情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/2/9) マーケットデータ(2016/2/5) ※リート平均配当利回りは2016年1月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 金利 (%) 騰落率 リート平均 配当利回り 終値 騰落率 先進国(含日本) 851.81 -3.9% 4.11 先進国(除日本) 845.94 -4.5% 4.18 日本 381.32 +2.4% 米国 1035.69 -1.9% 米ドル 116.87 783.36 +0.2% カナダドル 1038.87 -3.2% 英国 80.40 豪州 (%) 0.03 3.29 -3.5% 1.84 3.98 83.98 -3.1% 1.13 7.03 ユーロ 130.41 -0.6% 0.30 4.05 -2.6% 英ポンド 169.46 -1.8% 1.56 3.17 604.74 +1.1% 豪ドル 82.62 -3.7% 2.55 5.19 シンガポール 462.42 +2.1% 82.96 -2.5% 2.15 6.62 香港 467.48 -2.3% 15.00 -3.6% 1.62 4.88 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港: S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2015/11/5~2016/2/5】 950 1,200 900 800 850 400 800 0 11/5 12/5 1/5 【2004/3/31~2016/2/5】 (ポイント) (ポイント) 2/5 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/2/1~2016/2/5) 【日本】 J-REIT市場は上昇しました。中国や米国の経済統計が弱含んだことから世界景気の減速懸念が高まり、 株式市場は大幅に下落しましたが、日銀のマイナス金利導入を背景とした利回り資産が選好されるとの 思惑からJ-REIT市場は逆行高となりました。利食いと見られる公募投信からの高水準の資金流出もその 他の投資部門からの買い需要によって吸収されたとみられます。なお、日銀は2月2日、3日、4日にJREITを各12億円買い入れており、これも下支えになったと見られます。 【米国】 米国リート市場は下落しました。1月のISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数、更には雇用者数 の伸びが事前予想を下回るなど経済統計が全般に弱含んだことを受け、景気の減速懸念が高まりました。 ただし、長期金利の低下傾向が続いたことから利回り資産には底堅い動きがみられました。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。1月の中国製造業PMIが3年ぶりの低水準に落ち込み、米国でも経済 統計が総じて弱含んだことを受けて世界経済の先行き不透明感が増したことが嫌気されました。ただし、 世界的な金利低下を背景に、リート市場の下落率は株式市場との比較では小さくなりました。英国の1月 の住宅価格は前月比で+1.7%と予想を上回る上昇となり、引き続き需給が引き締まっていることを示し ました。 【豪州】 豪州リート市場は上昇しました。世界経済の減速懸念を背景に、株式市場はやや軟調な動きとなりま したが、日銀のマイナス金利導入を背景とした利回り資産への資金流入の動きがリート市場を支えまし た。RBA(豪州準備銀行)は2月2日に金融政策理事会を開催し、大方の予想通り政策金利を2.0%で据え 置くことを決定しました。今後の金融政策に関し、国内での雇用回復の持続性や、金融市場の混乱の影 響が重要な判断材料となることを示し、追加利下げの可能性にも引き続き含みを残しました。 【アジア】 アジアリート市場はまちまちの展開となりました。1月の中国製造業PMIの下振れにより同国および周 辺経済の減速懸念が改めて高まり、香港では株式市場とともにリート市場も下落しました。一方シンガ ポールでは、米国景気のスローダウンから利上げのペースが鈍化するとの見方を背景に米ドルが下落、 シンガポールの市中金利を下押ししたことがきっかけとなり、リートの見直し買いの動きが見られまし た。 トピックス ■ リート市場の2015年の振り返りと今後の見通し(カナダ) 2015年のカナダリート市場は下落しました。低金利環境を背景とした資金運用難から、住宅市場には 国内外の投資資金が流入し大都市の住宅価格を押し上げたものの、カルガリーなどエネルギー産業への 依存度が高い都市で、オフィス等への需要が低迷したことが響きました。 2016年もこうした地域における不動産市況の見通しには不透明感が残ります。実質GDP(国内総生 産)成長率は鈍化しており、雇用環境も徐々に悪化しています。一方、カナダドル安がエネルギーや資 源価格の低迷の影響を多少は和らげることが見込まれます。 経済環境は全般に力強さに欠けるものの、カナダ経済への懸念を織り込む形で過去数カ月の間にバ リュエーションは調整が進み割安感も出てきています。モントリオールやトロントの不動産市場は比較 的堅調で、都市部の高級物件に関してはキャッシュフローの成長も期待できます。銘柄を選別すること でカナダリートにおいて比較的高いリターンの獲得も期待できると考えています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2015/11/5~2016/2/5) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 390 日本リート指数 360 330 300 11/5 12/5 1/5 《米国》 (ポイント) 1,200 2/5 (月/日) (円) 米国リート指数 1,100 123 1,000 119 900 11/5 12/5 1/5 2/5 115 1,280 11/5 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 米ドル/円 127 12/5 (円) 欧州リート指数 140 1,060 130 950 2/5 (月/日) ユーロ/円 150 1,170 1/5 120 11/5 12/5 1/5 《英国》 (ポイント) 96 11/5 2/5 (月/日) (円) 英国リート指数 195 89 185 82 175 75 165 11/5 12/5 1/5 2/5 (月/日) 11/5 12/5 1/5 2/5 (月/日) 英ポンド/円 12/5 1/5 2/5 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 93 580 88 540 83 500 豪ドル/円 78 11/5 12/5 1/5 2/5 《シンガポール》 (ポイント) 520 11/5 (月/日) (円) シンガポールリート指数 93 480 88 440 83 400 78 11/5 12/5 1/5 2/5 《香港》 (ポイント) 530 11/5 (月/日) (円) 香港リート指数 16.3 490 15.7 450 15.1 410 12/5 1/5 2/5 (月/日) シンガポールドル/円 12/5 1/5 2/5 (月/日) 香港ドル/円 14.5 11/5 12/5 1/5 2/5 (月/日) 11/5 12/5 1/5 2/5 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登 録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登 録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメ ント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円 換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジな し)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与 えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセット マネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするも のではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160209情報リートW-1 5/5
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