都内飲食店事業者の震災等災害時「食」支援意向調査( 都内飲食店事業者の震災等災害時「食」支援意向調査(前編) 2015 年 3 月 11 日 一般社団法人エコ食品健究会 (防災&追悼&有事 炊き出しグランプリ事務局) 都内の多くの方々の日常の食の一端を担う飲食店が、災害時にどのような役割を果たす ことができるのでしょうか。炊き出しグランプリの事務局として「炊き出し等の食支援」 に焦点をあてアンケートを実施しました。 都内飲食店 1000 店舗に送付し 314 店舗からの回答を得ました。以下はそのアンケートの 質問内容と回答を集計したものです。 (本紙は前編とし、2015 年 5 月下旬に後編をホームページ等にて掲載します。) (Q1)もし今、震災等や災害が発生した場合に、あなたは(あなたの飲食店は)炊き出し 等の「食」を通じた支援を実施する意志はありますか? 22 91 ある どちらとも言えない ない 201 (Q2)Q1 で「はい」と回答した方に質問です。支援する際 どのような食べ物や料理や食 事を提供する予定ですか(意志を持っていますか)?その考え方について最も当てはまる 選択肢を選んでください。 35 30 33 25 20 24 15 10 12 11 11 ③ ④ ⑤ 5 0 ① ② 0 ⑥ 選択肢:①最寄りで販売している加工食品等を持ち込んでそのまま配布する(袋入りパンや 包装済みオニギリ等)、②自店が販売や提供している食品や 料理を提供する(牛丼屋が牛丼 を提供等)、③炊き出し用に開発したレシピに基づき料理し提供する、④災害状況や避難所 の実情に添うように検討してから食品や料理を提供する、⑤避難所の方々の食べたいとい う「食」の意見をなるべく反映して提供する、⑥その他 (Q3)炊き出し等の「食」の支援を実施する際に、どのような経緯や経路をたどり実施す れば良いと思いますか?もっともあてはまる選択肢を選んでください。 40 35 30 25 20 15 10 5 0 39 27 13 10 ① 2 ② ③ ④ ⑤ 選択肢:①親類関係からの要望に応える形で、②親類関係以外からの友人や知人からの要 望に応える形で、③災害救援ボランティアセンターや社会福祉協議会等の自治体要請等に 応募する形で、④まずは被災地に向かい困っている避難所の方々を見つけて、⑤その他 (Q4)炊き出し等の食支援を実施する際、どのような点に留意(気を配り)して実施します か?あてはまる選択肢を全て選んでください。 100 90 91 80 90 70 77 60 50 40 39 30 30 34 29 26 23 20 10 15 0 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 選択肢:①美味しさ、②料理の温かさや冷たさ(料理したものが美味しさを表現するために 必要な温度(例 お味噌汁の炊き出しは温かいものを提供)、③香り、④食中毒、⑤アレルギ ー、⑥食べる方の健康状態、⑦食べる方の年齢層(幼児や高齢者)に応じた食事(例 塩分 を抑える、辛味を抑える等々)、⑧被災者との会話(被災された方の気持ちに配慮)、⑨盛付 け(平等に量を均等化する、彩り等)、⑩バランスの良い栄養摂取 (Q5)Q1 で「ある」と回答した方に質問です。過去の災害時や想定訓練(防災訓練)等で、 炊き出し等の食支援を実際に経験したことがありますか? 12 ある ない 79 (Q6)Q1 で「ある」と回答した方に質問です。震災後のどの時期に炊き出し等の食の支援 が、被災者から最も必要とされていると思いますか。最も必要だと思われる時期を1つ選 んだください。 70 60 66 50 40 30 20 23 10 0 2 ① ② ③ 選択肢:①震災後の数日、②震災後の数週間、③震災後の数ヶ月 (Q7)Q1 で「ない」と回答された方に質問です。選択肢の中から最も当てはまる理由を選 択してください。 6 5 6 6 6 4 3 3 2 1 0 0 ① ② 1 ③ ④ ⑤ 0 ⑥ ⑦ 選択肢:①支援をやり切れるか自信がない、②ボランティア中の必要費用の調達(食材費 や交通費等)に目途が付くかわからない、③炊き出し等の食支援に必要な備品や什器等を 保有していない、④苦い想い出(東日本大震災等の災害時に炊き出し等の支援を実施した が、上手にオペレーションが出来なかった等々)、⑤自店に何らメリットがない、⑥単純に 面倒くさい、⑦その他 続 後編へ 後編へ
© Copyright 2024 ExpyDoc