英語 早稲田大学 国際教養学部 1/2 試験時間(英語)85 分 (英語リスニング)50 分 <全体分析> 解答形式 READING SECTION、LISTENING SECTION がマーク式で、WRITING SECTION が記述式。 分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化) 出題の特徴 READING SECTION、WRITING SECTION、LISTENING SECTION の3つの部門で構成され、そ れぞれ2題ずつ出題される形式は例年通り。 その他トピックス ・READING SECTION:2013 年度以降出題されていた「パラグラフの趣旨に関する設問」が出題されな かった。Ⅱの英文は、同じテーマの7つの短編で構成されている。総ワード数は 2,000 に近い。 ・WRITING SECTION:日本語による大意要約と自由英作文の組み合わせは例年どおりで、自由英作文は 「自分の考えを述べる」形式で出題されている。 ・LISTENING SECTION:4択問題と内容真偽(TF 型)の組み合わせは例年どおり。モノローグの放送 が、従来2回だったのが、1回になった。 <大問分析> 番号 Ⅰ 区分 読解総合 出題分野・テーマ コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 「子どもの肥満は 語義選択、内容不一致、空所補充、タイトル選択 妊娠中の母親の運 英文は長文で、パラグラフの数も多いが、比較的読み 動量と関係がある」 やすいので、内容不一致の正解は絞りやすい。 (1,143 words) 難易度 標準 Ⅱ 読解総合 「夢で見たことか ら金持ちになった 男」 (1,943 words) 内容一致、内容不一致、空所補充 内容一致の設問は、従来、パラグラフ単位で問われて いたが、今年度は、短編ごとに問われている。英文の 総語数は多いが、平易な英語で書かれており、内容は 把握しやすい。 標準 Ⅲ 英文解釈 「ユネスコの世界 「中心となるポイントを日本語で簡潔にまとめよ」と 遺産の問題点」 いう指示がある。 (320 words) 制限字数はないものの、解答欄から判断して、150 字 前後でまとめることになるだろう。 標準 Ⅳ 英作文 Ⅰ Ⅱ 「中学と高校が別 の制度と中高一貫 の制度のどちらが 好ましいか」につい て自分の考えを述 べる 「自分の考えを支持する理由と具体例」を書くように という指示がある。 解答欄のスペースに収まるように、100~120 語を目 安に書くとよいだろう。 やや難 聞き取り モノローグ モノローグを1回聞いて、内容真偽の 13 の設問に答 える(設問のリード文と選択肢は印刷されている) 。 標準 聞き取り インタビュー インタビューの内容を1回聞いて、内容一致の 11 の 設問に答える(選択肢は印刷されている) 。 標準 注:区分は「英文解釈」 「読解総合」 「英作文」 「文法・語法」 「聞き取り」 「その他」 難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として 判断しています。 © 河合塾 2016 年 英語 早稲田大学 国際教養学部 2/2 <学習対策> ・読解総合問題…長文を題材に、パラグラフの内容を問う設問が出題されることが多いので、各パラグラフ の趣旨を正確に把握しながら、文章を読む練習が不可欠である。日頃から、幅広いジャンルの英文を数多 く読み込んで速読力をつけておくこと。 ・大意要約問題…英文を読み、その趣旨を日本語で簡潔にまとめる練習をしておくこと。 ・自由英作文問題…与えられたテーマについて自分の意見を英文でまとめる訓練をすること。その際、自分 の言いたい論旨が明確に伝わるような文章を書くように努めること。 ・リスニング問題…レクチャーやインタビュー形式の聞き取りに慣れておくこと。 © 河合塾 2016 年
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