栃木県 さくら市立喜連川

タイトル: ぼくの理想のおまわりさん
氏名: 岩倉 阿南
小学校名:栃木県 さくら市立喜連川小学校 五年
ぼくの理想のおまわりさんは、ロボットのおまわりさんです。
ぼくの考えるロボットのおまわりさんには、優れているところが三つあります。
一つ目は、人間には難しい事も、ロボットは簡単にできるところです。例えば、ロボッ
トのおまわりさんなら、犯人を追いかけて捕まえる時に、他のロボットや人と通信し、連
携して追いかけることができると思います。
二つ目は、普段の仕事の時に、道や落し物の情報を正確に伝えたり、常に最新の情報を
伝えられるところです。また、古い情報も忘れずに覚えておくことができるので、いつで
も必要な時にすぐひきだせると思います。
三つめは、ロボットなら、自分の欲などの感情がないので、それにじゃまされることな
く、公平に行動できるところです。多くのおまわりさんは、一生懸命に仕事をしていると
思いますが、その中でも、欲にかられて不正をしてしまう人がいると思います。ロボット
なら、そのような事もなくなると思います。
しかし、おまわりさんに必要なものが公平さだけかというと、そうではないと思います。
ぼくは、一般の人や被害にあった人と接するときに欠かせない「優しさ」や、悪い事をし
た人に対しての「情け」などの感情も、必要だと思います。その感情は、ミスや、下手を
すると不正につながりかねないものですが、それでもぼくは、それがおまわりさんに必要
な物だと思います。
だから、ぼくはロボットのおまわりさんには、感情を持たせずに、人間のおまわりさん
と一緒に行動するといいと考えました。そうすれば、人間のおまわりさんの感情がこみあ
げてしまう場面で、人間がロボットに命令した時には、ロボットは、その命令がまちがっ
ていたり、良い命令でない可能性があったりする時に、その命令に従わないようにしてお
けば、不正やミスも少なくなると思います。また、犯人を追いかける時などは、人間のお
まわりさんが後ろからロボットについていき、ロボットは、自分の中のコンピューターを
使って、犯人を追いかければいいと思います。さらに、人が入ると危険な場所などにも、
ロボットなら入れると思うので、そこでもロボットは人間の役に立ちます。
このように、人間とロボットが協力して活動すれば、おまわりさんがけがをするような
事も少なくなり、ミスや不正も防げ、その上、効率よく仕事ができると思います。
そんな人間とロボットが協力しあうような未来が、早くくればいいなと思います。