平成 27 年度 北上市地域防災計画の見直し(案)の概要 2 主な修正内容

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平成 27 年度
北上市地域防災計画の見直し(案)の概要
北 上 市 消 防 防 災 課 ( 平 成 28年 2 月 4 日 )
計画修正の趣旨
東日本大震災に係る災害対応の検証、災害対策基本法、防災基本計画(国)、原子力災害対策指針(国)、岩手県地域防災計画の改正等に伴い、所要の修正を行うもの。
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主な修正内容
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(1)
東日 本 大震 災に 係 る 災害 対 応検 証を 踏 ま えた 見 直し
地 震 の 想 定 ( 震災 対 策 編 第 1 章 第 4 節 )
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(1)
原 子 力 災 害 対 策 編 の 新 設 ( 原 子 力 災 害対 策 編 )
東日本大震災を踏まえて、過去の最大クラスの地震を想定した被害想定及びそれに基づく
原子力災害の広域的な影響等に鑑み、国の防災基本計画原子力災害対策編及び原子力災
減災目標の策定を進めることとする。
(2)
害対策指針に定める対策等のうち、本市において、あらかじめ講じる必要があると認めら
防災文化の継承(本編第2章第1節)
地震・津波災害の経験や教訓を次世代に継承し、「防災文化」として将 来に活かすことに
より、地域防災力の向上を図ることとする。
(3)
原子 力 災害 対策 指 針 (国 ) の改 定等 に 伴 う見 直 し
れる対策等について定める。
(2)
主 な 対 策 等 ( 原子 力 対 策 編 第 1 章 か ら 第 5 章 ま で )
ア
原子力災害発生情報の収集・伝達・提供、影響把握に関する対策
災 害 時 に お け る 個 人 情 報 の 取 扱 い ( 本編 第 1 章 第 3 節 の 2 )
イ
住民等への影響回避等に関する対策
災害時における被災者支援において個人情報を適切に活用することができるように、北上
ウ
復旧に向けた対策
市個人情報保護条例の規定に従って、あらかじめ必要な取扱いを定めることとする。
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(1)
災害 対 策基 本法 の 改 正に 伴 う 見 直し
ア
防災知識の普及等にあたり防災に関する知識を有する者と連携することとする。
地 域 に お け る 自 主 的 な 防 災 活 動 に 係 る 「 地 区 防 災 計 画 」 の 提 案 に つ い て 位 置 付 け る と とも
イ
愛玩動物との同行避難について、知識の普及等を図ることとする。
避難準備情報、避難勧告及び避難指示の具体的な基準について定める。
避 難 行 動 要 支援者 名 簿 の 作 成 及 び 更 新 等 に つ い て 定 め る と と も に 、 避 難 時 に お け る 当 該 名
イ
避難所運営に係るマニュアル等を整備し、円滑な設置・運営を図ることとする。
災害拠点病院の整備、医療機関の相互支援体制の構築等について定める。
道 路 管 理 者 に よ る 放 置 車 両 等 の 運 転 手 等 へ の 移 動 命 令 な ど 、 緊 急 通 行 車 両 の 通 行 ル ー トを
イ
岩手DMATの体制強化、医薬品及び医療資機材の供給体制の整備等について定める。
(4)
土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 ( 本 編 第 2 章第 15節 )
被 災 者 台 帳 の 作 成 及 び 罹 災 証 明 書 の 交 付 ( 本 編 第 4 章 第 2 節)
土砂災害警戒区域等について、防災情報の収集及び伝達、避難、救助その他土砂災害を防
止するために必要な警戒避難体制を整備することとする。
防 災 基 本計 画( 国 ) の修 正 に伴 う 見 直 し
防災知識の普及(本編第2章第1節)
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(1)
その 他 の見 直し
そ の 他 所 要 の 見 直 し ( 全 体)
各種防災知識の普及に併せて、被災地支援に関する知識の普及に努めることとする。
ア
法 改 正 等 に よる 用 語 の 整 理 、 関 係 機 関 の 組 織 変 更 等 に 伴 う 所 要 の 修 正 を 行 う 。
防 災 訓 練 計 画 (本 編 第 2 章 第 3 節 )
イ
市内部の組織変更、職員災害初動マニュアル等の改定に伴う所要の修正を行う。
地域において発生する可能性の高い複合災害も想定して訓練を行うことなどを定める。
(3)
災 害 医 療 体 制 整 備 計 画 ( 本 編 第 2 章 第5 節 の 2 )
ア
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(2)
(3)
緊 急 通 行 ル ー ト 確 保 の た め の 放 置 車 両 対 策 ( 本 編第 3 章 第 6節 )
被災者支援のため、被災者台帳の作成及び罹災証明書の交付を行うこととする。
(1)
避 難 対 策 計 画 (本 編 第 2 章 第 5 節 )
ア
確保するための放置車両対策について定める。
(4)
(2)
住 民 等 の 円 滑 か つ 安 全 な 避 難 の 確 保 (本 編 第 2 章 第 5 節 ・ 第 3 章 第 15節 )
簿の効果的な利用について定める。
(3)
防 災 知 識 普 及 計 画 ( 本 編 第 2 章 第 1 節)
平 素 か ら の 防 災 へ の 取 組 の 強 化 ( 本 編第 2 章 第 2 節 )
に、住民等による地区内の防災活動の推進について定める。
(2)
(1)
岩手 県 地域 防災 計 画 の修 正 に伴 う見 直 し
避 難 対 策 計 画 (本 編 第 2 章 第 5 節 )
二次災害の発生を考慮しつつ、避難誘導、連携・連絡体制の整備を図ることとする。
※ 平 成 23年 度 ( 平 成 23年 12月 22日 防 災 会 議 ) 修 正 事 項 に つ い て
主な修正事項は次のとおりです。
ア 災害対策本部設置基準等の修正
イ 避難所の区分、設置基準、配備体制等の整備