焼津市一色の駿河海岸に新たな離岸堤を据付

⼤型クレーン 船は⾼さ
100メートル超
国⼟交通省中部地⽅整備局
静岡河川事務所
160119海岸課
焼津市一色の駿河海岸に新たな離岸堤を据付
生態系と波消し効果のハーモニー
駿河海岸において9基⽬となる有脚式離岸堤は、海底への据付を平成28年1⽉2⽇から、のべ7⽇間かけて
実施し、1⽉16⽇(⼟)に終えました。
有脚式離岸堤は、⾼波による災害から地域を守り、かつ⽣物環境を創出するもので、全⻑150メートル、幅
10メートル、⾼さ8メートルにもなる鉄筋コンクリート製の本体と42本の鋼管の杭によって構成されます。焼津市の
⼤井川港で本体を延⻑⽅向に7等分した状態で製作(1個900トン)し、⼤型のクレーン船により先⾏して海底
に設置した鋼製の杭にはめ込む形で、海⾯から約7m下の海底に据え付けました。
今後は、本体と鋼管杭との隙間を埋めるグラウト⼯事を、焼津市⼀⾊の海上において引き続き実施し、春頃に
は完成する⾒込みです。
鉄筋コンクリート製本体の最後の7個⽬を据え付けた平成28年1⽉16⽇(⼟)に
は、延べ50名ほどの焼津市の地元の⽅々や静岡県⽴科学技術⾼等学校の先⽣、
取材に来られた記者の⽅などへ、据付の状況や離岸堤の効果などについて現地説
明を「旬な現場」として、焼津市、⼯事関係者などと実施しました。