リート・ウィークリーレポート(2015/3/31)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/3/31)
マーケットデータ (2015/3/27)
※リート平均配当利回りは2015年2月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
927.62
-2.7%
3 .73
先進国(除日本)
927.72
-3.2%
3 .77
日本
384.96
+2.6%
米国
1110.24
-3.0%
米ドル
119.13
カ ナダ
850.56
+0.3%
カ ナダドル
1152.88
-0.1%
英国
88.09
豪州
0.38
3 .20
-0.8%
1.96
3 .43
94.47
-1.2%
1.37
6 .04
ユーロ
129.73
-0.1%
0.21
5 .09
-1.0%
英ポンド
177.37
-1.2%
1.54
2 .53
575.64
-1.8%
豪ドル
92.35
-1.1%
2.41
5 .17
シ ンガポール
501.85
+0.9%
シ ンガポール
ドル
86.98
-0.1%
2.23
5 .45
香港
499.31
+1.2%
香港ドル
15.36
-0.7%
1.50
4 .00
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
(ポイント)
1,000
【直近3カ月間:2014/12/26~2015/3/27】
(ポイント)
1,200
950
800
900
400
850
12/26
【2004/3/31~2015/3/27】
0
1/26
2/26
3/26
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2015/3/23∼2015/3/27)
【日本】
米経済指標の悪化が嫌気され株式市場に追随して下落する局面もありましたが、25日に東証リート指数連動型
上場投信の上場による期待買いがみられたことや、投資信託へ安定的に資金流入していることなどが下支えとなり
上昇しました。なお、日銀はJ-REITを3月26日、27日に各12億円買い入れました。
【米国】
先々週の利上げ観測後退を好感した大幅上昇の反動から利益確定売りが先行する展開となりました。また、週半
ばには、2月耐久財受注が市場予想を大きく下回ったことを受けて売りが加速しました。しかし、FRB(米連邦準備制
度理事会)議長による講演が利上げを急ぐ内容ではなかったことが安心材料となり週末は小幅に反発しました。
【欧州】
ユーロ圏の3月製造業PMIやサービス業PMIが市場予想を上回ったことが好感され上昇する局面もありましたが、
ギリシャの債務不履行懸念の再燃や、サウジアラビアによるイエメン反政府勢力に対する空爆の報道などが嫌気さ
れたことに加え、米株安も重石となり下落しました。しかし週末には、ECB(欧州中央銀行)総裁が、今月9日に開始
した国債買い入れが、月末までに目標の600億ユーロに達する見通しを明らかにしたことが支援材料となり反発しま
した。
【豪州】
米中の弱い経済指標や中東情勢不安など相次ぐ弱材料を背景にグローバルに株式市場は軟調な展開となり、昨
年来の高値圏にあるリートも弱含む展開となりました。しかしながら、バリュエーション面での値ごろ感から週後半に
は反発しました。
【アジア】
中国の3月HSBC製造業PMI速報値が景気判断の節目となる50を下回ったことが売り材料となったものの、中国政
府による景気支援政策期待が下支えとなりました。香港では、リンクリート(小売)が中国本土で初の物件取得を発
表したことをきっかけに買い戻しの動きが見られました。
トピックス
■物件の売買が活発なJ-REIT(日本)
年度末ということもあり3月中に、 IPO(新規公開)やPO(公募・売出)と同時に発表されたもの以外でも、先週末ま
でにリート各社は多くの物件の売買(取得14件、売却11件)を発表しています。取得の特徴としては、既に区分所有
権や共有持分を持つ物件で、他の所有者から持分を相対で取得するケースが目立ちました。一方、売却では、築
年が経過した物件や、立地や将来性について相対的に難があるような物件を直近鑑定価格と同等かそれ以上の
価格で売却するケースが目立ちました。これは保有物件全体の質の向上につながるものであると考えられます。
■オークランドのオフィス市況(ニュージーランド)
ニュージーランド経済の中心であるオークランド市は、オフィス市況がグローバルにみて最も良好な都市の一つで
す。特にビジネス街の中心に立地するプレミアムグレードオフィスはほとんど空室がなく、賃料上昇が続いています。
これは世界金融危機後、空室率が二桁となり供給がほとんどない状況が続く中、中国とのFTA(自由貿易協定)締
結後、同国の主要金融機関がオフィスを構えたこと等により需給がひっ迫したことが背景にあります。当面大きな供
給予定もなく、良好な市況が続くとみています。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2014/12/26∼2015/3/27)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
390
360
330
12/26
1/26
2/26
《米国》
(ポイント)
3/26
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,250
125
1,150
120
1,050
115
950
12/26
1/26
2/26
110
12/26
(円)
欧州リート指数
155
1,090
145
980
135
1/26
2/26
《英国》
(ポイント)
3/26
125
12/26
ユーロ/円
1/26
2/26
(月/日)
英国リート指数
(円)
192
89
184
82
176
1/26
2/26
3/26
3/26
3/26
(月/日)
96
75
12/26
2/26
(月/日)
1,200
870
12/26
1/26
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
3/26
米ドル/円
168
12/26
(月/日)
英ポンド/円
1/26
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
3/5
2/26
3/26
(月/日)
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《豪州》
(ポイント)
620
(円)
豪州リート指数
570
98
520
93
470
12/26
1/26
豪ドル/円
103
2/26
88
12/26
3/26
1/26
2/26
(月/日)
3/26
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
(円)
525
95
500
91
475
87
450
12/26
1/26
2/26
シンガポールドル/円
83
12/26
3/26
1/26
2/26
3/26
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
570
16.0
530
15.5
490
15.0
450
12/26
1/26
2/26
3/26
14.5
12/26
(月/日)
香港ドル/円
1/26
2/26
3/26
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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