琵琶湖固有種ビワオオウズムシ

資料提供
(県政・南部同時)
提 供 日 :平成 27 年(2015 年)3 月 13 日(金)
部
局:琵琶湖環境部
所
属:滋賀県立琵琶湖博物館
担
当:桑原雅之
電
話:077-568-4811
E - m a i l:
琵琶湖博物館 水族トピック展示
琵琶湖固有種ビワオオウズムシ
ビワオオウズムシ( Bdellocephala annandalei )は、琵琶湖の固有種で、体長は大
きいものでは 5cm ほどにもなる日本最大のプラナリアの仲間です。
水深 30m以深の水温 8 度前後の湖底をはいまわって、ミミズなどを食べているようで
すが、詳しい生態はまだよくわかっていません。10 月頃から 4 月頃にかけて卵のうが見
られることから、この頃が繁殖期ではないかと考えられます。湖底の環境の悪化により
生息数が減少していると考えられることから、環境省のレッドリスト 2012 年版では絶滅
危惧Ⅰ類、滋賀県レッドデータブック 2010 年版では絶滅危機増大種に指定されています。
小さなあまり目立たない生きものですが、見る機会が少ないので、この機会にぜひご
覧ください。
期
間:平成 27(2015)年 3 月 3 日(火)~3 月 22 日(日)
展示場所:琵琶湖博物館水族展示室
ふれあい体験室横トピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。
ビワオオウズムシ( Bdellocephala annandalei )