江戸川区中高生学習支援事業実施要綱 別紙6 (目的) 第1条 この事業

江戸川区中高生学習支援事業実施要綱
別紙6
(目的)
第1条
この事業は、中学生及び高校生相当の者(以下「中高生」という。
)を対象に、大学生等のボラ
ンティア(以下「学習支援ボランティア」という。
)による学習支援により学習習慣を定着させるとと
もに、学習支援ボランティアとの交流を通じて社会性を高め、将来に希望を持って自己実現に向けた
努力ができるよう、中高生の健全な育成を学校、家庭及び地域で連携して支援することを目的とする。
(対象者)
第2条
この事業の対象者は、江戸川区共育プラザを利用する中高生(以下「対象者」という。)とする。
(実施主体)
第3条
この事業の実施主体は江戸川区(以下「区」という。
)とする。ただし、学習支援の技能及び知
識があり、次条に揚げる事業内容を適切に実施することができると認めた者に委託して実施すること
ができる。
(事業の内容)
第4条
この事業の内容は、次に掲げるものとする。
⑴
対象者の学習習慣を定着させ、基礎的な学力向上を図るための学習指導
⑵
対象者が高校・大学に進学するために必要な学習指導
⑶
対象者の社会性の育成
⑷
対象者が安心して通える居場所の提供
⑸
対象者に対する学習・進路・生活相談
⑹
その他この事業の目的達成に資する事項
(実施体制)
第5条
事業実施団体は、学習支援ボランティアの募集・選定、教材の作成、学習支援ボランティア等
の総合的な統括管理を行うコーディネーターを配置する。
(学習支援児童名簿の作成)
第6条
学習支援ボランティアによる支援を希望する対象者は、初回参加時に中高生学習支援事業参加
申込書を事業実施団体に提出しなければならない。
2
事業実施団体は、支援対象者名簿を作成し、当該名簿の適正な管理等に努めなければならない。
(学習支援ボランティアの登録)
第7条
事業実施団体は、近隣の大学等に協力を求めて学習支援ボランティアを募集し、中高生の健全
育成に理解と熱意を有すると認められる者であって、中高生に対して適切な学習支援等ができるもの
の中から学習支援ボランティアを選定する。この場合において、学習支援ボランティアは、この事業
の目的を理解し、中高生の発達の段階に対する知識を有し、中高生を受容し共感できる者を優先的に
選定するものとする。
2
事業実施団体は、前項の規定により学習支援ボランティアとして選定された者を登録し、学習支援
ボランティア名簿を作成する。
3
前項の学習支援ボランティア名簿には、学習支援ボランティアの支援可能な教科、学年等必要な内
容も併せて登録する。
4
事業実施団体は、必要に応じ、学習支援ボランティアに対し、研修を年1回以上実施する。
(実施方法)
第8条
この事業は、次に定めるところにより実施する。
⑴
事業実施団体は、区が指定する会場において、支援の希望がある対象者に学習支援を実施する。
⑵
事業実施団体は、対象者の出席管理並びに会場内の環境及び安全管理をする。
⑶
学習支援の回数は、別に定める実施期間中に 1 会場において 50 回を上限とし、1回当たりの開催
時間は、おおむね3時間以内とする。
(報告)
第9条
事業実施団体は、毎月、中高生学習支援事業実施報告書を翌月の 10 日までに区長へ報告するも
のとする。
(関係機関との連携)
第 10 条
事業実施団体は、この事業の実施に当たって必要と認めたときは、区に報告をし、関係機関と
連携を図り、必要な支援につなげるものとする。
(個人情報の取扱い)
第 11 条
事業実施団体、コーディネーター、学習支援ボランティアその他の従事者は、この事業の実施
に当たって知り得た対象者及び保護者の個人情報を漏らしてはならない。事業終了後も同様とする。
(補足)
第 12 条
付
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、文化共育部長が別に定める。
則
この要綱は、平成 28 年4月1日から施行する。