化学 II 最終演習問題基礎・用語と構造(20160129)

化学 II 最終演習問題基礎・用語と構造(20160129)
担当
学生番号
問1
加藤
名前
次の用語の説明として正しいものを選択肢から選び記号で答えなさい。
イオン結合:
共有結合:
閉殻(オクテット)構造:
配座異性体:
立体異性体:
構造異性体:
A) イオン化することで閉殻構造を満たしたカチオンとアニオンが、静電的相互作用によりつくる結合。
B) 不対電子により形成される結合。結合を形成する二つの原子がそれぞれ電子を一つずつ提供する。
C) 原子の最外殻の電子軌道のうち s 軌道と p 軌道が満たされた状態。
D) 原子の最外殻の電子軌道がすべて電子で満たされた状態。
E) 原子の結合順は変わらないが、結合を切断しないと変換できない異性体
F) 同一の分子式を持つが原子の結合順序が違う異性体
G) 単結合の回転により生じる異性体
炭素原子に関する以下の記述の空欄 A-F を埋めて文章を完成させなさい。
問2
炭素原子は価電子が〔 A 〕個であるため、〔 B 〕構造をとるためには4個の電子が追加で必要
である。しかし、炭素原子は共有結合の形成に必要な〔 C 〕電子を二つしか有していないため、その
ままでは二本の共有結合しか形成できない。そこで、炭素原子は〔 D 〕軌道から〔 E 〕軌道へと
電子を昇位させることで 4 つの不対電子をつくりだす。また 4 本の共有結合を形成する際、2s、2p 軌道
を個別に利用すると、2s 軌道を利用した結合のみが非等価な結合となり、2p 軌道を利用した共有結合と
の間で反発が生じるため不安定になる。そのため、〔 F 〕軌道を形成して等価な 4 本の結合を形成す
る。
A:
B:
C:
D:
E:
F:
水素結合に関する以下の記述の空欄 A-E を埋めて文章を完成させなさい。
問3
水素結合は共有結合が分極して〔 A 〕結合となっている分子に生じる分子間での静電引力である。
例えば水分子では酸素原子と水素原子の〔 B 〕に差があるため〔 C 〕効果により共有結合電子に
偏りが生じて〔 A 〕結合となっている。そのため、酸素原子にδ〔 D 〕、水素原子にδ〔 E 〕
の部分電荷が生じており、この部分電荷により分子間での静電引力つまり水素結合を生じる。
A:
B:
D:
E:
C:
分子 B~D の分子 A との関係を選択肢から選び記号で答えなさい
問4
分
子
A
選択肢
分
子
B
H
H 3C OH
ア.配座異性体
H
分
子
C
Br
CH3
イ.鏡像体
問5
下の省略された構造について、右の例に習っ
て全ての原子と結合を省略せずに記載し、また
非共有電子対についても「:」で記載しなさい。
※ 全ての原子は閉殻構造に従っていることを
忘れないこと。
省略された構造
C13 H17 N1 O1
分子式
次の IUPAC 名に対応する有機化合物の構造を選択肢 A-F から選びなさい。
問6
Hexan-2-ol
Hexanoic acid
選択肢
A:
B:
C:
D:
E:
F:
次の構造に対応する IUPAC 名を選択肢 A-F から選びなさい。
問7
選択肢
A: 4-ethyl-2-methylpentane
B: 2,4-dimethylhexane
C: 3,5-dimethylhexane
D: 4-propylhexane
E: 4-ethylheptane
F: 4-methylheptane
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