春に⾏きたい学校・志望校・⽬標を決めることの重要性 「私には、春になったら⾏きたい学校がある」というように、⾏きたい学校があればそれが道標になります。 春に⾏きたい学校つまり志望校を決めるポイントはいくつもあります。 いくつもありますが、その中でもっとも重要なのは、今の成績だけで志望校を決めないということです。 どのくらいの期間勉強すれば、成績がどれくらい上がるか、を⾒込んで⽬標を設定することが重要です。 未来につかんでいるはずの合格から逆算して⽇々の勉強をすることができるか、ということです。 現在の学校の成績に⼀喜⼀憂して志望校を決めようとなさる⽅もいらっしゃいます。 しかし、そのような選択が適切とは申し上げにくいのです。 個別指導 HANA では、基礎から勉強をやり直すことで、最終的にほとんどの⽅が学⼒を⼤きく伸ばします。 なぜ、わざわざ⽬標・ゴールを設定するか ⽬標がないまま勉強することは、海で⽬的地なくさまよう船に乗るようなものです。 そもそもなぜ船に乗るのか、どこに⾏くのか、いつまで移動するのか、それらが明確にわからなければいけません。 ハッキリした⽬標がない受験⽣の場合、勉強しても成績がなかなか安定しないことが⾮常に多いのです。 得意な単元はたくさん勉強する、不得意な単元はあまり勉強しない、ということが起こるかもしれません。 調⼦がいいときは努⼒する、どうも調⼦がのらないときはやらずに済ます、ということも起きてくるかもしれません。 塾⽣⾃⾝がどこに向かって進んでいるのかわからず漠然とやる勉強には、道標がない状態です。 その結果、勉強に対して何となく積極的になれない、どうも本気でやれない、という気持ちも湧いてくるでしょう。 あれこれ迷ったり悩んだりして、本来使わなくていいはずの余計なエネルギーを使うことになるかもしれません。 ⽬標つまり受験ゴールがハッキリしますと、今私は何をすればいいか、今私に何が⾜りないかが⾒えてくるのです。 決められない・決まらないではなく、期限を決めて、⽬標を探し出す 重要なポイントとして、最初に春に⾏きたい学校つまり志望校を決めてしまうということです。 無謀なだけの選択はすべきではありませんが、現時点の成績だけで学校選びを限定しなくてもいいのです。 「この学校に⾏きたいから私はもっと勉強しよう︕」と思える学校を、選んでみてはいかがでしょうか。 ⾏きたい学校を探していくうちに、ぼんやりとしか⾒えていなかった受験の輪郭がだんだん⾒えてきます。 志望理由が「偏差値が合っているから」というものだとしたら、勉強していくモチベーションを保てていけるでしょうか。 親が「この学校いいんじゃないの」と決めた学校に⾏くために、「よしがんばろう︕」という気が起きるでしょうか。 ⼦ではなく親のほうが受験勉強に熱⼼なご家庭もあるでしょう。 勉強していくうちに、⼦よりも親のほうがどんどん受験に熱くなっていくということもあるかもしれません。 受験に対して、親の熱さはないよりもあったほうがいいはずですが、受験なさるのは親ではなく勉強するご本⼈です。 何に魅⼒を感じてその学校を選んだのかを塾⽣⾃⾝が納得できているかどうか認識する必要があるのです。 選んだはいいけど、受験学年の夏秋頃学校⾒学に⾏ってみたら、志望校に魅⼒を感じなくなってしまった。 何となくの気持ちで志望校を決めたつもりでいますと、志望校を選び直さなければいけなくなることも出てきます。 ネットや本を⾒て漠然と決めるのではなく、実際学校に⾜を運び、雰囲気や空気、特⻑を感じとることが基本です。 受験学年になる前から、知⼈や友⼈が⾏動する前から、気になる学校を⾒て回ることも必要となってくるでしょう。 あれこれ悩んでばかりいる⼈もたまにいますが、⾏動を起こしていくと悩む時間がどんどん減っていくことに気付きます。
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