給食だより 平成28年 東大和保育園 節分の豆まきは、季節の変わり目に起きやすい体調不良(邪気= 鬼)を払い、福を呼び込むために行います。そして、鬼をやっつけるために使 われるのが、大きな豆=「大豆」です。 暦のうえでは春ですが、寒い日が続き、暖かい春の日ざしは まだ遠いようです。 1年で一番寒い時期~風邪やインフルエンザに負けずに 過ごすには、食事が大切です。 バランス良くいろいろな物を食べ、元気に春を迎えましょう。 大豆はさまざまな栄養素が含まれている、バランスのよい 食材です。大豆のたんぱく質は野菜や穀物よりも肉に近い ので、「畑の肉」ともいわれています。大豆からできるもの には、モヤシ・枝豆・油・きなこ・みそ・しょうゆ・豆腐などさまざま です。いろいろな料理を食べて、大豆パワーを 吸収しましょう。 スープの すすめ 寒い 季節 チョコレートの話 温かい汁物は、冬にぴったり。消化酵素の 働きを促進して消化・吸収を助けてくれる他、のど越 しも温かく、体を芯からぽかぽかにしてくれます。冷 めにくくするには、具だくさんにした汁物に、片栗粉 などで緩くとろみをつけるとよいでしょう。他にも、 適当な長さに折った乾麺や、白玉だんごを加えて煮 たり、しょうがの搾り汁やごま油を数滴加えたりする など、食感や風味に変化がつくようにアレンジ するのもおすすめです。 秋から冬にかけてよく食べられる 温州みかんには、かぜの予防に役 立つ栄養素が豊富。皮膚や粘膜を 強化して免疫力を増すビタミンC やβ-カロテン、気管支の筋肉を緩 め、せきを鎮める効果のあるシネフ ィリンも含まれています。白い綿状 の甘皮や薄皮もいっしょに食べれ ば、ビタミンPや食物繊維もとれま す。アメリカでは、手で簡単に皮が むけて、テレビを見ながらでも食べ られることから「テレビオレンジ」と も呼ばれています。 チョコレートの成分は「カカオ」 です。カカオにはポリフェノールや リラックス効果の高い栄養素がた くさん入っています。ちょっと疲れ たときに食べるのにおすすめで す。しかし、カフェインが入ってい るので、3 歳以上になってから与 えましょう。また、脂肪や糖分が多 いので、食事に影響が出て食欲減 退につながりやすくなります。与 えるときは量を決めて、食べた後 は歯みがきやうがいをするように 約束してから与えましょう。
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