環境整備委員会(PROMOSI)提言事項に関するその後の進捗について 第一回 PROMOSI に於いて課税問題委員会として提言した 7 項目については、過去 3 回 の対話結果を踏まえ、重点討議事項を双方の共通認識とすべく以下①、②に関し国税 総局宛レターを作成し手交しました。 ① 輸入時の法人税前払制度(PPH22) 制度の全廃や課税率の引き下げによる PPh22 制度の最適化の検討を提案。 ② 月次法人税予納制度(PPH25)の減免申請 近隣各国の制度を説明の上、アカウンタビリティの高い企業が、期中の会計実績に 基づき割り出した予測値から、予納税額を設定できる税制改正を提案。 又①、②に加え日系企業で問題となっている下記③SE-26 についても国税総局へ改善を 要請します。 ③ VAT インボイス連番に関する通達(SE-26) 同通達を根拠に、連番付与日以前発行の VAT インボイスは無効としてペナルティ ーが課せられるトラブルが続出。一方、第二回国税総局との対話においては適正に VAT 申告されている限りペナルティーは不要というコメントを得ており、当局へ周 知徹底を要請します。 ④ 提言した 7 項目のその他 4 項目(GTP/LRTP、税務調査、移転価格、APA/MPA)につ いても優先順位や交渉窓口を再検討のうえ当局との対話を進めます。 2.税務問題アンケート 例年定点観測として行っている税務問題アンケートは、1 月 19 日に JJC 法人会員企業 向け発信いたしました。2 月 15 日現在で約 100 社回収。課税問題委員からも提出依頼 を行うなど回収努力の上、集計作業に入っております。なお、結果につきましては分 析の上、別途ご報告いたします。 以 上
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