1 三角形 ABC の外心を O,重心を G,内心を I とする. ¡! 1 ¡! (1) OG = OA が成り立つならば,三角形 ABC は直角三角形であることを証明せよ. 3 ¡! ¡! 1 (2) k が k Ë を満たす実数で,OG = kOA が成り立つならば,三角形 ABC は二等辺三角形であること 3 を証明せよ. ¡ ! ¡! (3) OI ¢ BC = 0 が成り立つならば,三角形 ABC は二等辺三角形であることを証明せよ. ( 千葉大学 2011 ) 2 放物線 y = x2 と直線 y = ax + b によって囲まれる領域を D = f(x; y) j x2 5 y 5 ax + bg とし,D の面積が 9 であるとする.座標平面上で,x 座標,y 座標が共に整数である点を格子点と呼ぶ. 2 (1) a = 0 のとき,D に含まれる格子点の個数を求めよ. (2) a; b が共に整数であるとき,D に含まれる格子点の個数は,a; b の値によらず一定であることを示せ. ( 千葉大学 2010 ) 3 数直線の原点上にある点が,以下の規則で移動する試行を考える. ( 規則) サイコロを振って出た目が奇数の場合は,正の方向に 1 移動し,出た目が偶数の場合は,負の 方向に 1 移動する. k 回の試行の後の,点の座標を X(k) とする. (1) X(10) = 0 である確率を求めよ. (2) X(1) Ë 0; X(2) Ë 0; Ý; X(5) Ë 0 であって,かつ,X(6) = 0 となる確率を求めよ. (3) X(1) Ë 0; X(2) Ë 0; Ý; X(9) Ë 0 であって,かつ,X(10) = 0 となる確率を求めよ. ( 千葉大学 2010 ) 4 ¡ ! ¡! ¡ ! ¡! 4ABC は,1 辺の長さが 1 の正三角形で,t は正の実数とする. b = AB, c = AC とおく.直線 AB; AC ¡! ¡ ! ¡! ¡ ! 上にそれぞれ点 D; E があり,AD = t b ,AE = t c をみたしている.正三角形 4ADE の重心を G,線 分 BE の中点を M とする. ¡! ¡! (1) 内積 MC ¢ MG を計算せよ. (2) t が正の実数全体を動くとき,4CGM の面積を最小にする t の値と,そのときの面積を求めよ. ( 千葉大学 2010 ) 5 1 から 9 までの番号をつけた 9 枚のカードがある.このなかから無作為に 4 枚のカード を同時に取り出し, カードに書かれた 4 つの番号の積を X とおく. (1) X が 5 の倍数になる確率を求めよ. (2) X が 12 の倍数になる確率を求めよ. (3) X が平方数になる確率を求めよ.ただし ,X が平方数であるとは,ある自然数 n を用いて X = n 2 と表 されることである. ( 千葉大学 2009 ) 6 平面上の 4ABC において,辺 AB を 4 : 3 に内分する点を D,辺 BC を 1 : 2 に内分する点を E とし,線分 AE と CD の交点を O とする. ¡! ¡ ! ¡! ¡ ! ¡! ¡ ! ¡ ! (1) AB = p ; AC = q とするとき,ベクトル AO を p ; q で表せ. (2) 点 O が 4ABC の外接円の中心になるとき,3 辺 AB,BC,CA の長さの 2 乗の比を求めよ. ( 千葉大学 2008 ) 7 1 から n までの番号が書かれた n 枚のカードがある.この n 枚のカード の中から 1 枚を取り出し ,その番 号を記録してからもとに戻す.この操作を 3 回繰り返す.記録した 3 個の番号が 3 つとも異なる場合には 大きい方から 2 番目の値を X とする.2 つが一致し,1 つがこれと異なる場合には,2 つの同じ値を X と し,3 つとも同じならその値を X とする. (1) 確率 P(X 5 k) (k = 1; 2; Ý; n) を求めよ. (2) 確率 P(X = k) (k = 1; 2; Ý; n) を求めよ. (3) P(X = k) が最大となる k の値はいくつか. ( 千葉大学 2008 ) 8 連立不等式 x + y 5 3,x + y = ¡1,y 5 3x + 3,y = 3x ¡ 1 の表す領域を D とするとき,次の問に答 えよ. (1) 領域 D を図示せよ. (2) 点 (x; y) が領域 D を動くとき,x ¡ y の最大値を求めよ. (3) 点 (x; y) が領域 D を動くとき,y ¡ (x ¡ 1)2 の最大値を求めよ. ( 東京海洋大学 2010 ) 9 三角形 OAB において,辺 OA を 1 : 2 に内分する点を P,辺 OB を 1 : 2 に内分する点を Q,辺 OB を 2 : 1 ¡! ¡ ! ¡! ¡ ! に内分する点を R,辺 AB の中点を S とする.OA = a ,OB = b とするとき,次の問に答えよ. ¡! ¡ ! ¡ ! ¡ ! ¡ ! ¡ ! (1) PR ? QS となるための条件を j a j,j b j と内積 a ¢ b を用いて表せ. ¡! ¡ ! ¡ ! ¡ ! (2) PR ? QS かつ j a j = 1 のとき,j b j のとりうる値の範囲を求めよ. ( 東京海洋大学 2010 ) 10 次の不等式 1,2,3 を同時にみたす領域を A,不等式 1,2,3,4 を同時にみたす領域を B とする. y 5 ¡4x2 + 24x ¡ 20 ÝÝ1 y5 ¡x2 + 16 ÝÝ3 y=0 ÝÝ2 a 5 x 5 a + 1 ÝÝ4 ただし,0 < a < 4 とする.このとき,次の問に答えよ. (1) 領域 A の面積を求めよ. (2) 領域 B の面積が最大になるときの a の値を求めよ. ( 東京海洋大学 2010 )
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